2016/04/18 のログ
■グリモワール > 「そんな我侭言わないの、一人くらい、傍に居ても大丈夫な人を作ったら如何?
分かれば宜しい♪」
両手を腰に当てて、ぐいっと胸を張ってみせる。どこか偉そうにみせている様な?
首を傾げて考えている誰かさんの様子に、同じ様に首を傾げてみよう。
「それなら、良い兄さんでいる事をお勧めします♪
ほらほらっ、そんな風に変な事を考えてるから駄目なんだよ?」
障壁の痺れに手を離した誰かさん、その懲りない様子に呆れた表情を浮かべてみる。
でも、可愛いって言われるのはやっぱりちょっとだけ嬉しいけど。
「え?出来るよ?
でも、変な事をずーっと考えちゃう悪いお兄さんの前で解いちゃうのは危ないでしょ?」
案外あっさりとそれは教えられるも、如何も簡単にはしてくれなさそうな雰囲気は感じれるだろう。
少なくとも、悪戯目的では触れれないと理解は出来るか。
そんな誰かさんの様子を眺めているも、困ったようにポリポリと頭を掻いて、少しだけ考える。
仕方ないな、なんて感じに苦笑を浮かべると、顔を上げて。
「名前、お互いの名前を知れば、障壁は緩まるよ。
でも、お兄さんにはまだ教えれないなー…もうちょっとお話をして、もうちょっとお兄さんの事を知れたら、教えてあげちゃうかもね?」
これで良いでしょ?と、そこまで教えて、ジッと顔を見詰める。
■アシュトン > どーなんだろーなー、仕事柄組むのがそもそも向いてないってのもあるけどさ。
そこまで信頼できる人物ってなると――うーむ。
(恋人か夫婦かってレベルになってくるが、そんなアテは当然ながらない。
我侭というか、諸所諸々事情というやつである
なお、視線が一瞬張られた胸元に行ったのは、言うまでも無かった)
良いも悪いも気分次第だからね、なろうとおもってなるのは難しいかもな。
うーむ……これは中々難儀だな……
(喉から唸り声を盛らして、思案げな声。
呪い断ちで無効化する手もあるが、相手に対応されると厳しいし。
何か手を打とうとしたら、そのまま逃げられる可能性も高そうだ)
まぁね。
自分から悪戯どんとこい!なんて子はそうそう居ないだろうね。
(仕方ないね、と軽くため息を一つ。
まー、ならば適当に話して、暇をつぶしてもいいかと切り替えにはいりつつ)
互いに多少は信用出来たら、って事か。
俺の事ねぇ、それじゃま基本的な自己紹介でもしておくか。
名前はアシュトンだ、苗字はない。
冒険者やら傭兵、そういう仕事をしてるロクデナシのお仲間だな。
(片目を閉じると、己の胸の辺りをとんとんと叩いた)
■グリモワール > 「あらら、それは可哀想ね?
慌てず騒がずゆっくりと探せば良いんじゃないかな?」
それでは今すぐに対応出来ないじゃないか、そんな事を言えなくもない。
上を見上げている視線、その視線が誰かさんでなく、空へと向けられた。
残念だが胸を見せるのはこれで終了、地面に置いてあった書物を胸元へと両手で抱えたからで。
「それじゃあ触れれないのは仕方ないよね?
諦める?せめて見るだけでもってサービスも在るけど、それだと虚しいもんね?」
クルクルッと緩やかに回る、ドレスの裾が舞い、先程に触れた太腿辺り迄が見えるくらいになるが…そこで足を止めてしまう。
ニヤニヤと意地悪な笑みを向けてみた。
「さてっと、もうちょっとお話をしたい処だけど、ちょっと行かないといけないの。
続きは又にでも、楽しいお話を期待しているね?
宜しく、アシュトン?呼び名くらいは分からないと不便だから、私はグリモアって呼んでくれて良いよ♪」
抱えていた両手から、書物がフワリと浮かび上がる。
そんな貴方にお別れのサービス♪なんて感じに、最後に自分からギュッと抱き付いてあげた。
どうやら胸が気になってたみたいだし、押し付けるようにしてしっかりと。
自分から触れた場合は障壁は発動しないからご安心を。
直ぐに身を離せば、浮いていた書物は胸元へと戻ってくるだろう。
抱え直すと、バイバイ♪って手を振れないから代わりに笑顔で挨拶をして、フワリと少女自体も浮かび上がれば、そのまま木々を抜けて姿を消していった。
■アシュトン > そもそも、一人には慣れてるからな。
気長に、俺の気持ちが変わるか、何かの切っ掛けでもあるのを待つとするさ。
(くくっと、小さく喉元で笑い声を浮かべると、ウィンクを一つ。
それほどと気にしている訳でもないようだ)
とりあえず、力技で強引にってのは無理だってのが分かった。
もっとも、真人間の俺に力技なんてそもそも向いてないんだがな。
さて、諦めるのも少々気に入らない所だが――見ると諦めるどころか、余計にやる気が出てしまうから困ったもんだね
(双眸細めて、肩を竦める仕草をする。
なお、ひらっと捲れて現れた太股は、しっかりと見ていたそうです)
何処で何時会うか分からんが、機会があればな。
グリモア……変わった名前だな。
(魔導書、魔法書を示す言葉、だったとは思うが。
それを裏付けるかのように、浮かび上がった本へと視線を向けた、その直後)
ぬぅお!?
(若干に素っ頓狂な声が響く。
自分からやるにはいいが、不意打ちでやられると弱いタイプだ。
強めに押し付けられた胸の感触に目を幾分と大きくと見開いて。
動きが止まっている間に、飛んで去ってゆく姿を見送る)
……ぬぅ、アレはなんだ、小悪魔とかそういうタイプなのか……
(消えていった方角を暫し見つめた後、緩くと息を吐き。
胸が触れた辺りを、軽く掌で触れて、から)
さて、俺もいくか
(ゆっくりと立ち上がれば、茂みの中、掻き分けつつ進んでいく)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からグリモワールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からアシュトンさんが去りました。