2016/01/11 のログ
■エレミヤ > 返される言に思わず言葉が詰まる。
青年の紡ぐ内容は想像するだけでも恐ろしい。赤くなればいいのやら、青くなればいいのやら、と些か忙しく。
魔術が使えた所で、使えない場面や効かない場面だって幾らでも想像できる。腕っぷしはからっきしだと自覚があればより一層不安は募る訳で。
「そっ、それは、そうなんですけど…っ」
それこそ、自分にはまだ早いのではなかろうか。とまでは頭が回らぬ単純な脳の造り。
元より口達者ではないが故、反論やら意見やらはぽんぽんとは出てこず、未だ混乱したまま何か上手い言を探そうと小さく呻き。
■ナルラ > 少女の表情がころころ変わる様子が楽しいのか、その表情を上機嫌で観察している
「ならば問題はないな、代価の支払いはダイラスまで到着してからで良い」
そう言って、ナルラは懐から銃を取り出せば、真上に向かって魔法の信号弾を撃ちだす
そしてしばらく立てば、一頭の黒い天馬が空を駆けてくる。
「もし責任をとって貰わないといいのなら、私の妾になるか?」
そう少女に問いかけ、天馬まで手をひけば、まず少女を天馬に乗せる。
■エレミヤ > 「あ、ああう…」
問題あります、ありまくりです。然しそれを上手に伝える術はすでに少女には無かった。
情けない声がはくはくと揺れる唇の隙間から零れ落ち、軈て脱力。
青年が撃ち出した信号弾の軌跡を眺める事暫し、現れた天馬に思わず感嘆の吐息を逃がすも、
「なっ―――なりません…!」
次いだ言に再び顔を真っ赤にして返した。
怒りか羞恥か。言わずもがな、後者なのは明白なのだろう。
青年に促される儘天馬へと乗れば後は身を任せてダイラスへと向かう事と―――。
■ナルラ > 「まあ良い、安心しろ今日はちゃんと柔らかい布団と温かい湯浴みにありつけるぞ」
そう言って少女を天馬に乗せれば自分もまた天馬に跨る。
「しっかりと馬の首につかまっていろよ」
そう言って手綱を握れば天馬は空を駆け、ダイラスへと駆けていく。
途中ナルラの手によって、エレミヤの身体は身体検査というか痴漢行為を繰り返されるのだが、実際どうなったかは二人のみが知ることで
■ナルラ > <続きます、ただし続きはROM禁部屋で>
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からエレミヤさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からナルラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にフレイさんが現れました。
■フレイ > 山中にやって来たのは薬草の採取の為。
街道の中でも難所と呼ばれる場所、そこから森の中へと足を踏み入れる。
目印になっている特殊な樹木を探し出し、その根元に生える薬草を摘み、皮袋へと。
一か所から大量に採取はせず、森の中を歩き回ってあちこちの群生地から少量ずつ頂戴していく。
その為に森の中を歩き回り、落ち葉を踏みしだく音が小さいとはいえ絶え間なく響いて行く。
それを気にする事はない。
いつもの事。
フードで顔の鼻より上を隠し、あちらこちらと歩き回り続けて行く。
■フレイ > 普通なら、何かの材料になる事はない極々普通の草。
その為に人間達に採取されるという事もない。
ただ、魔族の住む場所には生えては来ない、ただそれだけ。
森の中、下草を踏み分けてあちらこちらと集めて回る、
あれだけ歩き回っているのに靴にも着衣の裾にも汚れは着いていない。
そこに気付く人間がいるなら、気配で判じる事が出来る者なら、彼女が魔族である事に気付くかもしれない。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にマルティナさんが現れました。
■マルティナ > 今回の仕事は野草の採取。
報酬に釣られて引き受けてしまったが、目当ての野草を採取したまではいいが少々まずいことになっていた。
地図の見方を間違えていたようで、現在位置を完全に喪失してしまったのだ。
要するに迷子である。
「誰かー、誰かいませんかー…。」
場所が場所だけに賊の類を呼び寄せてしまう恐れもあったが、道に戻れる見込みのない迷子よりは力ずくの展開の方がマシだと判断して声を上げながらあてもなく彷徨う。
そうしていると足あとらしき真新しい痕跡を発見。
今度はその痕跡を追いかけるようにしながら進んでいく事に。
「近くに誰かいましたら、返事をしてくださーい…。」
警戒しつつも、声を張り上げながら足を進めていく。
■フレイ > 山中の奥に人は滅多に来ない。
潜んでいる山賊か、迷い込んだ何者か。
こちらも人間に擬態している身、無用な争いは起こしたくない。
どうやら声の主はこちらに向かってきている様子、さてどうするかと考えながら痕跡を徐々に消して行き、少し離れた場所へと宙を駆けて。
そのまま樹木の上にある枝にまるで重さが無いかのように舞い上がり、静かに身を隠す。
声の聞こえる方に顔を向け、気配を森に一体化させ、周囲を警戒しておいて。
■マルティナ > 暫く痕跡を追っているつもりであったが、途中からそれが不意に途絶えてしまった。
所詮素人の調査だから痕跡があると思い込んで全く何もない方へ進んでいただけなのか、誰か悪意のある者の仕掛けた罠なのか。
何にせよ僅かに見えた希望が途絶えた事もあり急激に心細くなってくる。
「だ、誰かー…、出てきて下さーい…。」
声に不安と恐怖が混じるのを隠せないまま、それでも声を上げる。
そして全くあてのないまま、更に前へ前へと進む。
■フレイ > 徐々に近づく姿をしっかりと観察していく。
どこかで見たようなと思い記憶をたどって。
ああ、と思い出す。
『クゼラのペットがこんな所で何をしてるんだい?』
声はフレイの得意とする水を操る力で空気中に拡散され、森全体から聞こえて来るように響く。
本人は樹上で身を隠したまま、様子を窺っていた。
クゼラの噂は有名。
ペットの話も有名。
ましてや淫魔ならばその手の話は嫌でも入ってくる。
■マルティナ > 予期せぬ名前を聞いて一瞬身を竦める。
とはいえこういう聞き方をするという事はこの声の主が飼い主のことを知る魔族勢力ということで、突然襲ってくるかもしれない得体のしれない相手よりは遥かに安全だと気づくと少しだけ安心した。
とりあえず事情を説明すれば助けてくれるかもしれない。
相手の不評を買わぬよう、投げかけられた声に嘘偽りなく答える。
「あ、あの、今は王都で冒険者をしていて、そのお仕事でやってきただけです…。それで道に迷ってしまいまして…。」
もっとキビキビと答えるつもりだったが、緊張や僅かな恐怖で声は少し震えてしまっていた。
■フレイ > 丁度相手の姿が見える木の上で様子をうかがう。
こちらの発した言葉におどおどと答えるのを見て。
『何だい、冒険者が道に迷うなんて……呆れたペットだねぇ』
緊張や恐怖は一目で見て取れる。
そういう人間は数多見てきているのだから。
身に着けている着衣も気には留めない。
領地にはもっと奇抜なのがごろごろしているのだから。
『世間ずれした元お姫様は、お供がいなくちゃ道も歩けないのかい?』
あえて手厳しい言葉を投げかける。
無論、この一見少女に何かの監視が付いている可能性が高い為に、それを見極めようという意図もあるのだが。
■マルティナ > 「うぐっ…。」
非常に痛いところを突かれて言葉に詰まる。
実際魔法が行使出来るなら多少の無茶は利くだろうと調子に乗っている面もあった。
その結果がろくにレンジャー技能の訓練もせず山中に立ち入っての迷子である。
「は、はい…。な、なので、よろしければ道を教えて頂きたく…。」
世間ずれした元お姫様、というのも全く間違いではない。
箱入りという程ではないが14年の姫生活と、魔族に捕まってからは殆どクゼラの元で飼われていたので世間ずれや世間知らずと言われてもその通りなのである。
「あ、あの、お姿をお見せできない事情があるのでしたら、ちょっと道を教えて頂けるだけでもいいので…。」
姿を現す気配のない声の主に、言葉を選びながら改めてお願いをする。
ちなみにマルティナは監視されてはいるが、監視ぐらいしか能のない低級の使い魔が見張っているだけである。
マルティナに危険が迫っていようが基本的に放置で、面白くなりそうなときだけ気まぐれに介入する困った飼い主なのである。
■フレイ > こちらの言葉に言葉を詰まらせるのを見て、やれやれとため息を吐く。
道を教えてくれと怯えながらも愚直に話すのを見て苦笑を浮かべる。
『道を教えるのは構わない。でも、その報酬を支払えるのかい?』
どうやら森に入って迷ったのも舐めてかかっていたためだろうと予想はつく。
こういった森を歩くには特殊なスキルが必要だというのは流石に知っているし、そういう冒険者とも遭遇している為に。
『姿を現してもねぇ……あのクゼラの事だ、ペットの監視はしてるだろうからね。あいつの目に触れるなんて、考えただけでもぞっとするよ』
もっとも、魔力を使えば低級の使い魔などどこにいるかは解ってしまう。
壊す事は簡単だが、取りあえずもう一度探りを入れてみようとする。
■マルティナ > 相変わらず痛いところを突いてきて思わず膝を付きそうになる。
「報酬は、お金なら少しは…。」
お金で満足する相手なのかは不明だが、多少の蓄えはある。
他の物を要求しているのなら何とも言えないが、これは交渉次第ということだろうか。
「あ、あの、現在地を教えて頂けるだけでもいいので、どうか助けてください…。」
交渉をしようにも相手の情報が殆どないし、そもそもそういう探りあいは非常に不得手な自覚もある。
情けないことだが、結局ただ頼み込む事しか今はできなかった。
それにしても飼い主は随分と嫌われているものである
嫌う気持ちも大いに分かってしまうが、これは誰にも言えない。
■フレイ > 『人間の作り出すモノに興味はないし、我ら魔族には価値のないもの』
お金、と言う言葉をあえてバッサリと切り捨てる。
実際には富裕層や王族からたんまりとせしめ、ある事に使っているのだが……
『クゼラも、面白い人間をペットにしたもんだねぇ……』
頼み込む様子に、ちょっとばかり仕掛けてみようかと。
右手を宙にさし伸ばして魔力を溜め、周囲を探る。
低級使い魔を見つければ、監視役の方に右手を伸ばす。
水の力と自分の力を利用した麻痺の魔法。
使い魔に当たれば当分の間は気を失う筈である。
■マルティナ > 交渉しようという気はあったのだが取り付く島もなかった。
とはいえ払いきれない金額を要求されるよりはマシだったのかもしれないと強引に前向きに考えて気力が折れそうなのを堪える。
「ご、ごめんなさい…。で、では、せめて何をご所望なのか教えて頂ければ…。」
交渉として考えれば相手の欲しいものをストレートに聞くのは悪手かもしれないが、どう話しを進めればいいのか全く糸口が見えない以上愚直になるしかない。
そうして言葉を作っているうちに監視役の使い魔は魔法を食らいあえなく気絶。
マルティナ本人からは、周囲で何か違和感のある気配がしたがそれが何かは確認できていなかった。
■フレイ > お金ではないと告げると愚直に訊ねてくる様子に苦笑して。
『私は淫魔。そう言えばわかるかしら……?』
何を所望かと聞かれれば自分の正体を明かす。
監視役の使い魔が伸びたのを見ても動じない様子から、彼女本人には見えていないと確認。
ついでに、物質転送役の使い魔にも麻痺の魔法を込めた右手を伸ばして。
上手く当たればこちらも伸びてしまうのだろう。
そうしてから自分の姿を徐々に元々も魔族の姿に戻していく。
『もう一度聞くわ。報酬は、何?』
周囲の下草がざわ、とざわめく。
本来の姿に戻りつつある淫魔に反応し、眷属でもある蛇が動き始めていて。
■マルティナ > 「い、淫魔…!」
ペットとはいえ魔族の国で暮らしていた以上、それがどんな存在かはよく知っている。
相手をさせられた事も何度もある種族である。
当然淫魔達が望む物も概ね検討はついてしまう。
「わ、分かりました…。助けて頂けるのでしたら、私の体を好きにして下さって構いません…。」
基本的に淫魔が要求するものといえば、精液や愛液、精気といったもの。
個人の好みや微妙な種族差によりある程度幅があるが、大体はそういったものだろう。
ならば、相手の好きなように体を使わせれば要求に添えるはずという考えからの答えである。
ちなみに、使い魔は二匹ともあえなく昏倒させられてしまっていたが結局マルティナはそれに気づく事はなかった。
■フレイ > 自分の正体を明かせば言葉に詰まる相手。
恐らくは同族との交わりも経験済みだろうと判断して。
『好きにして良いというのね?でも、私は下級淫魔じゃない、王族。覚悟はできるかしら?』
王族だと言えば、普通の淫魔よりも強い快感が得られ、奪われる精気も多いと解るだろうかと。
下級の使い魔が昏倒したのを確認すれば、空間を裂き、背中の荷物も、手にしていた革袋もその中へと。
そのままふわり、と彼女の背後……少し離れた場所に音も無く立つ。
黒いフード付きローブで顔の上半分を覆ってはいるが、暗赤色の身体にぴたりと貼りついたドレスに、片方にはきわどい所まで空いたスリット。
足元は漆黒のヒールと言う本来の姿で。
■マルティナ > 「は、はいっ、それで構いません…。」
どんな扱いをされようとここで野垂れ死ぬよりは遥かにマシである。
あるいはここで断って自力で帰り道を探すという選択肢もあるにはあるが、それはかなり分の悪い博打である。
ここは全面的に相手の要求を飲むしかない。
そしてようやく姿を現してくれた淫魔の王族は、流石に淫魔というだけあって蠱惑的な容姿をしていた。
その姿に思わず息を呑むと、そのまま土下座をして改めて懇願する。
「ありがとうございます…。お約束通り、この体を捧げますので、どうぞお気の済むようにお使い下さい…。」
■フレイ > 覚悟は出来ているかと問えば構わないという相手に薄く笑んで。
姿を現せば息を飲み、土下座をするのに眉根を寄せた。
「私は奴隷を愛する趣味はないわ。お立ちなさい。立って、どうされたいのかをちゃんと言って……」
フレイの一族は離れたままで精気を吸う事が出来、獲物が逃亡するのを防ぐためにその際に獲物に快感が走る。
無論、その度合いは獲物次第。
深く感じる者もいればそうでない者もいる。
感度が良ければその度合いも高いはず。
その見極めの為にほんの少し精気を吸いあげて様子を見る。
■マルティナ > どんな凄まじい責めがあるのかと覚悟はしていたが、どうされたいかという問いかけには少々困ってしまった。
今までこういった事は殆ど強引にやられてきたので、自分からというのは苦手なのである。
それに迂闊な事を言って相手の不評を買ってもいけない。
「で、では、ま、まずは精液を捧げたいと…。」
立ち上がるとそう答え、申し訳程度に男性器を隠していたカバーを取り去りついでにお尻にはめ込んでいた尻尾も抜き取った。
「ひあっ!?ふおっあっぁぁぁ!?」
折り悪くというか、尻尾を引き抜く瞬間と吸精のタイミングが重なってしまったのか予期せぬタイミングで強烈な快感が走った。
困惑したまま間抜けな声を上げながら、あっさりと射精してしまう。
既に勃起状態だった男根から精液が迸り前方へ撒き散らされる。
「はっ、ひっ…、はひぃぃ……。」
男根へは触れてもいない射精だがかなりの勢い。
辛うじて倒れずに踏みとどまっているが、お尻はぽっかりと開いたままで辺りは精液まみれと早速酷い有様に。
■フレイ > どうされたいかを問うと、躊躇しながら精液を捧げると言うのに頷いて見せる。
男性器の覆いを外し、尻尾を抜くタイミング。
吸精のタイミングと重なり、大量の精をぶちまけるのにも薄笑いを浮かべたままで。
「あらあら、随分とはしたない事。噂通り、クゼラに随分と躾けられているのね……」
かろうじて踏みとどまる様子にも容赦はない。
そのまま再びの吸精。
媚薬を使う必要はないかもしれないと思いながら勃起する程度までの吸精に留めて再び様子を窺おうと。
■マルティナ > 射精したばかりで触れてもいないのにもう勃起してしまっている。
淫魔というのだから、その程度の術は持ち合わせているのだろう。
「す、すみません…。勝手に、精液を漏らしてしまいまして…。」
相手が精液から精気を吸収するものだと勝手に思い込んでいたからこその発言だが、ぼんやりしながらも表情を伺うと不満な様子はない。
今のも狙い通りの事だったのかもしれないが確実な事は分からない以上、勃起させたまま改めて確認してみることに。
「あ、あの、精液を直接吸ったりは、しないのでしょうか…?無駄に出してしまっては、いけないと思いましたので…。」
■フレイ > じっとりと精気を吸って勃起状態まで導いて。
勝手に吐精したことの謝罪を聞けば薄笑いを浮かべたままで。
「いいのよ。何度でもイって。私たちは精液を吸う事もあるけれど、どちらかと言うと精気の方ね。たっぷり快楽に蕩けた精気は極上なの」
ほら、とまた精気を吸いあげて。
相手が吐精の快感で膝をつくほどにイかせようと試みて。
■マルティナ > とにかく好きに射精してしまってもいいようなので一安心。
だがほっとした瞬間またもや謎の快感に襲われ、またもや触れずに強制絶頂させられてしまう。
「いぎっ!?こ、これっ、ぐひぃぃぃ!!」
立ったまま背中を仰け反らせ、全く衰えない勢いで射精し続ける。
とはいえ精力よりも体の方が持ちこたえられず、手と膝を着いて四つん這いの態勢に。
「あっ、あぁぁぁぁっ…!ま、まだでるぅっ!?」
だがその態勢のまま、射精は続いている。
広く撒き散らされていた精液が足元に集中して吐き出されているため、マルティナの下には白い精液の水たまりがみるみるうちに貯まってきている。
■フレイ > 精気を吸いあげ、相手に快楽を与えればすぐに絶頂を迎えた。
これは感度もよさそうだし蕩けるのも早いだろうと。
四つん這いになった相手の背後に静かに移動して、水たまりを作るほどに吐精したのを見ると一旦吸精を止めて。
「精気を吸われると気持ち良いでしょう?それとも、お尻やおまんこを刺激する方が好み?それとも、そのチンポを突っ込む方が好きなのかしら?」
言いながら自分も膝をつき、相手の背中に人差し指で触れ、すぅっと下におろして行こうと。
お腹の辺りで前に手を回し、男性器を手で包んで優しく刺激しようとする。
■マルティナ > 「は、はひぃぃぃ…、す、すっごく、きもちいいですぅ…。」
怒涛の強制絶頂ですっかり快感に蕩けてしまい、恥ずかしがる事もなく素直に感想を口にしてしまっている。
そして今度は肛門に指を突っ込むと自分で広げて見せて。
「こ、今度はお尻…。お尻に下さいぃ…。おまんこより、お尻の方が好きなんですぅ…。」
こんな恥ずかしいおねだりも、蕩けた頭では進んでやってしまうのであった。
■フレイ > すっかり蕩けて気持ち良いという相手に満足そうに笑みを浮かべて見せる。
「ふふふ……とっても素敵よ……そう、お尻が好きなのね。自分で広げて、いやらしい子……」
進んで強請る様子に、落ちていた尻尾を拾い上げて綺麗に拭い、殊更ゆっくりとお尻に差し入れて行こうとして。
無論、焦らしの快感を与える為に精気をじわじわと吸って、更には前に回した手で男性器の根元をしっかりと戒めてやろうとする。
■マルティナ > 指を肛門から離して手を地面に付く。
そして四つん這いの格好になるとお尻への責めを期待して、肛門が物欲しそうにクパクパと開閉している。
「ご主人様にお尻をいっぱい、犯していただいて…。おまんこよりもお尻の方が大好きになっちゃったんです。尻尾も本当は、いつもお尻で気持よくなれて付けてるの好きなんですぅ…。」
聞かれてもいないのに恥ずかしい告白を始める。
そうしてお尻への責めを願うが、焦らされてなかなか初めてくれない。
射精の方も手で封じられている状態で、体は激しい快感を求めているのに今は生殺し状態である。
■フレイ > ゆっくりとした責めと吸精の効果はあったようで、吐精までも封じてから相手のイヤラシイ告白を聞き。
「本当にお尻が好きなのねぇ……もう、排泄器官じゃなくて、ケツマンコじゃない。いいわ、はしたなく何度もイきなさい。もっともっといやらしい言葉を言えば、もっともっと気持ち良くイけるわよ」
ゆっくり差し入れ、抜き出しかけていた尻尾を強く押し込み、そのまま抜き差しを始めて。
精気を吸い上げながら男性器を戒めていた手を離し、そこも手で何度も扱き上げて行こうとする。
■マルティナ > 尻尾についたプラグは結構な太さなのであるが、開発と拡張されきったマルティナのお尻はすんなりと飲み込んでしまう。
肛門でチュパチュパと、しゃぶるように貪欲に飲み込んでいく。
「んぃひぃぃぃぃ!!そ、そうですぅっ!私のお尻、排泄じゃなくてセックスとオナニー用のケツマンコになっちゃいましたぁぁぁ!!」
待望のお尻への刺激を受けながら、卑猥で恥ずかしい言葉を紡いでいく。
「あっ、ふひぃぃ今度はおチンポもっ、これすごっ…!!」
焦らされて射精を止められていたのとは一転して、今度は複数責め。
当然耐えられるはずもなく、また既に我慢しようという意思も放棄してしまっているため一擦りされるだけで簡単に射精してしまうように。
■フレイ > 「クゼラったら、趣味は悪いけれど……ペットの躾は流石ね」
小さく呟き、媚薬すら必要とせずに堕ちて行く彼女を見て。
はしたなく射精してしまうのを見ながらゆったりと快楽の糸が途切れない様に、でも体力を一気に削がないように注意しながら慎重に吸精も続けていく。
「蕩けた精気、とっても美味しいわよ……おチンポもいいけど、こっちでもイっちゃっていいのよ……ほら、ケツマンコ、太い尻尾でズボズボしてあげるわ」
こっち、とはお尻の事。
手に伝わる感触で弱い場所を徹底的に暴き、刺激しようとする。
前立腺があるならそれを暴き出し、強く押し上げ、射精を促し、ドライオーガズムを誘おうとして。
■マルティナ > 「んおおぉ!?ひょっ、そこっ、よわっ…!!」
まともな言葉にならなかったが、お尻の弱いところを探り当てられてしまったようだ。
トロトロに蕩けていたお尻は簡単にイッてしまう。
「ひゅごっ、ひゅごすぎっ、るぅ……!」
精力の方はまだまだ余裕がありそうだが、重度の連続絶頂で体力の方が負担に耐え切れなくなりつつある。
四つん這いで支える体もふらついてきているし、呂律も怪しい。
■フレイ > お尻の中の弱い所を探り、次いで前立腺も探し出せば簡単にお尻でイくのに楽しげにフードから覗く赤い唇をゆがませる。
「そう、凄いのね……」
そう言って刺激をゆったりとしたものへと変化させる。
体力的にもう持たないだろうと考えて。
「これが最後。一気に深く絶頂するといいわ………」
ぐちぐちとお尻を、男性器を刺激しながら耳元に唇を寄せて。
「想像しなさい。お尻を犯されて、おチンポも肉襞に飲まれてぐちゃぐちゃにされるの。おまんこも犯されるかもしれないわよ……気持ち良い所、一気に責め立てられて絶頂するの……」
がさ、と下草が揺らぎ、マルティナの男性器と同じぐらいの太さの蛇が現れて。
ただの蛇ではなく、フレイの眷属。つまりは魔獣の一種。
狙っているのはマルティナの女性器で、フレイの指示があれば一気に潜り込む心算。
それは相手に知らせずに、これから与える快楽の事だけを告げ、準備は良いか、とだけ問いかける。
■マルティナ > 呼吸も乱れてきて意識も飛びそう。
囁かれる言葉にコクコクと頷くが、こんな状態なので実際のところは完全に理解している訳ではなかった。
ただもっと凄い快感が来るという事だけは分かり、それを期待して待ち受ける。
■フレイ > 流石にこんな山の中で失神までさせるつもりはない。
深い絶頂だけを与え、蕩けた精気を貰うだけ。
「はしたなくイきなさい」
頷く相手の様子にお尻を犯す手と男性器を握り込む手が動いた瞬間、蛇の魔獣が女性器に侵入しようとする。
そのまま中で膣壁を刺激し、身体をうねらせ、奥の子宮口を狙う。
流石にその奥まで狙えば気を失ってしまいかねない。
男性器を扱く手は女性器のようにしなやかに、いやらしく扱き上げ、お尻を尻尾の様なプラグで犯す手は力強い振幅を繰り返して行こうと。
相手が絶頂すればそれに合わせて、気を失わない程度に精気を吸い上げて行くのだろう。
■マルティナ > 「おごっ…!おっ、んおおぉ……!」
ここに来てからの三点責め。
今まで直接刺激されていなかった膣内を突如抉られるもののしっかりと濡れていてすんなりと受け入れ簡単に快感へと変わっていく。
そしてくぐもった声を上げて身を震わせるが、それは苦しさだけではなく確かに快感の混じった声であった。
「イッ、いぎっ…、いぎひいぃぃぃ……!!」
そうして、声を絞り出すようにしながら三点同時絶頂。
消耗した体力では許容限界の快感に襲われ、一瞬だが意識が飛ぶ。
■フレイ > 緩やかに刺激していたが一転して、眷属を使っての3点責めに転じる。
ずちゃ、といやらしい水音を立てて女性器に眷属が潜り、男性器を、お尻を犯せば快楽の混じった声を上げ、ついには絶頂するのがわかった。
「ふふ……っふふふ……」
絶頂したのがわかれば責める手は緩やかに。
一瞬とはいえ飛んだ意識が戻れば、心地よい快楽だけが身体を包むはず。
女性器からは眷属がゆっくりと抜けおち腰に絡みつき、睾丸を優しく身体で刺激しようとして。
無論、絶頂した折にしっかりと精気は頂戴した。
後戯のような緩やかな快感を与え続けようとする。
■マルティナ > 嵐のような多重絶頂の後一瞬意識を飛ばしてしまったが、気づいてみれば意外にも優しく愛撫をされていた。
そして意識を戻した後は多少は冷静さを取り戻していた。
なので、今は優しい愛撫だがこれ以上搾るつもりならこちらの体力がもちそうにないという事もぼんやりとだが理解出来て少し焦る。
とりあえず、今のところは快感も穏やかなもので心地よいぐらいだがこのまま終わってくれるかどうかが分からないのは少々怖いところである。
■フレイ > 快楽に意識を飛ばした相手の意識が戻れば、緩やかな愛撫も徐々におさめていく。
絡みついていた眷属もするり、と地面へとのがれ、フレイの腰へと絡みついて。
男性器を、お尻を刺激していた手もやがて止めて。
「報酬は受け取ったわ。森を抜けるなら、そこにいる我が眷属について行きなさい。解りやすい道まで案内してくれるわ」
そう告げて静かに立ち上がる。
不思議とドレスにはしわ一つ寄っておらず、汚れも全くついてはいない。
「この次は、森に詳しい者と来るか、それなりの技術を身に着けて来なさい」
面白そうに唇をゆがめて笑い、指をさす。
そこには一匹の蛇。
大蛇とまでは行かないが、そこそこに大きなもの……1m強位の長さの蛇が彼女の方をじっと見つめているだろう。
■マルティナ > 快感から解放されて安心して一息つく。
道案内という言葉に顔を上げると、視線の先には大きな蛇がいてこちらを見ていた。
「あ、あれについていけばいいのですか…?ありがとう、ございます…。」
淫魔本人はといえば、あれだけの事があったというのに何事もなかったかのような様子である。
対して自分は息も絶え絶えで、自ら吐き出した精液があちこちにこびりついてもいて酷い有様である。
「色々と、お世話になりました…。仰られる通りこれからはもっと気をつけて臨みます。」
今日のことは完全に油断から招いた失態であったが、彼女のおかげで無事に帰れそうなので本心からお礼を言う。
と、ここに至ってまだ名乗ってもいない事にようやく気づいた。
「あの、もうご存知かもしれませんが私はクゼラ様のペットのマルティナ・ラーゲルフェルトと申します。…本当に、今日は助かりました。」
今更だが名乗った後礼を述べて、蛇についていくことに。
■フレイ > 眷属のうち、この森を住処としているものに道案内を指示した。
礼を言う相手に静かに頷いて、更には名乗る相手に面白そうに笑みを浮かべた。
「淫魔、アスタブレイメン家の領主、フレイ。詳しい事は貴方の主に聞くといいわ、マルティナ」
こちらも一応は名乗って。
きっと昏倒させた使い魔たちは目が覚めると同時にマルティナの気配を追って動き始めるのだろう。
足元に転がる使い魔に一瞥をくれただけで自らも彼女に背を向けた。
腰の眷属が肩口までやって来ればそれを撫でて、静かに場を去っていく。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からマルティナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からフレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 今日も今日とて適当に出歩く少女、その姿は九頭龍山脈のある場所にあった。
目の前にあるのはなにやら寂れてはいるも、結構な大きさの建物だ。
灯りが洩れているところをみると、何者かがそこで暮らしているか何かしていると思われた。
砦から王都へと戻る途中…その時は空を浮いて戻っていたが、たまたま目に付いたものだった。
その時は放置していたが…ふと気になって、こうしてやってきたのだ。
「ふふんっ、こういった場所に居るといえば…あれじゃろう?
大抵は悪巧みをしてるやら悪事を働いているやら、そんな連中じゃ。
どうせまともな蓄えではないのじゃ、妾が奪…もとい、回収しておいてやるかのぅ」
勝手な決めつけでやってきた上、やろうとしている事は相手が予想通りの相手であったとしても、同じ事である。
その辺りは気にする少女ではなかった。
■タマモ > 抜き足差し足…なんて事はせず、堂々と建物の入り口へと向かう。
そこには当然と言えば当然か、見張りが居る訳で…
相手からすれば、素性も分からぬ人間でもない相手が近付いてきているのだ、警戒をしているか各々獲物を手に取る。
…が、次の瞬間、見張り達に焦りの表情が浮かんだ。
なにやら叫んでいたのだろう、口をぱくぱくとさせてはいるが…声が発せられていない。
少女はにっこりと笑みを浮かべながら、歩調を変えず近付いていく。
こちらに向かおうとするもの、この状態を伝えようと後ろを振り返るもの、なにやら動こうとしたのだろう。
その動きがぴたりと今度は止まった。
その体が少しばかり浮き上がり…少女がぽん、と手を叩くと、どさりと皆地面に落ち、倒れ伏せたまま動かなくなる。
特に外傷とかはない、体が変に形を変えてもいない…全員ただ気絶をしているだけだ。
「ふふ…騒がれると面倒じゃからな、しばらく大人しくしておるんじゃぞ?」
くすくす笑いながら、何事もなかったかのように入り口を開き、中へと入っていった。
うん、どうやら相手は予想通り山賊か何かだったらしい。
ここで見張りもおらず、入り口をノックしたら普通に誰か出てきて対応されたらどうしようかとも思ってただけに、安心した。
■タマモ > 気配を隠すやら、音を消して動くやら、そんな芸当が出来る連中でもないだろう。
少し注意をしていれば、堂々と廊下やら歩いていても大丈夫だった。
感じから、そこまで大人数でもないのだろう…それも分かる。
目的の場所を探しながら、それなりに広い建物の中を歩き続けている。
適当に廊下を歩き、部屋があったらそこを調べる。
それを続けていけば、いずれは見付かるだろう。
目的の場所…あくどい事なりして集めた金品やらなにやらが集められてる場所だ。
…まぁ、考えてみればその場所を放置している訳もない。
気配を感じる辺りに向かえば良いものを、避けるようにして部屋を探索し続けていた。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にコヨミさんが現れました。
■コヨミ > その建物の宝物庫の中、一人の少女が囚われていた。
ダイラスから王都まで乗合馬車に乗ったのはいいが、途中で野党に襲われたのである。
護衛を始め多くの大人は盗賊たちに殺され、生き残っているのは自分くらい、恐らくこのまま人買いにでも売られるのだろうか。
「まったく、この国は治安が悪いのう」
ここから抜け出すのは簡単だ、いつもの通りぬらりとこの場を去ればいい
だが道中、自分の年頃の少女の一人歩きは明らかに怪しまれる。
抜けるのは良いが、王都まで連れの者がいる、それをどうやって見繕おうかと思案にくれていた。
「ん? 妙な?」
この建物に、新たな気配が入りこんだのを感じた、人買いが来たかとも思ったが、どうやら違うようだ。
助けに来た冒険者であれば、丁度いい王都まで送ってもらおうか……
■タマモ > さすがに、ずっとそんな事を続けていれば飽きがくる。
見付からないように、よりも、むしろ直接聞いた方が早いのではないか…?そんな事を考え出す。
と、ふと気を配っていたところに妙な気配が感じられた。
ぴくり、と耳が揺れる。
この感じは人間のものではない。…というよりも、馴染みのあるようなこの感覚は…
「………ふむ」
くるりと踵を返し、その気配のする方へと向かう。
距離的にはそうないか、そうせずに場所へと辿り着く。
だが、さすがに…そこはそこで見張りは居た。
後の流れは同じである、無音にし…気絶をさせる、簡単な事だ。
ちなみに、無音にするのは空気の流れを操れば簡単に出来る事である。
少女にはそれが可能だった。
「見張りっぽいのも居った、妙な気配もあるが…ここがそれっぽいかのぅ?」
まぁ、その気配が宝を守る番人であったとしても、そう問題はないだろう。
そんな舐め腐った考えで、がちゃりと扉を開け放ち、中へと足を踏み入れた。
■コヨミ > 「おやおや、これは珍しい……妖気だねぇ」
ひょこんと髪の毛がざわつく感覚に、ここに現れた客はアヤカシのたぐいだということが判る。
向こうもまた、こちらの気配を感じたのか、順調良くやってくる。
「ふむ、こうしてはいられないね」
そう言うと、少女は縛られていた縄からぬらりと抜け、そのまま宝物の前にひょんと立つ。
久方ぶりの同族との遭遇、誰が来るかと期待をしつつ扉が開くのを待っていた。
そして開かれる扉、そのシルエットから、古き知人の名前を出す
「おお、玉藻の前、玉藻の前ではないか懐かしいのう……」
だが近づけば、何やら自分の知る相手とは少々違うようにも感じる
「……はて?」
そう言って軽く小首をかしげる。
■タマモ > 開かれた扉、中に踏み入る少女。
そこに立っていたのは己よりも小さな少女だった。
そして、そこでやっとこの違和感が己と同じ妖気だと気付いた。
その姿に、己自身には覚えは無い。
が…先代、先々代の記憶の中にはその姿がある事を理解する。
いや、それはどうでも良い。
それよりも気になる事があった。
「お主、ぬらりひょん…じゃったか?
お主の知る玉藻の前は…妾が婆様じゃろう、妾は三代目じゃ。
………それよりも、なぜお主がこの世界におる?
どうやってこの世界にきたのじゃ?」
己がこの世界に来たのは己の転移と、この世界の転移による事故だ。
この目の前の存在も、同じ要領で来たのだろうか?それが気になったのだ。
■コヨミ > 「ほう、三代目かいや懐かしいのう」
そう言いながら目の前に現れた知り合いの孫だと聞けば、嬉しそうに近づき握手を求める。
「何、退屈を持て余して三千世界の旅を続けておるのよ
その地に住む様々な妖怪と友人になり、三千世界を繋ぐアヤカシの輪を繋ぐという旅をのう?」
そう言って、得意気に妖怪の名、個人の名と姿が書かれた手帳を得意げに見せる。
「で玉藻の孫よ、お主はどうしてココにおる?
三代にして世界を渡るほどの術を身に付けたのかえ?」
そう尋ねながら知人の孫の顔を楽しそうに覗き込む。
旅は道連れ、同様な術を使える相手がいるのであればまた楽しいものであろうと期待を含んだ瞳で
■タマモ > 「うむ、よもやこの世界で妾の知る者に会うのは予想外じゃ。
とはいえ…まぁ、今は妾が継いでおるのじゃ、敬って良いぞ?」
えっへんと胸を張る。
いや、相手は年上だって。むしろお前が敬え。と突っ込まれそうだ。
「むむむ…旅を…という事は、戻る方法とかを知る訳ではないんじゃのぅ…」
まぁ、他の妖怪を知らぬ訳ではないのだが…そこまでの興味は持ってなかった。
なので、ぽんっと出されてもぱっとすぐに出てこない、それが現状である。
見せられる手帳を見るも…少し思い出すように考え、ぽんっと手を打ちやっと出るくらいであった。
「うぐっ…妾は、あれじゃ…この世界の者が転移でなにやら悪戯をしたらしくてのぅ?
妾の転移と何かあったのか、事故を起こしてこの世界に呼ばれてしまったのじゃ。
………今は戻る方法を探しておる途中じゃな」
覗き込む相手を見詰めるように、説明をする。
説明をしながら…こう、改めて己の立場を再認識し、はふ、と溜息をつく。
とはいえ、己の知る存在が居るというのは少々気持ちが軽くなるかもしれない。
■コヨミ > 「敬うというか、妾の方が年上じゃぞ?」
と胸を張る少女に可笑しそうに笑みを浮かべる
その様子を見守るのは、やはり孫のような感覚がするからだろうか
「戻る? 玉藻の孫よ、主の意思でここにやってきた訳ではないのか」
そう言って手帳を懐にしまい込む
「戻ろうと思えば戻れるぞ? じゃが多少の鍛錬は必要じゃが」
コヨミの言葉はタマモにとって意外かもしれない、ソレをさらりと口にする。
「ただ世界を移動するには、術の技量だけでなくタイミングもいる
今すぐに戻りたいと言っても無理じゃぞ?
その時が来るまで、この世界を楽しむのがよかろう?」
■タマモ > 「………大丈夫じゃ、見た目は妾の方が上なのじゃ」
にこーっと笑みを浮かべて答える。
大事なのは見た目ではなく中身です。
「な、なん…じゃと…!?」
己の意思でやってきた訳ではなく、戻る手段を探している。
その答えが意外とあっさりと返ってきたのだが…
驚きが半分、他が半分といった雰囲気だった。
驚きの部分は戻ろうと思えば戻れる事。
もう半分は…鍛錬が必要であるとの事だ。
少女は非常に面倒な事が嫌いだった。
もっとも…先代の記憶と力があれば、そう難しくはないのかもしれないが。
「そうなのか…むぅ…仕方ないのぅ…
まぁ、ここの生活も少しは慣れてきたところじゃ。
楽しめるかは分からぬが…気分的に少しは楽になったのぅ」
ふむ、と自分の言葉に改めて思うところがあるか、一つ頷く。