2015/11/27 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にルーフェンさんが現れました。
ルーフェン > 返り血に髪や衣服を汚しているにもかかわらず、満足気な表情は久方ぶりに食事が出来たからであった
捕らえた牝鹿は肉も柔らかく、夢中になって貪り食った…がしかし、悲しいかな、人の身に変じている以上、
まるまる1匹食いきれる筈もなく、残ったソレは持ち帰るには少々難しくそのまま放置してきたが、放っておいても
小動物や何かが綺麗に片付けてくれるはずである

「ここいらであったか…?」

山道を記憶を頼りに進んでいく
鼻をスンスン、と鳴らし匂いを辿るようにして森の奥へと進めば、以前に見つけた天然の温泉にたどり着く
山賊の現れる街道の傍ということもあり人は近づかないのであろう、使われている形跡もない
血に汚れた衣服を脱ぎ、ぽい、と湯の中へ投げ入れ、次いで自分も湯の中に飛び込む

「かぁー…生き返る…」

竜の姿であったらばバシンバシン、と尾を地面に叩きつけて心地よさを表した事と思う

ルーフェン > しばらく湯に浸かり、身体を擦るようにして汚れを落とす
身体を綺麗にすれば、衣服の汚れた部分を手で揉み解すようにして汚れを落としていくのだが、これがなかなか難しい
元々、見よう見まねであったから尚の事である

「面倒だな…よくもまあ、こんな事を…」

愚痴を零しながらも衣服を傷つけないように注意しながら衣服をもみ洗いしていく
しばらく続ければ、汚れが抜け衣服も多少は綺麗になる。
もう少し続ければ完全に綺麗になりそうであるが、面倒になり、汚れを落とした諸々を
近くの風通しの良い場所に立っている木に蔦を使って吊るし乾かしておく

「服が乾くまでしばらく、温まっておくか…」

一仕事を終えて満足気な表情で温泉へと飛び込めば、服が乾くまでしばらくのんびりと湯につかっていたようだった

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からルーフェンさんが去りました。