2020/06/23 のログ
■タピオカ > 「ふ、……ぁ……。ぁ、……ぁはっ……」
目も真っ赤になって、顎の位置すら定まらない様相。
高熱を出したかのように震えながら、名前を呼んでもらえて。
くっ、と両肩がすくむ。膣内で暴れ狂った4本の触手を怯えながら睨むような、虚空を見続ける目つきのままで、ふにゃ、ぁ……。
頬肉だけ緊張感が解けた、そんな笑い方で笑った。
ショック状態ながら、タピオカとその整った唇が告げたのが嬉しかった。
頑張ったね、とねぎらってくれるのが嬉しかった。
自分の粗相で散らしてしまった床を掃除させてしまう。
口にはまだ、あのディーブキスの残り香が充満して頭がぼうっとしている。
相手に掃除をさせてしまった事を後から知れば、申し訳無さそうにするだろう。
ともあれ、彼女の膝の上でくたりと糸の切れた人形のように仰向けに倒れ込む。
膨らんだお腹は何とも言えない弾力をスーツをなぞる彼女の手に伝えていた。
中に精液が詰まっている。そう改めて確信するよな触れ心地。
「ひどい……よ……、レインお姉さま……。
僕のこと……妊婦さんになるまで、中出し……しちゃうなんて……。
あんなに太いの、4本もいれちゃうなんて……。
でも……良いよ、……お姉さまのこと、憎んで、ない……。
憎むどころか……、その……、……。……手だって、……押し込んでくれても、……良いよ……。だって僕……。レインお姉さまのことが……。
――ぇっ、えっ……?あっ、あの……!お姉さまぁっ……!?
わっ!わっ!待って!うぅぅぅぅ!ぁ……!あぁぁぁ苦しいぃっ!
押さないでっ……!がっ、はっっ……、ゃめ、……ャメて、……ぇぇぇっ……!
――ふぁああああああああああ!わあぁああああああああッ!」
すん、すんっ、……。嗚咽に鼻を盛んに鳴らしながら、子供のように膨れたお腹をもだもだと揺する。優しげな様子になった彼女に甘えるように細い声を上げる。
不思議と、撫でられていると腹部の腫れ上がるよな圧迫感が和らいでいく気がした。
荒々しさと穏やかさを交互にぶつけられると、何とも言えない甘い疼きが全身に広がるのを感じる。自分の身体に手を埋められるのは、怖い。けれど、……この相手なら、それを許せる気がした。痛みを我慢、できる気がした。その事に続いて、ほんのりと浮かぶ好きの気持ち。苦痛と圧迫の末に生まれた感情を恥ずかしそうに告げようとして。――慌てた。お腹はもう、文字通りの一杯だ。圧がかかれば、どこかに逃げようとするしかない。触手で塞がれた身のどこにも精液は行き場がなく、内側からの膨張が喉元までせり上がって苦悶に歪む表情。息すら潰れて、ぱくぱくと口元を開閉させながら相手の言葉を耳にし。何をするつもりか知って、瞳に再び涙が滲み。
――恥も外見もない、そんな叫び声。丸く広げられた膣口から、解放された精液が一斉に飛び出す。白い濁流がぶしゃぁぁあああ!いやしい水音と共に月夜に向かって放たれた。それは空中廊下から眼下の港湾都市へと飛沫を上げて消えていき、細かい霧となって降り注いでいく。壊れた蛇口じみて注がれた熱を放射しながら、びぐううっ!びぐびぐびくううっ!びくんっ!びくうううっ!のたうちまわる膣口。精液の圧迫感から解放された下腹部が、ふしだらな絶頂を迎えてしまう。その”蛇口”の動きに奔流は上を向いたり跳ね回ったり。見るも淫らな”射精”を続けていき。すっかり惚けた顔で、身体のラインが元に戻っていく。
■レイン・レジネス > 孕み腹を圧迫すればどうなるか、想像はしていた。だが想像よりもう幾つか上等の見世物だった。
少女の細い身体とは言え、そのラインを崩す程の量ともなれば、ジョッキの一杯や二杯で収まらない量。
それを吐き出し続けるばかりか、あろうことか外界へ振りまいてしまおうとは──予想以上の有様に、くすくすと喉を鳴らして、
「ごめんねぇ」
と、また言う。それから追って言うには、
「〝押し込んでくれても良い〟って言うから、そうしちゃった。……けど、気持ちよかったでしょう?
それにきっと、これでもう……慣れた、かな? ……君は〝4本も〟って言うけれどさ。
結構、人間って凄いんだよぉ。両腕とも同時に押し込んじゃったりとか、出来る子もいるんだ。だから……」
流し込まれたものを全て吐き出し、ようやく元の厚みに戻った腹部を、撫でる。
甘え声を上げていた少女の頭を、幼子にそうするように、撫でる。
けれども、バニースーツの内側から引き抜かれた触手はまた再び、少女の身体に迫り纏わり付き始めるのだ。
苦しみに悶える姿がいちばん可愛らしい。そういう風に思ってしまった以上、終わったらもう一度、また苦しめたくて仕方がない。
次はどうしてやろうか。本当に腹の奥底まで手を差し入れてやろうか、次は卵でも産み付けてやろうか。
考えるだけで心の躍るような行為を多種夢想しながら、けれどもひとまず選んだ言葉はこれだ。
「……もっと〝お前〟を愛してもいいかな。もっと酷くて気持ちいいやり方で。ねぇ」
意志を問う。そして顔を寄せる。もう一度の口付けは普通の人間のように、唇と唇を重ねるだけ。
それ以上はこれからだ。問うたからには答えを待つ。そういう律儀さだけは不思議と備えている女だった。
けれど、答えが待てないのか重ねて発するのは、
「私のこと、好き……?」
そんな、どこか子供っぽい問いだった。
■タピオカ > 「……はっ……!ぁ……!はぁあああっ!ゃあああっ……!
ぁ、……はぁぁぁ……、はぁっ、はぁ……はぁぁぁぁ……。あぁぁぁぁ……。
ぃっぱい……、ぃっぱいだしちゃった……、出しながら……、……ィっちゃったぁぁ……」
自分が粗相して放った乳白色の飛沫すら信じられないような瞳で、
そしてそれで全て、たまり溜まったものが解放されて、
ただ液体を放出するだけで絶頂を迎えてしまう、初めての体験に恍惚と茫然自失の間に瞳を彷徨わせ。
「……ぅ……ん……。はぁぁ……。
とっても……、気持ちよかった……。
ん……。ふふっ。……撫でてもらえるのも、とっても気持ちよくて。しあわせ……。
ぁ、あっ……。レインお姉さまのお手てが、また僕のこと……、包んでくれるの……。――えへ。……僕も、お姉さまに愛されてみたい。酷く気持ちいいこと、……したい……」
撫でられあやされ、よく懐いた子犬が飼い主のお腹を見せる時の。
無防備な笑顔を見せて表情をリラックスさせ始める。
その細い手に憩うように少し瞳を伏せ。近づいてくる触手も、もはや拒むことはしない。たとえそれが、とても耐えきらない苦痛を連れてくるものだとしても。
それはお姉さまの、一部だから。
まるごと、小さくても自分の胸や身体で受け入れたい。
愛してほしいと囁いて、はにかむ笑みを浮かべ。
ちゅん。唇触れ合って。嬉しそうにくすくす肩を揺らし。
「うん。僕は、レインお姉さまのこと……。好き!
……へへ。……こういう好きは、いけないかな……?
痛いこと辛いことされて、とても耐えられないような事されて……。
でも、……でも……。レインお姉さまのこと、好きになっちゃった。
僕は、お姉さまになら……。酷くされてもいいよ。泣くほど嫌なこと、されてもいいよ……。僕のそんなかたちの愛、あげる。……だからレインお姉さま。僕のことも愛してほしいな……?レインお姉さまらしい、愛情を僕に注いで、ぶつけてほしいな……。
だから……。ね。お姉さま。今晩は、お姉さまのお家につれてって……?
僕が、お姉さまにふさわしいかどうか……。確かめて、ほしい、な……」
嗚咽の痕も唾液の痕も陵辱の痕も残ったまま。
触手のぬめりも残ったままの姿で。笑顔咲かせながら明るい声音で伝える。
たどたどしく、彼女へのそんな思いを拙く伝え。
今度は自分から唇を近づける。首を伸ばして、胸元へ。背を伸ばして、まぶたへ。そして、ゆっくりと思慕のこもった口づけを、唇へと触れ合わせ。
■レイン・レジネス > 口付け。睦言。行為の後の穏やかな時間。……先ほどまで行われていた事は、傍目にはきっと凄惨なものであったろうが。
人外の陵辱の果てに、好意の有無を問う言葉も、好きだと答える言葉も、いずれも常軌を逸したものかも知れない。
繰り返される口付けを、女は少しだけ擽ったそうな顔をして受け止めていた。そして。
「……いいよ。じゃあ、目一杯に酷くしてあげる。思いっきり、やりたいことをやりたいように。
お前が愛をくれると言ったんだ。ならもちろん受け取るよ。もちろん、たっぷりと返してあげる。
あぁ、どうしてあげようか。どこまでしてあげようか。……愉しみだなぁ」
陵辱の為に用いられていた触手が、少女の身体に巻き付く。
本来の腕より余程膂力があるのだろう。小さな身体とは言え、軽々と抱え上げて女は立ち上がった。
腕の中に収まった少女は、カジノの従業員らしい姿こそしているが、陵辱の痕跡は色濃く残したまま。
それに何か覆うものを被せるような配慮も無く、歩き始めるのだ。
向かう先は王都の富裕地区。古くからの家だ。相応に広く、空き部屋も多い。……公言出来ぬような部屋もある。
「此処なら、悲鳴を上げれば助けも来たかも知れないけど。
私の家なら本当に、どうやっても、どんなことをされても助けは来ないよ……ふふ、ふふふふ……」
この廊下まで来た道を逆向きに歩いて、カジノホールの扉を足で押し開けながら、
「……攫ってあげる、かわいい花嫁さん」
行為の最中の、嗜虐的な笑顔のままで、女は言った。
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