2019/04/09 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2 夜の酒場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 乾いたものが爆ぜる音がする。
七輪の中で、炭がはぜる音。
此処は、ダイラスの酒場。青い闘牛士服の男が座る席には、小さな七輪が一つ置いてあり、そこに帆立や海老が焼かれている。

「んん、暫くこういう豪華なご飯食べてなかったなあ」

この酒場では、新鮮な――と言っても、夜の酒場なので、鮮度はどうしたって落ちるが――海鮮を、自分の手で焼いて食べられるというのを売りにしている酒場だ。
男は、醤油やマヨネーズを載せた小皿や、酒の入ったジョッキを手元に置いて、焼き上がるのを待っている。

「さて、いい匂いもしてきた。そろそろかな……?」

クレス・ローベルク > 裏もしっかり焼いて、いよいよ食べごろになった食材。
まずは海老を取って、醤油を少し付けて食べてみる。

「ううん、うまい!ぷりっぷりだ」

噛めば噛むほど、海老の瑞々しい旨味が溢れる。
そこに、頼んでおいたエールをぐいと呑む。
苦味と甘味が海老の味を一旦リセットしてくれる。

「うん、帆立も美味い。そろそろ小魚も……」

七輪の上の食材を、端から順に片付けていく

クレス・ローベルク > ――食事は続く
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2 夜の酒場」からクレス・ローベルクさんが去りました。