2018/11/11 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」にボブさんが現れました。
ボブ > (カジノで小勝ちとは言えないくらい……とは言え大勝ちとも言い切れないくらいの勝ちの金を得た褐色肌の男は
一旦カジノチップを現金に換金した上でカジノに併設した酒場へと向かい、結構空席が目立つ店内の中から
カウンターのスツールに腰掛けて、ウイスキーのストレートとチェイサーを頼んでいけば、大きく息を吐いていって)

「ふぅ~~~、気が張り詰めてたよな……一瞬の隙を見せれば他の賭け客に喉元を食い破られるかもしれなかったし。
まだまだ賭け事をしてても良かったかもしれないが、さすがに心の方がもたねぇや」

(口から正直な本音…弱音に似た言葉を洩らしあげつつ、バーテンから差し出されたストレートのウイスキーを口に含み、
一切の気の緩みを許さなかった賭け事の場から解放された安堵の気持ちを込めて、大きく息を吐き捨てていくか)

ボブ > (ストレートのウイスキーを口に含み、そしてチェイサーを喉に流し込み、賭け事でやつれた心を癒していき)

「ふぅ~~、本当に完全に気が抜けちまったな。
一休みしたらもう一勝負っ!……と思っていたが、この気の緩みようだと、尻の毛まで毟られかねないな」

(小休止のつもりが完全に勝負意欲がそがれた男はカウンターのスツールから立ち上がれば、カウンターの天板の上に
硬貨を置き、男は寝床を取っている宿屋へと向かって、その姿を消していった)

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」からボブさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」に月永遠花夕さんが現れました。
月永遠花夕 > 【待ち合わせ中です】
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」に繰黎さんが現れました。
繰黎 > だろぉ?良い所も悪い所も、両方愛でてやらなくっちゃぁ……いやいや。料理は、美味しい一辺倒で良いけれど。

(自分の台詞、即座に否定。とはいえ、不味い物が大好き、という奇特な人間ばかりは。この世に居ないと思いたい。
とはいえ言葉の裏を返せば。それ以外に関しては幾らでも、清濁、併せ呑んでやろうという事だ。
なので彼に対しては……さて、どうなるだろう)

まぁこちとら、馴れ馴れしいって自覚は有る、かな。でも遠慮してちゃぁつまらないし?
…それは、それとして。向こうの――外つ国の方からの、ニンゲンに。出会ったのは久々だったから。
そこら辺も有るんじゃ…ないか、な、ぁ。
うふふ…?そんなに、格好良いかなぁ。でもでも、腕が二本在るのを。そんなに考え込むヒトなんて居ないだろ?
何か有って片っぽ無くした、とかじゃない限り。

(…少し、だけ。そんな言葉の中に、揺らぎ。
耳を、尾を、見て。もっともそれは、あくまでも表現に困った、という程度の物であって。
ヒトではないからどうだ、という類の。良しだの悪しだのの両極端へ、一気に相手への感情を変える種の。等ではなかった。
そもそも、驚いた――というよりは、寧ろ)

目に見えなきゃ、判らないに決まってるじゃないか。
そんな秘密が有るなら、とっととカミングアウトしてくれりゃ良いのに。
…何て言うか。面白そう……違うな、単純に、綺麗じゃないか。

(それが第一印象だった。それこそ、素っ頓狂な声が出てしまうくらいに。
髪に触れようと、片手を伸ばし…だが、指先が触れる前に引っ込めた。何せ)

っと、と。話は湯舟の中で。折角色々良い気分なのに、風邪なんか引いたら台無しだ。
んー…何でも良いんだよ。行きずり、ばったり、出会っただけ。お互いの事なんて何にも知らない。
だから、かゆうの事。私の事。今から知っていくネタなんて、きっと幾らでも在るだろぅ?

(首を傾げてみせながら、にへらと笑って。とっとと掛け湯に赴いた)

月永遠花夕 > そうかい。まあ、好みは人によるかと思うけど、不味い方がいいと思っている人はそういないだろうからね。(狂ったような辛いもの好きもいるにはいるけど、そういう人も不味いものが食いたいと思って食べている訳ではないだろう。たまにその辛さのレベル挑戦する人もいるみたいだけど。)

馴れ馴れしいという自覚はあるんだね。よかった、もし自覚がなかったらどうしようかと思ったけどね。(ボクはそう彼女をからかうように口にすると牙を覗かせながら笑った。不思議だね、ボクも馴れ馴れしい方だと思うけど、こうやって初対面の人をからかって遊ぶような事ってあまりない気がする。まあ、もしかしたら、彼女の性質がそうさせているのかもしれないのだけれど。)

え・・・格好よくない?ボクそういう言い回し嫌いじゃないんだけどな。(そう疑問を抱かれるとちょっと恥ずかしいな。うーん、もう。そういう言い方をされるとボクの価値観がズレてるように思えてくるじゃないか。)
まあ、確かに腕が2本あるの考え込む人間はいないけど、中々深く考えてみるのも楽しいかもしれないよ。(ボクは人差し指を立ててそう口にするけど、うん。そんな理由があってもなくてもいい事を考える人なんて彼女のいうとおり中々いないかもしれないな。)

(面白そうってこのこボクの耳を引っ張ったりするんじゃないかな。と思ってボクは慌てて耳を隠して彼女を少し警戒するように睨んだけれど、続けられた言葉は素直に嬉しいからとりあえず礼でも言ってやるかな)

綺麗って褒めてくれた事には素直にありがとうって言っておこうかな。
(うん、まあちょっと照れるし、ボクが言えるのはこの程度が限界だよね。まあボクは特にこの尾とか耳を秘密にはしてないのだけれど)
秘密にしてるつもりはないんだけどさ、学会があったからね。この耳と尻尾のままで壇上にたったら研究の方じゃなくてボクの方に興味が向いちゃうから困るんだよ。まあ、この宿だと獣みたいな格好だったから中々姿は晒しづらかったんだ悪かったね。そうだね。じゃあ早速質問だけどさ、女の子なのにいきなり見ず知らずのボクに肌を晒して恥ずかったりしないのかい?

(そう話しながらボクは彼女の近くにいくと木桶に湯を汲みながらそう聞く。ちょっとストレートすぎた?うんでもこんなずばっとした質問の方がなんだか面白そうだよね。ボクは湯を頭からかぶると身体をプルプルと震わせて水滴を辺りへと撒き散らした)

繰黎 > そうそう。それが自然、それが当然、っと。
あー…腐りかけが美味しいとか、そういう奴は偶に居るけど。珍味の類は例外…かなぁ。

(後は、世の中で好みの分かれる事甚だしい発酵食品だとか。生まれが違うと、何が美味しいと感じるかは、人それぞれだ。
もっとも、それもあくまで、美味しいか否かであって。敢えて不味い物が好きという訳ではない筈なので。理論は間違っていない、筈)

確信犯で御座います、って事で?
あはー、かゆうも割と、人の事言えないと思うんだけど、なぁ。

(からかわれる方も、面白いので嫌いじゃない。…からかう方がもっと好きなのは当然だが。
なので、戯れ合いめいた彼とのあれこれは、ひょっとすればこの部屋より、ディナーより。今夜の収穫かもしれず。
お陰で上機嫌は崩さない侭、彼と共に湯を汲んで)

格好良い、の方が好き?だとしたら、かゆうも立派な男の子だな、ぁ。ふふ。
私に難しい事を考えろっていうのは。何というか、酷だと思わないかな。
………そうだな、ぁ。もし、二本であるべき物が、三本生えていたら。  ……うわぁ。

(出来るなりに、難しい議題を考えてみたのだろうが。たちまち思考を中断し、渋い顔になった。
きっと脳内に浮かんだイメージが。何とも歪で奇妙な代物だったのだろう。
割とグロテスクな想像を、頭を振って脳内から追い払えば。低い腰掛けに座り込んで、ばしゃりと頭の上から湯を被る)

うんうん。…綺麗だと思うな。普段から見れないのが、勿体ないと思うくらいに。
勿論手触りも気になるけれど、どうせ濡れるからなー、其処の所は、乾かしてからのお楽しみで。
…んー…うん、うーん…?

(きっと、所謂もふもふだ。そういう快さもまた大好きだ。
引っ込められてしまった耳と尻尾に、ちぇー、などと声にして。
…とはいえ、分からないではない。彼自身は、別に隠してはいないというものの。
獣の耳などを持つ事が、この国ではどういう意味を持ち、どんな感情を招くのか。お登りさんでも重々承知している為に。
――これで本当に、全然平気だ、と言い切られてしまったら。良いのかよ、とツッコミの一つでも入れそうではあるが。
それから。此処まで来てからの、実に今更のような、彼の問い掛けに。
これまら今更考えさせられた、と言わんばかりに。瞬いて、首を傾げてみせる、後)

……そうだな、ぁ。
ぶっちゃけ今更、初心なネンネのつもりは無いから…とも言えるけど。
かゆうは、なんていうか。こういうの…気にしないタチだろうと。思ったからさ?

(そう、有る意味彼の耳や尾と同じように。我が身に刻まれた、身体中に張り巡らされた刺青…めいた刻印を。
紋の走る両腕を伸ばして拡げ。等しく絡み付いた胸元や腹を晒し、彼の方に身体毎振り返って)

寧ろ其処で、恥ずかしいのかどうか、なんて。普通の疑問が出て来るって辺りが――――っ、わ、ぷは…!?

(向いた途端。濡れた犬のような仕草で振りまかれた水を、顔から浴びる事になった。悲鳴)

月永遠花夕 > ボクが人のこと言えないって?そうかなあ。ボクは基本人見知りなんだよね。(うん、それが嘘なのは100も承知。でも何か面白そうだし、とりあえず否定しておこうかな。うん。)

駄目だよ。そんな2本あるべきものが3本あったらなんて想像したりしちゃあ。まあ、でも足が3本だったらズボンが履きにくそうだなあとかそういう事は考えるけどね。(彼女は中々ユニークな事を考えるのだなあ。様子を見るにあまりボクみたいには考えられなそう。まあ、そういうところはボクの方がきっと異質なのだろうけどね。)

うーん、お楽しみってなんだろう。。。それ後から触るって事だよね。まあ、いいんだけどさあ。あんまり乱暴に触っちゃやだよ。結構デリケートなんだからね。
(とりあえず、釘を刺しておこう。だってあんまり触られるとくすぐったいしね。彼女だったら永遠触ってきそうだしと考えちゃうのはちょっと失礼かな?)

まあ、キミのいうとおりボクは確かに気にしない質だけどね。(と、ちらりと彼女の身体の刻印を見る。なんかの本で読んだことあるんだけど、なんだったかな?正直ボクの専門外だからそんなパッと思い出せない。うん、何処かの民族の咒い?それともファッションなのかな?・・・と思ったけどそうは見えないな。あーだめだ、だめだ、こんなジロジロ見たら流石に失礼だよね。そう思うとボクは視線を元に戻した。もうちょっと仲良くなったら?聞いていいのかもしれないけど今、聞くのはやっぱりよしておこうかな。)

ああっ。ごめん、ごめん。大丈夫?癖・・・というか本能的にこうしちゃうんだよねえ。習性っていった方が近いのかな?大丈夫??(彼女の顔に両手を伸ばすと軽く顔を支えるようにして首をかしげる。うん、きっとあれだね。顔だけ見ると綺麗だしこんな開けっぴろげな性格の娘とは思えないね。そうは口にしないけど。さすがに言ったらきっと怒るんだろうなあ。。。)

繰黎 > 言えないさ、だって、本当に人見知りだったら。私の無茶ぶりだって、無視して退散決め込めば良かったじゃないか。
…物凄いお人好しだから、っていうなら、話は別だけど。

(此方も此方で、承知しているからこそ。からかい半分。だろう?と首を傾げてみせて)

…もう、思い浮かべちゃったじゃないか。足りないよりも、余っている、っていう方が怖いなコレ。
この国の魔法で、映像を記録する物とか有るらしいけど。
その中でも、誰の物か分からない、一人分多い手が、肩に置かれていたっていう怖い話がー…

(残念ながら。そういうネタを話題にするのは、主に真夏の夜だろう。今の季節は、余計に寒くなりそうだ。
大仰に肩を竦めて身震いすれば。いそいそと掛け湯の仕草を早める訳で)

勿論。あぁいうのは弄くり回してナンボだぞぅ?…まぁ、実際寝ている猫とかにやったら、反撃喰らうけど。
……かゆうにも反撃されるのかな。それは困るな、ぁ。

(現実に、野良猫辺りを弄り倒して、引っ掻かれるなりしたのだろう。実感の籠もりまくった遠い声。
反撃云々を気にするというのは。要するに先制攻撃の予告と同じ。弄り倒すのは確定事項、らしく)

そういう事さぁ、ゲテモノ扱いなりしてくる奴だったなら、赦さない。けれどかゆうは違うから。
で、後は見られた位で減るもんだとは思っていないから…かな。
……うふふ。きゃーとか言って物を投げつけてくるみたいな、そういうのの方が。男の子は好きなのかな。

(…実際の所。気にしないだろう、と見ているから。聞かれたら聞かれたで、割と素直に答えるつもり。
もっとも、呪いの存在云々よりも。それを如何様に用いるか、用いているか。
寧ろそういう話で退かれる可能性は、無きにしも非ずだから。どうしても言葉を選ぶ事にはなりそうだが。
後、今直ぐ口にしなかった理由はもう一つ。…結構な水滴を浴びせられて、噎せそうになったから、だ)

だっ…大丈夫、大丈夫…くそぅ。後で、弄る。絶対弄るからな、耳と言わず尾と言わず…

(とりあえず、宣戦布告第二段。耳と、尾と。後は何を弄れば良いのやらだが、それは言葉のあやという物だ。
頬を膨らませると。頬を挟む彼の手に、指を伸ばして。ちょっぴり手の甲を抓ってやる程度には、お返ししつつ。
さぁてどんな逆襲をしてやろうか、とぶつくさ零しながら立ち上がった。
抓った片手を、更に掴んで引っ張って。湯船の方に向かい出す)

月永遠花夕 > (意外にこの娘突っ込んでくるな。。。彼女がからかい半分で退散を決め込めばよかったじゃないというとボクはむぐぐと黙りこんだ。ああ、この娘なんかボクの扱かい方を解ってきたような感じだなあ。うーん)

怖い話は駄目だよ。もうさすがに季節外れだろっ。
(うあ、やだなあ、ボクこの手の話は苦手なんだよなあ。。。。妖なのに。ボクはそう彼女に突っ込むと身体に湯をかける。うう・・・こういう背筋が凍りそうな話されるとなおさら早く湯船にはいりたいね。)

いやいや駄目だって。擽ったかったりするんだからね。そりゃ猫も寝てるときにやられたら怒るよっ。特にボクがいやがってるのにそんな事したらどんな反撃をくらうか覚悟しておいてよね。(ちょっと怖がらせるために声を低くしてドスがきくように言ってみたけど、ボクそもそも元々が声が結構高いからなあ。あんまり、迫力でないかも。)

ゲテモノ扱いなんてとんでもない。ボクだって男だからね。女の子の身体は気になっちゃうものなんだよ。(っと、ごまかしたつもりだったけど、やっぱり見てるの気づかれてたか。ちょっと悪い事したかもしれないね。やっぱり知的好奇心がくすぐられたからといってジロジロ見るのはよくないね。)

だっ。。。わっ、ちょちょっと、ボク自分のタイミング、自分のタイミングで入るから。
(彼女に手をつねられながら湯船に入ったからちょっと途中で転びそうになっちゃったじゃないか。んもー乱暴だなあ。あ、でもすごい気持ちいいや。暖かい。)
ふー。
(ボクは心地よさげに息をつくと彼女の身体へと割と寄っていって彼女の肩へと顎を置いた。さすがに嫌がられるかな??)
さすが一等の部屋のお風呂だねー。気持ちいいー。

繰黎 > (それ以上はツッコまなかったものの。ふふーと声に出して笑った辺り。一本取った、という心算なのだろう。
おまけに、どうやら怖い話は得意じゃないらしい、と。明確な弱点…というか、弄り所を見付けたのなら。
それはそれは人の悪い笑みが、唇を吊り上げさせる。…今後の機会が有ったなら。何処で、このネタを振るのやら)

そっかそっか。擽ったい…か。確かにそれは怒りそうだなぁ、猫。
…ほう。ほほう、ほう。反撃…ねぇ?お人好しのかゆうが、どんな反撃をしてくれるのか…気になるなぁ?

(あ、これは言い過ぎたかも、と思わないでもないが。言ってしまった物は仕方ない。
片目を閉じてみせつつも…少しだけ。彼の反応を窺うような、一瞬の間。
もっとも、深く考え込む、という事はしないから。結局次の行動に移ってしまうのだが)

気になる?気になっちゃう?あ――っは、男の子から、それは当然か。
…うん。色々有るけど何というか…そういう見られ方はしていないというか、ヒトはヒトって感じに見られてるのかな?
なぁんて思いそうから。普通の視点で見られていた方が…安心する。

(彼自身がどう考えていても。耳と尾を見てしまったこちらの方が、矢張り気にしているのかもしれない。
彼等がこの国で、普段どう扱われ、どう物を見て、どう考えているのかを。
その侭手を引き、湯船の中へ。転びそうなのに転ばなかった、という辺りに。ちぇーと露骨な声に出しつつも。
湯の中に身を沈めれば)

は――ふ。…ふぅ。こういうの、久しぶり――

(異国式の。故郷に近い、こういう風呂は。肩に顎を置かれたのなら、お返しに、彼の頭へ頬を預けて。
…確かに、色々思う所が有って然るべきなのだが。どうしても、湯の気持ち良さの方が優先される)

月永遠花夕 > うーん、どんな反撃??(具体的に問われると困るなあ。たぶん彼女が苦手な事をするのが一番なんだろうけれど、やっぱり不味いものを食わせるとかトンデモ寿司をくわせるとか??)・・・寿司のチーズフォンデュを腹いっぱいくわせてやる。(あれ??言ってみてあれだけど少しばかり美味しそう??な感じがする)

久しぶりっていう事は、普段はやっぱり簡単にこんなところ泊まれないんだね。とんでもないお金持ちだと思ったけれどそういう訳ではないのかな。(ボクはそう口にすると小さく笑った。こんな宿毎日のように泊まってたとしたら並のお金持ちじゃないからね。)

・・・

ヒトはヒトって感じに見られてるって、繰黎はヒトとして見られない事の方が多いの??
(彼女の肩に顎をいうたままそう問う。視線を彼女に合わせる事はできないから視線を彼女の顔の方へと向けながらそうささやくように問いかけた。やっぱり、身体の文様はただのファッションではない事は彼女のいいようから判るけど、彼女の言いようからするとそれのせいで、辛い思いをしたのだろうか。普通は無神経にこんな事を聞いたりはしないのだけれど、彼女が自分からそう言ってきたものだからボクもちょっとその言葉に応える形で聞いてみた。やだな、これって好奇心で聞いてるのかな?ボク。)

繰黎 > 気になる。とっても気になる。
……って、うわ。うーわー駄目だなそれ、っ。…想像しちゃう、私にとっちゃ、怪談よりずっと嫌だ…!

(返ってきた答えは、あまりにも予想外。
正直既に湯の中に入っていなかったのなら、鳥肌になっていたかもしれない。
怖いかどうか、というよりも。愉しい、美味しい、気持ち良い…等々を。ぶち壊される感が凄まじかったから。
実際に試すと、案外いけるのかもしれない、というのはさて置き。生魚とチーズがマッチするとは思えないわけで)

毎日仕事が有る訳じゃないから、なぁ。かといって、家とか部屋とかも無いし。
だから泊まる所はピンキリ。金が有るなら払うし、無いなら無いで、適当な誰かの所に転がり込んだり。

(と、いうと。何だか色気の有る言い草な気がするが。
それだけでなく、強引に押し掛けたり、他人を巻き込んだり、という場合も多いのが問題だった。
…今回、彼を巻き込んだのも。有る意味、それに当て嵌まっているのだろうか。
その侭。互いにもたれ合う体勢で、半分目を臥せるようにしながら)

………面白く無い、話でも。良いかなぁ。
…人は簡単に、見方を変える生き物なのさ。
敵だと思えば。嫌いになれば。もうその瞬間から、人を人として扱わなくなる。
今この国じゃぁ、便利に思われているけれど…それって、道具と何処まで違うのかな?なんて。
ちょっぴり勘繰ったりもして。
だから、今こうしているみたいに。普通に見られたり、扱われたり。安心する。

…ぁは、ほぉら面白くないだろぅ?でも、聞かれたら教えなきゃ、フェアじゃないもんなぁ……

(はっきり言って。服の内側を晒すより、心の内を明かす方が。ずっとずっと恥ずかしい。
だから此方も、顔を向け直そうとはしなかった。ただ見られるに任せるままで、ほつほつと言葉を吐いて)

月永遠花夕 > ふっふーん。だったら迂闊な事をしない事だね。君が胃を生魚と酢飯と新鮮なトロトロチーズでたくさんにしたいのならいいんだけどね。(勝った・・・って誰も勝負なんてしてないか。でもまあ、一本とったような気はするからそれはそれでいいか。彼女と違ってボクは少しいけそうな気がしないのでもないのだけれど。)

へェ、根無し草の風来坊って訳だ。まあ、それはそれで楽しそうだけれど、キミの場合だと女の子なんだし安宿とかだとちょっとばかり危ない気がしないでもないけど。
(でも、そういう生活をしているって事は腕っぷしとかそういうのが強かったりそんな感じなのか。というか適当な誰かってどんな関係なのだろう。。。 ・・・なんかとんでもない迷惑をかぶってそうでならないけれど)

・・・
(彼女の話した内容は詩みたいだけれど、彼女が辛い思いをしたりしているのは解った気がした。でもそれについて何か慰めをいうのは違う気がする。どう捻ってもボクの考えた言葉じゃあ、同情めいた事しか言えない気がするのだった。)

そんなフェアとか考えなくていーよ?嫌な事だったら別に話さなくていいんだからさ。
じゃあ、ボクといる時だけでも安心しているといいよ。キミが少しでもそんな事考えないような時間を作れるとボクも嬉しいな。
(ボクはそう彼女に囁くようにすると、頭をゆっくりと撫でて彼女の顎あたりを慰めるように舌先で舐めた。うん、すっごい柔らかい、あっ、駄目だね。こんな事考えたりなんてしたらさ。)

でも、ボクは面白くない訳じゃないよ。まあ、楽しいとかそういう意味じゃなくてさ。キミの事がいろいろ解ってそういう意味で嬉しいって意味だからね。
(小さく笑い声を漏らすと彼女から少し身体を話して彼女の顔を覗き込むようにして牙を覗かせて彼女へと微笑みかける)
ほらほら笑いなよ。
(そう口にすると彼女の唇を引っ張って無理やり口を微笑ませた。うん、ボクながら不器用な事甚だしいね。ボクがもっと器用だったら彼女を慰めたりとかきっとうまくできるんだろうけど。)