2018/11/04 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」に月永遠花夕さんが現れました。
月永遠花夕 > 【お約束待ち合わせ中となります】
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2」に繰黎さんが現れました。
繰黎 > 有り難うございます。
では、食事中からという事で、打ってみます。
シチュなどは、こう、流れとノリで。
それでは暫しお待ち下さいませ。

繰黎 >   ふ はぁ。

(……斯くしてせしめた、豪華な一室。
夜の港町を、その街灯りを存分に見下ろす事の出来る窓辺。
が、満足めいた吐息の理由は、宿の売りたる夜景の豪華さによる物ではない。
もう一つ別の売り物である、新鮮な海の幸満載の夕食と。
併せて出された、外つ国の酒による物だった)

うんうん。ちゃんと出してくれたなぁ、酒。
こっちに来てから、呑むのは久しぶりだから――――

(お陰で終始上機嫌。更には、宿への評価が、独り言で終わらずに。
聞いてくれるというか、聞かせるというか。誰か話し相手が居るのも有難い。
…尤も。相手は、巻き込まれた被害者だ。
素直に肯定してくれるかは、甚だ怪しい…そんな事知らぬ存ぜぬと。
相手のグラスに、幾杯目かの酒を注ぐ為。テーブルの向かいへ、酒瓶を突き出した)

月永遠花夕 > しかしキミうまそうに飲むね。

(口に盃をつけるとくいっと喉に流し込む、口の中に膨れ上がる味わい。アルコールのふわっとした感覚が花に心地よい。しかし、こんな高そうなところに泊まる事なんてもう一生ないんだろうなあ。一生はいいすぎたかな?まあ、でも滅多に泊まる事はできないのは事実だと思うけど)

こっちは長いの不法滞在者さん?
(そうボクは牙をのぞかせながら相手をからかうように口にすると小さく笑いごえを漏らした。う。。。ちょっと酔いが回ってきた?いやまだ平気平気。)

ん、ありがとう。
(酒瓶を突き出すとボクは素直に盃を突き出す。まあ、迷惑をかけられた相手だといっても、こういうのはちゃんと受けなきゃだよね)

それにしてもずいぶん飲んでるけど、大丈夫?平気そうには見えるけど。(そう様子をうかがうようにボクは彼女の顔をじっと見たのだった)

繰黎 > そりゃぁ、美味い物は美味いんだもの。

(何を当たり前の事を、と。
さも不可思議な問い掛けをされた、と言わんばかりに首を傾げてみせた。
実際、良い酒だった。…身も蓋もない言い方をすれば、値段に見合うだけの品質は保証されていた、という所。
彼に注げば再び自前手酌。似たり寄ったりのペースで、小さな一杯を、ほぼ一気に喉へと流し込む)

く――っぅは。…んー…いや、そこそこ?
正直この国の、まだ殆どを見ていない位…かなぁ。お登りさんは本当なのさ、取り敢えず私に関しちゃぁ。

(あれ?、と首を傾げてしまう。今、確かに彼の口元に。白く尖った犬歯の先が…
いや、いや。正直、酔いは自覚しているから。喉や頬と同じ程に、頭の中も火照っているから。
きっとそのせいで見間違えたのだ――そう、思っておこう)

大丈夫大丈夫。
だぁって。食べたら、後は寝るだけ、だろぉ?
だって、その為の宿屋なんだから。

(体調云々やら、アルコール分解能力がどうたら、ではなく。
此処ならぶっ倒れても安心だ、という意味での「大丈夫」だった。
詰まる所、肉体的には、大丈夫じゃない問題だ、とでも。
それでも、心配は要らないと。酒気に紅く色付いた貌で笑ってみせた)

月永遠花夕 > お酒もおいしいし、この押し寿司もインチキ料理店の比じゃなくよくてきてるね。ちょっと感心する・・・かな。料理人も本国の料理人をやとってるのかなあ。
(とボクは考えてて口にすれば目の前の彼女をちらりと見た。うん、彼女はうまければ料理人がどうとかどうでもよさそうだな。と考えたのは失礼かもしれないけど、しょうがない。彼女を見た時に少しじとっとした視線を怒ってしまうかもしれないけど。)

そうなんだ。まあ、確かにボクもすべて見た訳じゃないけど商品の仕入れに出かける事もあるからもしかするとキミよりはたくさんこの国のいろいろなとこ見てまわってるかもね。(首を傾げた彼女の視線に気づくと首をかしげて瞳をしばたたかせ彼女を見た)ん?ボクの顔についてる?

まあ、そうだね。確かに食べたら後は寝るだけだけど。ねえ、寝床が一緒なんだけどキミ、どうする気なの??まあボクはソファとかで寝ればいいけどさ。というか、そろそろ名前教えてよ。”キミ”とか”不法滞在者”って呼ばれるのもキミもそろそろやだろ?

(そう問えば肩をすくめて、彼女に注いでもらった酒を喉へと流し込んでにへらと笑った。ボクだっていつまでもキミとか呼ぶのは恐縮しちゃうしね。目の前の彼女が一切気にしないから好きに呼べと言ったとしても)

繰黎 > あー。パチモンは酷いもんなぁ。
この前青い寿司を見た時はどうしようかと…マジで青だぞ?青色一号だぞ?
それに比べりゃ…うーん?やっぱり港だ、余所の国の人間だって、多いだろうさ。

(それこそ我々、外国人の宿泊客も居る。合わせて、余所の料理人が居てもおかしくない。
だから、多分そうなのだろうと。どうでも良いとまでは言わないものの、憶測で適当に納得していた。
小首を傾げた侭の視線が、微妙に細められたのは。彼の思考が透けて見えたから…だったかどうか)

まだまだ。此処と、王都と位かなぁ。
他に面白い所とか。料理の美味しい所とか。知ってたら教えて欲しいかも。

【軽く身を乗り出しつつ。風光明美だの文化交流だのではなく、基本、欲望目線。
何か着いているか、と問われれば。ますます首を傾げつつも…何でもない。そう微妙な表情で口にする)

大丈夫だろ?だってほら凄いぞ?アレ。三人位寝られそうな位デカいぞあのベッド。
特別ソファが好きなら、そっちは譲るけどー…私は絶対ベッドで寝る。うん。
………って、え。えー……あれ?あれ…?

(何を当然の、と。そう言わんばかりのドや顔で言い切って…そこから。思わず呆気に取られた。
当たり前のように話を進めて、夕飯と洒落込んで。
まだ名のっていなかった、という事など、綺麗さっぱり忘れ去っていた。
少し考え込むものの。確かに、名乗った、という記憶は出て来なかったか。
少々バツの悪い面持ちで、くるくると前髪を弄りつつ)

…くるり。繰黎。そっちは、何てお名前なのさ。

月永遠花夕 > まあ、変にカラフルな食べ物出すとこ多いよね。確かに。
本物を知ってるボクらにとっては変だけど、きっとここの人にとっては
普通で逆にボクらの方がおかしいのかな。なんか不思議だね。
(立場によっていろいろ違いがあるものだなあ、とボクは思うと小さく笑った。青い寿司なんて本物の寿司を知ってる僕らにとっては食べられたものじゃないしね。)

うーん、そうだなあ。ヤルダバオートの料理も質素に見えてなかなかに美味しかったけれど、そのあたりはあまりキミ好みじゃなさそうだね。面白いところはそういう意味だとここが一番おもしろいよ。遊ぶところも多いし、色々な国の商品が回ってるしね。ボクは王都の中央図書館だったらいくらでもいられるけど、きっとキミはそういうの好みじゃないんだろ?(と決めつけたけど、彼女が本好きな可能性もゼロではない。ゼロではないのだけれどないに等しいと思えるんだ。この短い間すごした印象でしかないんだけどね)

???
(彼女がなんでもないと口にするとボクは不思議そうに首を傾げた。なんでもないっていうならまあいいか、だってわかりようがないからこれ以上気にしたって仕方ないしね)

・・・やっぱりベッドで寝る。だっていくらここのいいソファでもボクの部屋のベッドには勝てないしね。それに、一等室のベッドってどんな寝心地か興味があるし。 ??? くるりっていうんだ。そうよろしくね。ボクはかゆうって言うんだよ。月永遠って姓の方でよんでくれていいけど、なんか呼びにくいだろ??
(そういうと盃をもって、バツの悪そうな顔をしている彼女へと突き出して)ほらほら、なんか景気の悪い顔になってるよ。くるり。お酒注いでよ

繰黎 > 見た目でも愉しめる、というのは、大事だと思うけど。
あからさまな人口色は、食欲減退する気がするんだよな、ぁ。
流石に、何でもかんでも、世界中で皆が皆。味やら色やらのこの身が同じだったら…気色悪いし?
全て私に合わせろだなんて贅沢は言わないさ。

(正しく異文化コミュニケーション。思い出したのか、うぇー、などと声に出しつつも。
否定しきれる物でない事は確かだから。と、頷いてみせようか)

うーん。そうでもないかな。やっぱり、食べ物は美味しくてナンボだから。
味が良ければ、それが一番大事。…安物より、高い物の方が美味しい事が多いから。
つい贅沢したくなっちゃうけれど。実際此処とか、良い物が多いじゃないか。
って、あー。確かにそういう点でも。此処は良い街だな、うん。
…程良く腐ってるという所も、私好みだし。
本?いやいや。活字を見ると眠くなる…なんて事、ないから。
面白い本なら何冊でも読めるね、きっと。

(そう、結局は好き嫌いや、面白いか否かだった。本だから、ではなくて。
寧ろ後に愉悦や娯楽が約束されてさえいるのなら、その為の労役も受け容れるだろう。

――それから。どうやら、納得してくれたようなので。牙の話題は、此処で置いておく事にした。
此方も此方で、早々空かせない秘密という物は、色々抱えているのだし)

ぁはは、そうだろ?気になるだろ?
折角泊まるんだから、部屋の色々を使ってみたいなぁ、と。
備え付けの飲み物なんかも、結構良いのばっかりだしー…風呂もアレだ、
きっと大理石だったり、薔薇が浮いてたりするんじゃぁないかな。

(入室後、直ぐに夕飯となったので。まだ備え付けの風呂場は未確認なのだが。
きっと、高級なのでそういう風になっているに違いない…などという、決めつけ。
アメニティの確認やら試用やらは、取り敢えず食事が終わってからでも良いだろう。
突き出された盃へ、瓶を引っ繰り返し中身を注いで……空になった。
二人で、結構なペースで空けていた酒瓶が。)

ちぇー。そっちで最後、かぁ。羨ましい怨めしい。
(何処まで本気なのかm恨みがましいようでいて、その実軽い声で笑った。
もうすっかり紅くなっているのだが、有るなら呑みたかった、それは確かだったから)

月永遠花夕 > それはボクも食欲減退しちゃうし、まったくの同意なんだけどね。
まあ、そういう店にあたらないようにしっかり下調べするしかないよね。たいがいそういう店って色以外もボクの口に合わない事もおおいからさ。
(このこ、リアクション結構面白いな。とボクは内心思いながら押し寿司を頬張ってもぐもぐと咀嚼した。うん、やっぱりこの店の料理はボクの口にあう)

ほどよく腐ってるのがキミ好みなのかい?なんというか確かに味付け濃ゆくして微妙にくさりかけの屋台を出すところとかあったりした気がするけれど。。。(彼女の好みの味はよくわからないなあとボクは思いながら牙をのぞかせながら小さく笑ってみせた)
えっ、本も読めたりするんだ、てっきり本を読んだら眠くなるーとかそういう質だと思ってたよ。あんまり決めつけたりするもんじゃないね。ごめんよ。(と、ここは素直に謝っておく。だってなんか知りもしないのにあーだこーだ決めつけられたらボクだって嫌になっちゃうしね。)

大理石にバラが浮いた風呂なんて入った事もないね。せいぜい木造りの湯船に柑橘類が浮いてるとかそういう程度のお風呂ならボクも入った事あるけど。

あはは、これでお酒もしまいか仕方がないね。あげないよ。だってボクよりキミの方が断然飲んでいるしね。
(そう口にすると盃の酒をくいっと一気に口の中に入れて味わうようにしてゆっくり飲み込んだ)

さて、どうしようか??くるりはもうすぐに寝ちゃう??
(口の酒を拭いながら彼女の顔を覗き込むようにしてボクは彼女にそう尋ねて)

繰黎 > そーそ。盛りつけだって料理の一部。見た目大事。
…その点此処は当たりだったな、ぁ。うふふ。
こんだけ美味しかったら、絶対損はしていないと思う。

(同じく。それこそ奇を衒った代物ではない、ちゃんと本式に作られた寿司は。
彼と同じく、此方も口に合っていた。
お陰で、一足先に完食してしまっていた上に。酒も最後の一杯が彼に渡って、少しの間だけ、手持ちぶたさ。
椅子の背中に身を預け、裾を散らして両足をぱたぱたと)

ん?あっは、違う違う。…人が、腐っているのが好みなのさ?
人の悪心やら疑心やら。こちとら、それに則った商売してるから。
っていうか屋台で腐りかけは、危険だぞぅ……?

(多分。品質管理だかに問題のある場所で、嫌な目に遭った事が有るのだろう。
何とも渋い表情で唇を尖らせる。
…それで話題を区切ってしまったから。仕事云々に関しては、それ以上を言わない模様)

読む読む。あぁでも、確かに。面白く無い本なら、寝る。…いやさそもそも、読まない。
勉強の為に読まされるだとかは、真っ平御免だね?

(だからきっと。彼とは真反対だろう。きっと相手は、そういう書物も好きな人物なのだろうと思うから。
これもこれで、決めつけではあるが。割と真実に近い筈…と思いたい)

後はそうだな…温泉みたいな広い湯船に、水瓶抱えた女の像やら。獅子の口から湯の出て来る奴やら。
きっとそういう、面白いけど無駄な造りが有ったりするんだ。

(半分、噴水か何かと混ざっていそうだが。この国やらの文化圏での、宿の風呂という物に対しては。
決めつけと偏見が残りまくっていた。
物惜しげに、先に干してしまったグラスの縁を。ぺろりと紅い舌先で舐ってから。
彼が飲み終えた所で立ち上がり)

よし。それじゃ折角だ。その、風呂を見る位はしておこうかな。
というか、流石に。…一日の終わりに、ひとっ風呂浴びる事もしないのは。どうかと思うし。

(女子として当然です。…というのは、建前。
気が付かれていないと思いたいが。日頃から馴染みの有る血の臭い、呪の臭い…それ等が。
同じベッドで寝る事にした相手の鼻をくすぐるだろうと考えれば。
出来るだけ、マシにしておきたいとは思うから。

という事で立ち上がれば。一体どんな風呂なのやら、と。浴室へと歩き出した)

月永遠花夕 >  ああ、腐りかけってその事ね。じゃあ、ボクみたいな研究バカ、商売バカはあんまりお好みじゃないのかな?
(ボクはそう口にするとからからと笑った。裾をちらして両足をバタバタとさせる彼女は子供っぽくてちょっとかわいい。)

 ここの屋台悪いとこだと腐りかけとか残り物を使いまわしたりしてるから注意した方がいいよ。ボクはどんな屋台でもどんなもの出してるのか見る為に一度通り過ぎるようにしてる。
 (ボクが一度入った屋台でそういうところがあった。鼻がきくからそれなりに味は判るつもり。あの独特の酸っぱさは絶対に腐っていた)

勉強の為に読まされるのはごめんってところはボクの想像通りだね。(うん、ボクとは真反対の本の読み方だなとは思う。まあ、本の読み方なんて人それぞれだしね。ボクもあみものの本とか強制的に読まされたら眠っちゃうだろうし)

あー、それ絶対あるよ。獅子の口からお湯が出てくるのは絶対にあると嬉しいなあ。ボクそういうの夢だったんだよ。
(あれ、ボクなんかテンションがあがってきてる。お酒にちょっと毒されちゃったかな。ある意味いいところで切り上げられたのかも。ボクは盃を置くと、彼女を追うように立ち上がった)

・・・(彼女の後ろを追うようにしてトコトコ歩いていくと、浴室に近づいても彼女の身体のせいでよく見えない。しかも立ち止まるもんだからしびれを切らして彼女の肩の上から頭を出した)

ねー?どんなお風呂だい??

繰黎 > そうさ。この街…というか、この国?
だから私にとっては、仕事もし易いし、過ごし易い。
んー…仕事とプライベートは別だし?
それになー、かゆう、実は腹黒だったりしない?話してると、そんな気がするー。

(だから嫌だ、とは言わない。寧ろそういう方が好みだと言わんばかりに良い笑顔。
…まぁ、子供っぽいと声に出して言われていたなら。流石に不機嫌になったかもしれないが)

生魚でも、客寄せの為店先に出しっぱなしとか。良く有るものなぁ。
思いも寄らない掘り出し物に出会すのは愉しいけれど。
悪い意味でのサプライズは、遠慮被りたいし。

(確かに彼の言う通りだ。頷く素振りが、何処か真摯だったのは。
…きっと言われる迄も無く。そんな被害を実体験した後だからなのだろう。
酸っぱくても大丈夫なのは、一部の寿司…ではなく、鮨だけだ。)

それは当然。私にとっての勉強は。本に書いてあるような物じゃ、なかったし。
(学校に行って学ぶというのは。なので、あまり実感が湧かなかった。
想像上の物でしかない、学舎での日々という物を。彼はどう過ごしているのやら。
気になるといえば気になるが。今は、更に気にする事柄が有る訳で)

だろー?有ったら見たい。何か口に手突っ込んだりしてみたい。アレって嘘を吐くと駄目なんだっけ?

(色々観光知識がごっちゃになっていた。後は何だか頭が獅子で身体が魚の彫像だとか、怪しい代物を話題にしつつ。
酔っ払いのテンションその侭浴室に消えた所で……声も止まった。

…やがて、彼が追い付いてきたのなら。湯船の前にて)

――――いや驚いた。予想外だったな、ぁこれは。
気を使われたのかも。

(なみなみと湯を湛え、更に湧き続ける湯を滾々と溢れさせるのは。
先程彼が口にした様な…香の良い白木の湯船だった。
なので、残念ながら獅子やら獅子魚やらは無さそうだが。
檜の馨と湯の匂いが混じり合う湯気は。間違いなく、自分達の暮らしてきた異国を思い出させる物だった。

…気を使われたと。きっと、そうなのだろう。
酒と同じく、寿司と同じく。宿の方が揃えてくれたに違いない。)