2016/01/07 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”/酒場」にヴァイルさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”/酒場」にクラウディアさんが現れました。
ヴァイル > 不夜城ハイブラゼール、カジノに併設されるようにして建てられた酒場。
賭場から帰ってきたものや、これから向かおうとする客が屯している。
その表情は悲喜こもごもだ。

魔族ヴァイル・グロットはそこで少女の姿で接客をしていた。
纏っているのは網タイツにレオタード、付け耳付け尻尾。
兎をモチーフとした衣装――所謂バニースーツである。
どうやらこの店のコスチュームであるらしく、
他の接客も全員似たようなものを着ていた。

兎という動物にもこの衣装にもさして思い入れはないが、
混沌の存在であるにもかかわらず、ヴァイルは制服というのはそれほど嫌いではない。
愚鈍な酔客に媚を売ってやるのだってそうだ。
下品ににやつく身なりのいい男に、文字通りに尻尾を振ってみせる。

クラウディア > (酒場にしずしずと、普段とはだいぶ色合いが違う歩き方で入る。
 体の前で手を揃えて歩く姿は、まさしくおめかしした令嬢といったところだろう。
 その辺の椅子にひょいと腰掛けてから、ゆっくりとため息をついた。
 装うのも楽じゃない。 一息ついて飲み物を頼もうとしたところで、
 店員の一人を見て目を丸くした。 咳払いを一つ。 胸の前で手を振って見せる。
 いかにも、女の子が知り合いを見つけて、少し恥じらいながら気づいて欲しがっている、みたいな仕草。)

ヴァイル > おや、と知った顔が客として訪れているのに気づく。
普段の色気のない装いとは随分と違うが、すぐにわかった。
給仕を済ませて空になったトレイを小脇に抱え、ヒールを鳴らしてその席へと近づく。

「お一人ですか、お嬢様」

屈んで目線を合わせながら、紅玉の瞳を細める。
茶褐色の三つ編みが揺れ、レオタードに包まれた胸が突き出た。

クラウディア > お嬢様ってのは痒くなるからやめてくれ。ただでさえこの格好が辛いんだ。
とはいうけど……珍しい格好してるじゃないか。 良く似合ってる。
(目の高さを合わせてくれる相手の優しさに少し笑いながら、
 首を横に振る。 ハイブラゼールにこの格好で来たのには理由があったのだ。
 とはいえ、徒労ではあったのだが。 何度も見た赤い目と、今まではなかった胸。
 視線が自然とそちらに誘導される。)

似合いすぎてるんじゃないか? 胸とか。 こうやって見ると、
随分可愛いというか…男好きしそうな身体だなあ。
(見知った相手だけあって言葉は少し遠慮がなかった。
 だけれど、バニースーツにこの胸とあらば、興味を持たない男はあまりいないだろう。)

ヴァイル > 「なんだ、めかし込んで男を誘うのに目覚めたわけじゃあないんだな。
 普段のお子様然とした格好のほうが落ち着くのかね?」

クラウディアの言葉を受けて、営業スマイルから
ヴァイルらしい余裕のある薄笑いへと戻すと、
彼女の隣席へと腰を下ろす。堂々としたサボリである。

「忌憚なき意見ありがとう。そっちも似合っているぜ。
 そうだな、チップだとかなんとか言って
 胸の谷間に金やらなんやらを詰めながら触ってくるのが多いよ。
 かわいいものさ」

身体に吸い付いたレオタードと網タイツは
女性の流麗な曲線をくっきりと浮き上がらせ、黒い布地は
大胆に露出した肌の白さを際立たせる。
触ってみるか? などと冗談めかした調子で、
クラウディアの手を軽く取った。

クラウディア > 目覚めもなにも…方便ってやつだよ。この格好なら話を聞いてくれるヤツも多い。
金持ちだと勘違いしてくれるからな。 まあ…今回も空振るってわけだ。
(隣に座る相手は、いつもの笑顔だ。 少しだけ安心する。
 二人とも普段と格好が違うから、どうにも変な気分だ。)

ありがとうよ。 そう言って貰えると嬉しいよ…。
まあつぃかに、その体つきはなんていうか、チップを払いたくなるからな。
俺だって払いたくなる。 だけど俺がチップを払おうとすると、
きっと代償は高そうだからな。
(にやりと笑う。きっと「チップを支払う」と言ったら、何かアイテムに変えられるか、
 あるいはそれこそ飲まれるか…そういった目にあってもおかしくない。
 マジマジと相手の身体を見つめながら、ううむと唸った。)

触る触るー。 …おお…なんか久しぶりに、女って感じだ。
(相手の形の良い大きな胸に、小さな手を這わせる。
 ゆっくりと指を曲げると、絶妙な弾力と柔らかさでもって指が柔肉に沈む。
 うっとりと目を細め、満足気に呟いた。)

ヴァイル > 「そりゃ残念だ。でもおれと話せたのは幸運だったな」

くつくつと肩を揺らして笑う。

「まったく、慣れた仲だからって随分と簡単に触ってくれるものだ。
 さっきから他人事みたいに言うが、その身体だと女にはもう欲情できないのか?」

胸へと触れられればくすぐったそうに身をくねらせる。
口では文句を垂れるものの表情は穏やかだ。
冷ややかな肌に、子供特有の温かい手を心地よく感じたのかもしれない。
柔肉に潜らせる手を払ったりはしない。

機嫌良さそうに笑って小脇に抱えていたトレイを立てると、
いつのまにかそこには口当たりのいいカクテルのグラスが置かれている。
それをクラウディアの前に置く。

「胸を触る以上の好き勝手をするなら、代償を払わせてやるつもりなんだが……
 しかし今日はそんなことはなかった。
 みな本能的におれの恐ろしさを感じ取ってるのかもしれんな」

男の情欲を煽り立てるような仕草で、網タイツに包まれた脚を組み替える。

クラウディア > ああ、本当だよ。このまま猫被ってやってるの辛かったからな…。
いいよな、さらっと性別変えられるやつは。
(羨ましい…とは言わないけれど、ある意味着替えるのと同じように、
 性別をスイッチできるなら、自分みたいに悩んだりはしないのだろう。
 ぺたぺたと容赦なく相手の胸に触りながら、問いかけには顔を上げた。)

いや、欲情する。 本当だぞ。 ただ、この姿を抱きたがる女もいないからな。
それに俺が娼館行っても追い返されるだけだ。
(相手のひんやりした胸に手を這わせる。 すべすべしているのに、
 すこし冷たい。 不思議な感覚だ。なんだか穏やかな表情の相手を見ると、
 なんとなく負けた気持になる。)

飲んでいいのか? ……まあ、この格好ならばれないか。
お前の代償は、普通のヤツじゃ払いきれないからな、そりゃあビビリもするよ。
……もしかして誘ってたりする?
(脚線美というのだろう。網タイツに包まれた、すらりとした足が動く。
 ちょっとだけ頬を染め、そっと問いかけた。 片手を相手の胸に置いたまま、
 もう片方の手でカクテルグラスを手に取り一口。 久しぶりのアルコールはうまい。)

ヴァイル > 「猫を被っている姿も少し見てみたかった。
 ……性に限らず、修業不足の者が身体を自由に変えられるようになった挙句に
 自己を見失うなんてのはありふれた話だがな。
 ……なんて、もう見失っているおまえにはわざわざ言うことではないか?」

卓に肘をついて、傾げた首でクラウディアの小さな身体を悠然と見下ろす。
欲情するときっぱり言われれば呆れたように苦笑するが、咎めることはない。

「サービスだ、飲んでおけ。
 子供の飲酒に目くじら立てる大人なんてここにゃいないよ。

 ……さて、こう見えて仕事が忙しいんでね。
 おれだっていつもおまえの泣き声を聞きたいわけではないさ」

胸を触れられたまま、あまり勤勉にも見えない魔族は素知らぬ風でそう言う。
本当に女に欲情するものか、観察するような目つき。
下肢はしなやかであるが柔らかい肉を備え、タイツの下で窮屈そうにしている。
少し身を揺らせばエナメルのレオタードがきちきちと音を鳴らす。
店内の照明を反射する光沢はどこか艶を感じさせた。

クラウディア > …見たいなら今度見せるから。 …まあ、たしかにそうかもしれないな。
魔術師にしろ何にしろ、自由であるが故に散漫になってしまうというのは…
なんだよ、俺は違うだろ、ちゃんとしてるし! 全然見失ってなくないだろ…
(久しぶりに飲んだせいか、それとも身体のせいか。カクテルが回ってる気がする。
 頬を赤らめながら相手の言葉に唇をとがらせるのは、きっとお酒のせいだ。)

なんだよ、俺だって一人だと寂しいんだ。もう少しここにいてくれ。
いつも泣いてるわけじゃないし、それに…たまには楽しくなることだってある。
知ってるくせにそういうこと言うんだもんな…。
(むっちりとした太ももや、光沢のある布地のレオタード。
 最大限に”女”であることを強調するような姿に、ごくりと喉を鳴らす。
 もぞもぞと身体を動かして、彼女に抱きつこうとした。)

ヴァイル > 「虚勢を張るなよ。あんまり自分を見つめすぎるのも、疲れるもんだ」

からかうような、あるいは気遣うような声色。
クラウディアが抱きつけばやわらかな弾力をもって魔族の身体は応える。
その小ささを愛おしむように背に腕を回し、そっと頭を撫でた。

「……そうだな。きみのような小さな子供が、親も連れ合いもなく、
 いつだって酒場でやさぐれているのは、辛いだろう。
 クラウディアの楽しいことってなんだ?
 ここじゃ話しにくいなら、どこかゆっくり出来る場所にでも行こうか……」

幼子を慈しむ母親のような表情。
耳に唇を寄せて、甘く蕩かすような声で囁く。
好きなだけ触っていいんだよ、と言い添えて、
クラウディアをぎゅっと抱きかかえたまま立ち上がり、どこかへと行こうと。

クラウディア > 別にだな、俺はそんな、見つめすぎてるとかじゃなくてっ……くそっ、なんだよぉ…
こんな身体しやがっ……やめ、あたま……撫でるな…
(ぎゅっと抱きつくと、ひんやりした、しかし柔らかな身体が受け止めてくれる。
 さらにそっと頭を撫でてくれる相手に、ますます身体を預けたくなる。)

ち、ちがう、俺は…そんな、なんでそんなこと言うんだよぉ…
お前、俺のこと知ってるだろっ、そんな…子供みたいに言うな…
楽しいことは…こうして話したり、だな…その、お前に手玉にとられることも、
そんなに嫌じゃない…んだぞ…
(最後の方は恥ずかしくて声が小さくなる。まるで母親みたいに、
 優しく優しく自分を撫でて囁いてくれる相手。 これもからかいの一つだと
 わかっているのだけれど、抗いきれないぐらいに、相手は魅力的だった。
 そのままひょいと抱きかかえられると、甘えるように相手の身体に鼻先を
 すり寄せる。)

ヴァイル > 「……だからといって、大人みたいに出来るわけじゃないだろう。
 ならお子様だよ、きみは。弁えなさい」

抱きしめる力を強めれば、身体の間でヴァイルの乳房が押されて形を変える。
まるでぐずる子供になってしまったクラウディアを抱きかかえて席を離れると、
近くの階段を登り、突き当たった扉を開ける。
上等な絨毯や家具のしつらえられた客室だった。

「大人の男らしく、女体の征服に挑んでみるかい?
 ――ああ、こんなか弱い私が、彼とふたりきり。恐ろしいこと……」

芝居がかった口調。ベッドに腰を下ろすと、抱く力を少し緩める。
クラウディアの身体をずらして、顔に双丘がふにふにと触れるように。

クラウディア > お子様じゃないって言ってるのに! んむ、んふ…ううーっ…なんだよぉ…
(お酒のせいか、若干物言いが幼い。 ダダをこねるみたいにぐずりながら、
 おとなしく彼女に抱き上げられたまま客室へ。 じたばたと暴れこそしないものの、
 ベッドの上につくころにはすっかりへそを曲げていた。)

知らないからな。俺がどれだけすごいかわからせてやる…乱暴にしてやる。
(芝居がかった口調で自分を煽る相手に、懸命に凄んでみせる。
 とはいえ、酔っ払った上に幼い女の子の身体では、なんのプレッシャーも出せていない。
 彼女の胸が顔に触れると、それに答えるように鼻先を押し付けた。)
んむ…んふ、んぅ…んっ…ふっ、ふぅっ…!
(柔らかい2つの膨らみを小さな手で揉みしだきながら、
 膨らみに口を近づける。 後が残らない程度に甘噛みする。
 魅力的な肉体から離れて冷静になることができない。
 これも相手の術中なのだろうか、そんなことを思いながら、
 彼女の胸を攻めて。)

ヴァイル > 必死な様子で胸を愛撫する姿に苦笑を漏らすことを堪え切れなかった。
もともと快楽には強い身体だが、それにしたってこれは微笑ましさのほうが勝る。
まるで授乳している気分だった。

「ずいぶんとお優しいんだね……
 けど、これで全部じゃあないでしょう?」

平常通りの様子でくすくすと笑って、クラウディアを抱きかかえたままベッドに寝転がる。
もう少しの間はこちらからは触らずに自由にさせてやるつもりだ。

「あんまり焦らしてばかりだと……
 文字通り、手玉に取ってしまうよ」

紅い瞳が妖しげな光に輝くと、バニーの魔族の力が少し強く大きくなるように感じた。
……本当は、クラウディアがすぐには気づけないような緩やかさで縮みはじめているのだ。
ヴァイルを満足させられなければ――いつぞやのようにどこまでも小さくなってしまうかもしれない。

クラウディア > それは勿論…別に優しくしてるつもりなんて、ないんだけどな…っ…!
(彼女の胸をつかもうと手を広げるも、小さな手では掴みきれない。
 歯型が残るように乳房に噛み付いたところで、たかが知れているだろう。
 もどかしげに寝そべってる彼女の太ももに頑張って手を伸ばす。
 こんなに彼女は大きかっただろうか。)

な…なん…! あっ、これ、おまえまた…! 冗談じゃないぞ、
また吸収されてたまるか…このっ、こうだっ、こう…ああもう…!
(彼女の太ももに、そして股間に手をやろうとするけれど、なんだか手が遠い。
 そうしている間にも、少しづつ自分は小さくされている…
 強まった魔力を感じ取れたのは僥倖というべきだろう。
 必死に手を動かすけれど、小さくなっている手では、
 可愛らしい愛撫にしかならないかもしれない。)