2022/08/26 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にエレン・ローズマリーさんが現れました。
エレン・ローズマリー > 夜のハイブラゼール
とある大型の箱型店舗
中央に舞台となるステージ 周囲を囲む形の席が集まる中
時にはストリップバー 時にはナイトダンス・パーティホール 時には血潮床を彩る武舞台になることだってある。
マスカレイド・パーティとは程遠い 若さと激しさに溢れる場所。


「みんな、お小遣いを持っているものね。
 安全は約束してあげるけれど、オイタを叱ってあげる人はいないのに。」


若い冒険者や貴族の子
少し悪いことを覚え始めた子ばかりが集う若者の場所と化して居る今夜。
中央で思い思いの動きで踊っている若者を二階の席スペースから見下ろしている女童。
其処でエレンは今夜の時間を過ごしている。

経営している店の上がりもいまだ順調な中、余計な守り代の要求や嫌がらせも焦がしてきた身
酒や食料の輸入に一枚かませてほしいというマフィアなどとはよろしくやれているものの
暴力という事柄まで貸してもらうことはなかった現在。
手元のグラスには薄い蜜色の酒が注がれており、ボトルラベルには蝶の柄。
花蜜酒のバタフライと銘打たれている、ミードなどに比べて値の張る上位互換品。

廻りには今は人はおらず、一人甘い酒を口にして目の前の箱の中身を愛でている。
銃に関することで友人らと少し話に上った為に打たれた玩具が、目の前の黒のガワに赤のビロードの箱に収まっていた。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からエレン・ローズマリーさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 海の見える喫茶店」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > ログハウス調のその喫茶店は、海側に大きな窓がある。
夜遅くまでやっているので、仕事帰りの船乗りが、身体を休める為にやってくる。
そして、とある闘技場の剣闘士も、夜の常連であった。

「海の幸のオードブルと、赤ワイン。後は、バケットを」

店員に注文すると、クッションの効いた椅子に身体を沈めて、黒い海を見る。
夜に染まった海は、昼の様に清々しさは無いが、子守唄の様に静かな音を繰り返し聞かせてくれる。
仕事が上手く行った夜は、晩酌を此処でやるのが、男の密かな贅沢だった。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 海の見える喫茶店」からクレス・ローベルクさんが去りました。