2022/06/23 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にロイスさんが現れました。
■ロイス > 最近は、少しばかり活動の軸足を移して、ダイラスに度々来るようになっていた。
特に理由はない、言ってしまえば気紛れの様なものだが、しかし意味が無いわけではない。
自分の顔を他に売る、という意味では、商人における営業の様な物だ。
「(それは良いんだけど……この仕事だけは、慣れないなあ)」
そう思いつつ、彼が歩くのは、カジノホールである。
マシンの照明だのシャンデリアだの、何かとギラギラしていて、あまり落ち着かない。
しかも、時折怒声や歓声があっちこっちで挙がるのだから、警備担当としては気が気ではない。
それに、何より……
「(何でバニーって、あんなに露出が多いの……?)」
時折、通りがかるバニーに目のやり場を困らされるのが、とにかく厄介だった。
じろじろ見るのも、目を逸らすのも、どちらも失礼なのは分かるのだが、ならどうしろというのかと言いたくなる。
おまけに、警備の仕事なのだから、遊んでるフリでやり過ごす訳にもいかないとなると、どうにもこうにもである。
「(まあ……戦闘ナシの仕事としては割が良いけど……早く終わらないかなあ)」
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からロイスさんが去りました。