2022/02/07 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にフェデリカさんが現れました。
フェデリカ > 至福の島、眠らない街、不夜城……
様々な呼び名にて彩られるその街は多くの物、多くの金が流れ込みそれに群がるかのように多くの人が日々訪れる。

ここはまさにその縮図なのだろう、と女は目の前に広がる光景を見て思案する。

ハイブラゼールの一角にある大型ホテル。貴族から観光客、冒険者まで様々な客層を受け入れると評判のそこの地下にあるカジノ施設。
多くのテーブルで賭けが行われるそこは異質さに満ちていた。

ふと一つのテーブルへと視線を移せばスーツを着た恰幅の良い男性と丈の短いローブに革ズボンを纏った、冒険者らしい女性がブラックジャックに興じている。
一見するとなんのことのないその光景、しかし、女冒険者の様子が明らかにおかしい。椅子の上で顔を真っ赤に上気させ、時折モジモジと座り直すような仕草を見せている。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にセリアスさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にフェデリカさんが現れました。
NPC > 『さて、オープンだが…こちらの手札は19。お嬢ちゃんはどうかね?』

『そ、そんにゃ…じゅ、じゅうきゅうじゃこっちの――んおッ……♥ おッ♥♥♥』

フェデリカ > 双方のカードが卓上へ開かれると同時に女冒険者は奇妙な声を上げそのままガクガクと腰を震わせ、床へと倒れ転がる。

先空になった椅子の上を見れば椅子の中心部に座る時に邪魔にならないように加工された魔石のような物が付けられ、それが怪しい輝きを放っていた。

なんてことは無い、敗者には負け分に応じて強烈な性的快感が降りかかるという露悪的な仕組みだ。

セリアス > 黒いイブニングドレスを艶やかに着こなす女性の僅か後ろ、黒尽くめの執事服にも似た格好をしていれば
彼女の従者のようにも見えるか。実際、そのように振舞うが如く、付き従うように歩いていて。

彼女の視線の向かう先を追うように男も赤い瞳を地下カジノ内に巡らせていれば、
ブラックジャックのテーブルで、どうやら上等な趣味に興じているらしい男と、その連れを見つけ

「……フェデリカ様、あの男ですよ。好い趣味も、調べの通りのよぅで」

耳打ちするように伝えるのは、視線の先の恰幅のいい男が魔族と通じている者であるという
前もって彼女に伝えていた情報についての確認事項。

冒険者の女が身体を跳ねさせ、あられもない声を上げるのを見れば、おやおやと、楽し気に笑って。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にtestさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からtestさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からフェデリカさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からセリアスさんが去りました。