2021/11/08 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 海の見える喫茶店」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 店内のカウンター席で、男が一人お茶を飲んでいる。
何時もはテーブル席でゆっくり飲むのだが、今日はいきなり大雨が降ったのもあって、既にテーブル席は満杯。
残ったのはカウンター席のみという塩梅であった。

「(まあ、仕方ないか)」

幸い、今はまだ両隣の席は埋まってないので、そこそこ気は楽だ。
文庫本ぐらいなら広げていても邪魔ではないだろうし。
まあ、いつもゆっくり眺めている海側の窓は、今日に限っては見てもあまり心が穏やかにならないだろうが――

「あ、雷」

どうやら、雨はより一層酷くなりそうだ。
自分は家が近いのでまだマシだが、客の中には帰れなくなる人もいそうだなあ、他人事の様に思うのだった。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 海の見える喫茶店」からクレス・ローベルクさんが去りました。