2020/09/07 のログ
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 「最近、あんまり街をぶらぶらしてなかったかもしれない」

そう思い至り、男はとにかく街の中に出る事にしてみた。
不夜城とまで言われるこの街は、とにかくいろいろなものが移り変わる。
人も、店も、裏も、表も。
情報収集は怠っていないが、逆にそれに追われてしまって、こうしてただ街をブラつく機会を作っていなかった様に思う。

「いい機会だし、裏路地とかも回ってみるかな……」

勿論、こんな事をするぐらいなら、冒険者ギルドに行って情報を集めたほうが効率的ではあるが。
しかし、その"効率"にだけ拘っていても、見えないものがある。
男はそう信じていた。

「ま、最初は適当に繁華街歩くかぁ。裏路地とかは、それからだな」

そう言って、街の灯りが一番綺羅びやかな通りに、歩を進めるのだった。

クレス・ローベルク > 「お、新しい娼館出来たのか」

そんな事を確認しながら歩く道。
別に、出来たからといって、そこに行くとは限らないが。
それとは別に、頭の中の地図を更新していく作業は楽しい。
時折、飲食店や娼館の呼び込みが出てくるが、それに一瞬足を止めては、また歩いていく。

「ふんふんふーんっと……でも、お腹が空いたな」

何処か、店に入るべきかと考える男。
さて、良い店はあるだろうか……?

クレス・ローベルク > ――男は、そのまま何処かへと歩いていく
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」からクレス・ローベルクさんが去りました。