2020/08/06 のログ
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 潮騒の音を聞きながら、窓際の席に座って本を読んでいる。
本の内容は、最近流行りの冒険小説である。
本職――と言っても副業なのだが――である自分はフィクションだと解る内容なのだが、それでも心が踊るのは筆致が優れているのだろう。
「若い子はこういうのに憧れて冒険者になるのかな、やっぱり」
自分の場合は、スキルがあったからというのが大きいので実感には乏しいが、気持ちは解るという気もする。
闘技場の試合を見て剣闘士を志す者も少数ながら居るには居るし――そう考えると、フィクションの力というのも侮れない。
「ともあれ……結構夢中になって読んじゃったな。続き読む前に、何か注文しようか」
お腹も減ったし――という事で、惣菜系のサンドイッチや軽食の項目を見る。
飲み物はストレートティに決めているので、後は何を頼むかである。
「うーん、悩むな……。此処はどれも美味しいからな」
■クレス・ローベルク > ――そして、男は注文を終えると、また視線を本に戻した
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】」からクレス・ローベルクさんが去りました。