2020/07/23 のログ
ご案内:「カジノ『クリュソス』 ギャンブルスペース」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > タン、タン、タン!とスロットのボタンを押す音がリズム良く響く。
青い闘牛士服の男の見る先、スロットの絵柄は――バラバラ。

「う、うむむむむむ……」

凝視しても、絵柄は変わらない。
手元のチップケースには、もう殆どチップは残っていない。
それでも、新しく賭けるために、新しいチップを入れようとして……

「いや、流石にやってられないって。チクショー」

それを差し戻し、椅子から飛び降りる様に立ち上がる。
何度か、このカジノにはオークション会場の警備の仕事で立ち入っている。
なので、その仕事の後に度々、こうして遊んでいるのだが――今日は、全くついていなかった。

「今日の仕事代まで溶かす訳には行かない……。
けど、このまま帰るのも悔しい」

うむむ、と唸りながら、カジノの中を適当に歩く男。
特に行き先はなく、ただ考えるついでに歩いているだけであるが……。

クレス・ローベルク > ――そのまま、男はその場を去っていく
ご案内:「カジノ『クリュソス』 ギャンブルスペース」からクレス・ローベルクさんが去りました。