2020/06/20 のログ
ご案内:「◆港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”【イベント開催中】 海の見える喫茶店」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 内装は素朴ながらお洒落で、値段の割には味の良い喫茶店。
ダイラスにあるこの小さな喫茶店は、そんな穴場的な人気を誇る店だ。
平日昼間は空いているが、夕方から夜には仕事終わりの者が一息つきにやってくる。
剣闘士、クレス・ローベルクもそんな客の一人だった。
カウンター席に座る男は、メニューの冊子を開いて今日食べるものを吟味していた。
魔導機械で撮られた写真を指で指しつつ、

「(魔術師戦で頭使ったから、紅茶よりもジュース類が今は欲しいな……オレンジジュースが良いか。ご飯はいつものサンドイッチとスープで――)」

「よし、店員呼ぶか」

一通り迷い終えた男は手を挙げて、店員を呼ぶことにした。
尤も、既に男の隣以外は殆ど埋まっている。
店員が来るのには少し時間はかかるだろうが――