2020/01/30 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 大通り」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 久々に来た、馴染みの娼館が潰れていた。
板で閉じられた入口の前で、男は地面を強く蹴った。
そして、がっくりと肩を落とす。

「ああー……マジかあ」

此処の娼館は、前は良く利用していた。
女の子の質はまあまあだったが、衛生に気を使っていたし、料金も良心的。何より女の子たちの待遇が(ランクに比してだが)良かったのも気に入っていた。

最後に来たのはもう三年も前――名が知られるようになった男に、娼館の主から『あんたみたいな有名人にそんな来られちゃかえって迷惑だよ。ホラ、出てった出てった。せいぜい美人のケツを追い回すこったね』と門前払いを食らって以来だ。
当初は何故そんな事を言われるのか解らず、季節が経って自然と解り、そして今ならあの全てを心得た様な婆さんに、一言言い返せると思ったのに。
言い返す相手は、それすら心得た様に雲隠れしてしまったのだ。

「……金が稼げるようになって、強くなっても、倒せないよなあこういうのは」

寒空の下、立ち尽くす男。
腹が立つやらエロい気持ちを持て余すやら落ち込むやら、複雑な感情が腹の中に溜まって、重しのようだった。

クレス・ローベルク > 「……いや、こう何か感傷に浸ってるけど冷静に考えると寒いな」

二重の意味で寒い。
そもそも、そんなに感傷に浸るキャラではない。
ファンが見てる可能性もあるのだし、そろそろどっか温かい場所に行きたい。
とはいえ、

「うーん、何か娼館って気分でもない……飯かなー」

いや、元々出すもの出そうと思って来てるから、エロい気分ではあるのだが。
何か今日はそういう気分ではない、気がする。
女を買うという手続きをすると、こっちの思い出を思い出してしまいそうな。

「……あー、難儀な気分だ」

と言いつつ、取り敢えず手近なレストラン辺りに入ろうかと辺りを見渡し始める。
前に来たときより大分様変わりしたようだが、何処か店は見えるだろうかと。

クレス・ローベルク > ――そのまま男は背を向けて歩いていく
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 大通り」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」に違法カジノさんが現れました。
違法カジノ > 違法カジノと言われるこの場所はいつも通り営業しているようだ。

この場所へ足を運べば、滅多とない財や栄誉が手に入るかもしれない、
との触れ込みで。しかしながら敗北者には永遠の服従にも等しい隷属が与えられることもある。
扉を開ければきらびやかなカジノ特有の目にも耳にもうるさい光景が広がり、
そしてこのカジノのルールのかかれたカードが有無を言わさずスタッフから配られるだろう。

本日の目玉商品は魔族の国や一部の遺跡でも滅多と見ないと言われる魔石、
ブラックダイアによってつくられた指輪である。
入手にかかるポイントは交渉次第とのことだ。

その他、寒い季節にと銘打たれて、黒々とした炎の魔力が込められた、
装飾品としても防具としても恰好で見た目の良いドレスなんかも飾られている。

本日のオススメメニューは肉便器プレイ、針責め、電気攻め、木馬責め、サンドバッグ。
これらのメニューはポイントが2倍されるとのことだ。