2019/12/16 のログ
ご案内:「海の見える喫茶店」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 最近は、割と仕事が落ち着いている。
あまり良い事ではないが、しかし同時に心身は安らいでるのも確かで。
だから、最近は穏やかな気持ちで、この場所で海を見る事も多くなっていた。
「……こんな日が何時までも続くと良いのに――と思いつつも、こんな日が何時までも続いたら俺干上がるんだよなあ」
ままならないもんだと思いつつ、持ってきた鞄の中から、箱を取り出す。
中には、封がしてある封筒と、それから十枚ほどの便せん、そして筆記具が入っている。
何をするのかといえば、ファンレターの返信書きだ。
決して男はファンが多い方ではないが、それでもこういう事をしっかりしていた方が、その少ないファンが離れない事は知っていた。
「さてさて、それじゃあ、始めようか――」