2019/07/01 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 公園」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 今日は休日。空も蒼く晴れていて、とても爽やかな正午。
その空の下、男はベンチでぼんやりとしていた。
手には飲み物が入った竹のボトル。

「ああ、何でこう、鍛錬も仕事もしない日ってこんなに落ち着くかな……」

満ち足りたような声で呟いた後、欠伸をして背もたれに背を預ける。
今日は一日、のんびりとする予定だった。

クレス・ローベルク > 流石にベンチでぼんやりするだけなのも退屈なので、多少は身体を動かすことにする。
とはいえ、走り込みや筋トレは何時もやっているので、何時もやらない事をする。

「よっと」

逆立ち。その状態からぐるんと前転。
前転自体は戦闘中やったりもするが、緊急回避的なものだ。
こんな風に遊びで回ってみると、世界が回転する感覚が中々楽しい。
折角なのでそのまま後転などしてみる。

「偶には良いなこういうのも」

地面は土なので、そうそう身体が痛くもならない。
その分、服は汚れるが、どうせ家は近いのだ。
思う存分泥だらけになろう。

クレス・ローベルク > 一度身体を動かすと、体力の限界までやってみたくなるのが人の性。
そんな訳で、宙返りしてみたり、ベンチや柵を飛び越してみたり、色々と遊んでみる。
こんな所を知り合いに見られたら気まずいなあと思うが、しかし今の所知り合いは見つかってないので構うまい。

「ひゃっほぅ!」

挙句の果て、子供用の滑り台を思いっきり滑ったりしてしまった。
大人が乗っても案外楽しかったが、しかし子供達は割とドン引きしていた。
そうして、さんざん遊び倒して、またベンチに戻る。

「疲れたあ……」

満ち足りた表情でベンチに座る。
まだまだ昼の2時ぐらい。時間はたっぷりあるが、さて何をしようか。

クレス・ローベルク > ――男の休日は続く
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 公園」からクレス・ローベルクさんが去りました。