2019/06/02 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にイグリーさんが現れました。
■イグリー > ナイトドレスの年若い少女が一人で賭けに興じている。
ルーレットに平たく賭け、小さく負けて小さく勝つ。
深く傷つくことはないが大きく設けることも出来ない遊び方だ。
「今日はなんだか遊びにも身が入らないわね」
休憩スペースの椅子に脚を上げる品のない座り方をして、
ぼうっとほかの客を観察している。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にレチュアさんが現れました。
■レチュア > 「あはは!いやー調子のりすぎちゃったわー、ここはまた慎重に行こうかしらねえ」
ルーレットの机の上で高く積まれていたコインを回収されながら豪快に笑う少女
最近堅苦しい王城勤めが多かったので羽を伸ばしにカジノを楽しみに来たようだ
「んーじゃあこのくらいをかけてっと・・・・おおあたりぃー♪」
倍率の高い一転狙いにそこそこの量を集中して掛け、見事あてまた回収されたコインを取り戻している、どうやらさっきから大負けと大勝を繰り返して遊んでいるようで、周りにギャラリーができ始めている
■イグリー > 「あらあら」
空疎な賭け方をしていた自分とは対称的に豪快な浮き沈みをしている少女を見かけて、
興味深そうなそぶりでギャラリーに混じる。
「よほど天運に自信があるのかしら。
それとも、破滅を見たいタイプ?」
独り言のようで、彼女に聴こえるように意図したつぶやきをする。
■レチュア > 「うふふ、じゃあ次は、ここ・・・あはは、またあたったわ、」
取り返したコインをまた一点狙いでかけてあてまた彼女の横に大量のコインが集まる
ギャラリーがわく中で一人自分に向けるかのようにつぶやいた声に目を向ける
「あら、美人さんね、こっちで私の試合見る?」
そう言ってつぶやいた少女を手招きする
「今日は遊ぶ用の金しか使ってないからね
全部使い切ったら帰るだけなの、だからこうやって、大掛けしてるってわけよ」
そう言いつつ適当に積まれているコインを切り分けてまた一点にかけルーレットを見守る
■イグリー > 「美人ってわたしのこと? うれしい!」
ニコ、とはにかんで近づき、そばに寄り添う。
歓声が上がる。
レチュアの一点賭けが、また成功したのだ。
うず高く集まるチップ。
「なぁんだ。思ったよりも堅実なのね。
限度いっぱいまで張ってみない?
博打っていうのは、自分自身を賭けるから面白いのよ」
がっかりしたような声色でささやきながら、しなだれかかる。
吐き出す息は、軽いチャームの魔力を帯びている。
そうしながら、テーブルの向こうのディーラーに目線で合図をする。
彼はイグリーという魔女に支配されている下僕の一人だった。
自分が賭博をするときは面白くないので利用しないが、
こういう機会であれば遠慮はしない。
「ね、いいでしょう?
今のあなたなら勝てるはずよ」
と、耳元でささやきながらレチュアの手を握ってさらに過大なチップを賭けさせようとする。
罠が仕掛けられていることに気づくだろうか。
■レチュア > 「うふふ、さっきまでも何回かあったけどこれはあなたが勝利の女神だからってことにしてもう一回かけようかしら…」
チップを適当に握り玩具にしながら近寄ってきた相手の腰に手を回す
上がる歓声と高く積まれるチップ、
そしてかわいらしい少女に気分がよくなって警戒が薄くなっている
「あはは、そうかもしれないけど、今日は賭博じゃなくて、遊びに来てるんだ
最近方っ苦しいスリルばっかり感じててね、こういう場所で安全にスリルを楽しみ語ったのさ、」
がっかりする彼女に股の一物を少し硬くさせながらしっかりとチャームにかかってしまう
「まあ君がそういうならいいだろう、ここからは本気の賭けだ、」
目配せしていたがまいい、こっちも本気でやるだけだとさっきまでしていなかった玉の動きの予測も入れてチップを追加購入したうえでまた全部一点張り
客たちはその大掛けに興奮している
「これに勝てたら君を買ってみようかな・・」
そう言いって相手の髪を撫でている、
かけすぎた気もするが、大丈夫だあの位置に絶対落ちる、
計算道理なら、罠であろうとここに落ちるはずだと高をくくっている
■イグリー > イグリーの魅了のまじないと
場の熱狂という魔法が判断力を鈍らせたのだろう。
作為が混じったことに気づき、どれほど計算能力があっても、
引くべきときに引くことができないようでは勝てないのだ。
ルーレットの上を踊るボールはレチュアの計算通りに、
指定した番号の上で止ま――ったように見せかけて、かたんと跳ねて
隣のナンバーに落ちる。もちろんニアピン賞などはない。
「……あーあ。残念。負けちゃったわね」
髪を撫でられながらいかにも悲しそうに眉を下げる。
「どうしましょうね。あなた、このままだと、帰れないのよ。
……そうだ。ねえ、あなたのことを買ってあげましょうか?」
心から案じるような声音でそう提案する。
一晩で済ませるつもりはイグリーにはない。レチュアにそれが判断できるかはわからない。
魔女の契約だった。
■レチュア > 魅了されて鈍った判断力で指定したバン後つとは別の場所に入られてしまう
ギャラリーからは落胆の声が響き、コインたちとともに彼女の周りから消えていく
「あ・・・あはは、やっちゃったわねえ、」
から笑いしつつこの後どうしようかと必死に頭を回そうとする
「・・・ほ、ほんと?それは助かるわ」
そんな状況で優しく声をかけられて、提案される
魅了のかかった状態で買われるのはとてもうれしく思ってしまい
その契約が魔女の契約であることも知らずに思わず受け入れてしまう
■イグリー > 「じゃあ契約成立ね。わたしはイグリー。
いまからわたしのものになる、あなたのお名前は?」
こつん、と額をぶつけて見下ろす。
目を細めると、太ももに指を這わせる。ちくりとした感触。
《人形の針》という魔法。
レチュアがこれに抵抗するすべを持たなければ、小さな姿に変えられてしまうだろう。
幼い少女でも持ち運べるほどの小さく無力な姿へと。
それを見咎めるものはいない。
誰も注目していないからか、それも魔法の一部だからなのか。
「破滅って楽しいのよ。何もかも失うのも」
■レチュア > 「ふふ、よろしく、イグリー、私はレチュアよ
ええ、今夜は私はあなたのもの、」
顔を近づけられて、嬉しそうに笑う
そして魔法には抵抗することができずみるみると小さい姿に変えられて
持ち運び可能の人形に変形してしまう
「へっ?な、なにをしたの・・・か、体が小さく・・・」
小さくなった体をみて困惑の表情を見せる、
そして何もかも失うといわれて少しだけ期待し、股を濡らしてしまう