2019/03/19 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2 海沿いのカフェ」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > ――昨日は、派手な仕事だった。
闘技場のルール上、命は取られないものの、だからといって危険がないというわけではない。それが、とてつもない強者ならば、尚の事。
流石に、そういう試合の後、もう一度戦えば、大怪我につながるミスが起きないとも限らない。闘技場側としてもそれは避けたい(必要以上の流血は、返って客を遠ざけるらしい)
故に、今日はお休み。

「……」

海を眺めながら、砂糖を二さじ入れたミルクティを啜り、ぼうっとしている。
時折、テーブルの上の本に目を落とすが、それも飽きてくれば栞を挟んで閉じて、また海を眺める。
時間を無駄にしているようだが、ハードな日の後の休日は、概ねこんな感じであった。

クレス・ローベルク > 紅茶を一杯飲み終わり、次はストレートティ。
甘くなった口の中をさっぱりさせつつ、次は何を頼もうか考える。
ケーキも良いが、そろそろ昼。
肉入りのサンドイッチは、疲れた身体には少し重すぎるが……

「サーモンサンドかなー」

たっぷりの野菜と、鮭の薄切りを挟んだサンドイッチだ。
普段の男の好みではないが、こういうときには丁度いい味と重さだ。
店員を呼んで、頼むことにする。

クレス・ローベルク > しばらくすると、サンドイッチが運ばれてきた。
早速手に取り、小さく齧る。
その部分には切り身は入っていなかったが、シャキシャキのレタスとトマトの食感と、瑞々しい味わいは楽しめる。
二口目。今度はそれに、サーモンのまろやかな旨味が加わる。

「美味いな……」

ぽつりとそう言って、本格的にサンドイッチを消費しにかかる。
運ばれてきたサンドイッチは二切れ。
昼時の腹を満たすには、十分な量がある。

クレス・ローベルク > サンドイッチを食べ終わり、口元を拭く。
食後にお茶を啜れば、少し身体に元気が戻ってきた。

「午後は少し運動してもいいかな……」

休憩中とは言え、公園で軽く走るぐらいなら良いだろう。
男は、会計をするため、席をたった。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”2 海沿いのカフェ」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 男は、カジノテーブルで、一人座っている。
ついさっき、このカジノに来たばかりで、ゲーム相手を探しているのだ。

「ううむ、緊張するなあ」

今日は割と多めに金を持ってきた。
その予算実に3000ガメル。全て溶かせば、男にとって相当痛手となる金額だ。
男にとってはこの賭場はあくまで遊び場だが、遊びにこそ真剣になるのがギャンブラーのサガだった。

「できればカモが来ると良いんだけど……」

テーブルに用意されたダイスを無意味に転がしながら、男はまっている

クレス・ローベルク > コロコロとサイコロを転がしてみる。5が出た。

「……よし、高い」

高いからなんだと言われれば、特に意味はない。
しかし、それなりの金を賭けるのだ。何かしら、「イケる」感がほしいというのはある。

「験担ぎとか殆ど知らないもんなあ」

前に行った賭博の神様のところにでも行くべきだったかと思う。
とはいえ、席についた以上、何もせず出ていくわけにも行かない。対戦相手をじっと待つ。