2019/01/11 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にクーラグさんが現れました。
クーラグ > にぎやかな歓楽街、カジノや劇場などからは少し離れた酒場。時間帯的には向こうの遊技場の客が
こちらの方まで流れてくるには少し早かった。ある程度遊び飽きた人達か、カジノで負けた者達が
こちらの娼館や宿屋の方にやってくる。この酒場はその中間にあるといえる。
かかる金なども比較的慎ましやかである酒場で、シードルを飲んでただ客の流れや店員の
動きを眺めている女がいる。

客は様々であって、殆ど無理やり女性を連れて行ってる男もいれば、何処かお互いに下心ありげに
黙々と酒を飲んでいる男女、客を適当にあしらう店員。様々な様子が見られる。
女はソレをまったく変わらない表情で、瞳だけがその様子を追う為に時折キョロと動く。
机に身体を載せず、背筋の伸びたまま様子を眺めて、たまにシードルを一口飲んでいる。

クーラグ > 女自身も黒の柔らかな光沢の黒い生地で出来た服。ひし形に空いた胸部分からは大ぶりの乳房から谷間が
惜しみなく露わになっている。腰かけ、テーブルによって見える事は無いが鼠径部よりも上にある
非常に深いスリットからは、編み上げのニーハイブーツに包まれ、上では白い柔らかな生足が見える。

「……………………」

そういう女が酒場の隅で一人だけ一杯のシードルをゆっくり飲んでいる。比較的目を引く姿をしていて
客の何人かが身体を舐めるように眺めてくる事はあるが、。声をかけてくるものは誰もいない。
元より目立たない所にいるというのもあるがいつも通り頑なにシードルのみを時間をかけて飲んでいる。

また何だか足早に出ていく男女が見える。女性の方は少し表情に曇りが見え、望んでる訳ではなさそうだな
というのが伺えた。成る程な、と目を細めながらまたシードルを飲んでいる。

ココにいる連中というのは誰も彼もそういう肉体関係を求めているんだろうか、そう感じながら
窓から見える街の明かりを眺めた。しかし、こういう場所にいるからなのか自分に目が留まればの話
ではあるが場合によってはそれもやぶさかではなかった。

「………………」
とはいえ誰も来る様子はなく、女はそのまま店内の人の流れを眺めて過ごしている

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にイーシャさんが現れました。
イーシャ > 酒場は一夜のパートナーを求める男女が行ったり来たり。
それなりに人の出入りが多い中で、酒場の従業員でも奴隷でもないミレーの青年の姿は目を引いたかもしれない。
青年は黒い猫耳と尻尾を揺らしつつまっすぐ店員のいるカウンターに向かい、その店員と何やら小声でのやり取り。
その後、青年が何かの小包を差し出すと、それなりの金が入っていそうな小袋を店員が差し出したではないか。
なんともよくありがちな怪しい取引の様相ながら、この大歓楽街においてはそうそう珍しいものでもあるまい。

「さて…」

取引を終えたらしい青年は、店員に背を向けるとようやく店内の客層に目を向けていく。
一仕事終えたので遊んでいこうか、という魂胆である。
ゆっくり、目線を流していくと、微妙に目立たないところにいる一人の女性に目を付ける…もしかすれば視線が合ったかもしれないが。

「こんばんは、一杯付き合ってもらえないかな?」

どちらにしろ待ち合わせしている様子でもなさそうなので、彼女の方へと歩みを進め、声を掛けてみることにした。

クーラグ > シードルを飲んでいると、店員とやり取りをしているのが目に入った。統計的に考えると
こういったシーンをココで見られるのは珍しかったので思わず凝視している。
するともしかする通り青年と目が合った。非常に成熟した身体をしているが10代も終わりに差し掛かる
ぐらいの若い娘の様相を持った女は、表情の無い顏で青年の動きを目で追っていた。

「いいわ、私で良いなら」

女の声に店の何人かが反応する。女の声は吐息のようだったがハッキリと耳に入り
朗々としているが甘くとろけるような信じられない程耳あたりの良い声をしていた。
特に珍しい容姿ではない為、誰の声なのかと周りを見ている者が何人かいるかもしれない。

青年が近づくのであれば、女の詳しい容姿が確認できるハズ。

イーシャ > 「ありがと、イイ声だね」

声を掛けてみた反応は上々、それよりも彼女の声色に興味を示す。
囁き声のようだったにも関わらず、耳にはっきりと残る甘い声に、青年の猫耳はすっかりぴこぴこ動いていた。
興味深そうに彼女に視線を向けつつ、傍の座席に腰かけようか。
彼女の蕩けるような声もそうだが、彼女の持つ豊満な肉体にもまた興味がそそられる。
青年の視線は、やっぱり彼女の谷間へと注がれる…男なんだからしょうがない。

「それと…さっきの、見ちゃってた?」

さて、酒場には稀に彼女のような人間観察ぽいことをしている客もいたりして。
今回のように怪しい行いを見られていたりすることもまぁまぁあったりなかったり。
彼女もそれかどうかはわからないが、青年と店員のやり取りをネタに強請ったりする人物かどうか、確かめなければならない。

クーラグ > 「そう?…私はあまり気にした事が無いけど」

こう話している間にも物凄い良い声をしている女は少し口を潤す為にシードルを再び一口飲んだ。
座席に腰かける青年を変わらない表情で凝視している。青年の視線が自分の躰を撫でているのを感じ
谷間に止まると、肩を縮めて乳房をギュっと寄せて見せる。

「見ていたわ、何をしているのかは知らないけど」
「人を見ていたのよ、大抵は娼館や宿屋の方に消えて行ったわね」
表情は一切変わらず、声は前述の通り良い物だが、表情は殆ど変わることなく
淡々と質問を述べている。特に何か図りがあっての事ではないと告げておく

「折角声をかけてくれたから、どうせなら隣に来て」
淡々と語る口調、青年に目線を向けたまま長椅子の隣を細い手がトントンと叩く

イーシャ > 「そうだよ、他の人だって声の主探してるし。
耳が蕩ける~って感じ」

彼女の傍でその声を聞けば、より一層耳に響く。
店の人々は未だその声の主を探していたり、もしかして彼女かと、クーラグに視線を向けていたりか。
青年の視線が谷間に止まったとき、谷間を寄せるという挑発をされてしまう…やはり興味深い。

「…ならいいや、俺も余計なことしたくないからねぇ。
じゃあ、んん…遠慮なく……だけど隣に座るくらいじゃ、満足しないかもよ」

取引現場を目撃していても、それをどうこうするつもりがないという口での説明。
だが青年はならばよしと、それで充分に納得したらしい。
彼女の表情はあんまり変わらないけれど、青年は無邪気なくらいにこやかだった。
そのついで、隣に来てと言われれば、言われるがまま彼女の隣に密着するように座ってみようではないか。
もちろん男としてはそれだけで満足するはずがなく。

クーラグ > 「知られてはいけない事なのね、じゃぁ私もそのまま何も聞かないわ」

隣に座り、密着するのであれば滑らかな布地の下で当たる物が何もない事に気付くかもしれない。
かなり深いスリットは鼠径部にまで切れ込み、乳房は青年の躰が当たるとムチっとつぶれる。
肌感覚が鋭いようなら下着を何も着けてない事が分かるかもしれない。

「満足しない?そうなると私が身体で何とかするしかないのね」
言うと女は突如として胸の谷間部分を開くと、生の乳房をプルンと晒し出した。
先ほど感じたのと同じように下着の類を付けていないようで
真っ白に柔らかく、しかし弾力を持ってその大ぶりな乳房がたぷたぷと揺れる。
女はその間にも眉一つ動いている様子はない。初見で会ったのと同じように
感情の薄そうな表情で青年を見ている。
完全に露わになった乳房の先端は冷えた空気の中で少し固くなっていた

イーシャ > 「助かるよ…てか、下着とかは…」

気にすることがなくなれば、あとはしっぽり楽しむのみなんて、呑気なことを考える。
隣同士密着するくらい近づいて座れば、彼女の着ているドレスのスリットがやたら深いし、下着のラインも見えない。
腕にむにゅりと触れる彼女の柔らかな豊乳の感触は男を燃え上がらせるほどであると同時に、付けてない感もあったりして。

「付けないタイプかぁ…」

自分の疑問に自分で答えを出すことになった。
何せ彼女が人眼に付きにくいとはいえ、酒場の中で乳房を露出させてしまったのだ。
しかもやっぱり、下着は付けていないようで。
本来なら今すぐにでもその豊満を鷲掴みして弄びたいところだが、場所が場所だ。

「えーと、何とかしてくれるのは嬉しいけど…よかったら場所変えない?」

彼女は痴女なのだろうか、それとも常識的なものが抜けているのか。
ともかく楽しむためにはもう少しムーディーなシチュエーションでないと、と青年は困り顔。
幸いにもすぐ近くに宿があるので、そこに行かないかと誘おう。
ついでに露出した乳房もそこに着くまではドレスにしまっておくようにと。

クーラグ > 「そう?…ロケーションにこだわるタイプなのね、私はそういうの好きよ」
そういうと即座に乳房をしまった。
「この国には飲食店のど真ん中でもやれる人間がいるわ、ミレーの方がよっぽど慎ましやかなのね」
声は変わらず良いものだが話している会話は割と憶する事無くセックスの話をしている。

「一応ココも上の階が宿屋も兼ねているわ、もしくはもっと人目が付かないようなら変えてもいい」
「この状態だと最初に誘惑したのは私だから、ソレに関して私が何とかするわ」
「アナタをいさめるように努める」

囁くような声だが決して聞き取りずらいという訳ではない。この女の発言は漏れなく店中で聞こえる。
話をする限り痴女ではなく、常識的な事に疎いという訳でもない。
深く考える必要もなく単純に【変な女】であるという事が分かるかもしれない。
因みにこの発言の間にも女の表情は一切変わっている様子は無いが。
それでも親しみを込めてほんの少しだけ微笑むのを青年に見せる。

イーシャ > 「うーん、普通だと思うんだけどなぁ…。
それに、首輪無しのミレーがそんなことしたら、悪目立ちしちゃうよ」

慎ましやかというほどの生き方はしていないが、少なくとも彼女には好感触だった…のか?
確かに人目など気にせず情事に至る連中が王国には多いけれど、そういう行為は青年にとっては状況次第だ…決してやらないとは言い切れない。

「やっぱりゆっくりできるところがいいし、案内するから外行こうか」

酒場の中でとびきりの女であって彼女は、ずいぶん変わった女であったようだ。
だが少なくとも悪意など感じないし、危ない様子もない。
何より表情の薄い彼女のかすかな微笑みが、青年を後押しさせたか。
そうして二人、酒場を後に歓楽街の喧騒へと消えていく。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からイーシャさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からクーラグさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にクーラグさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からクーラグさんが去りました。