2018/11/22 のログ
ケートゥ > 運勢、大袈裟に言えば天運を操作できるのはそれだけの存在規模を持つか、干渉する手段を持つか、だ。
その辺りを持ち出せば賭け事に敗北は無いのだろうが、言い切ってしまえばそれは酷くつまらないことだと己は思う。
少なくとも女は今この場で、そういった力を持ち合わせ使用する手合いでは無いと言うのが好ましいと言える。

「遊びの割に、随分と大きく張り込んでいたようだけれど……何処かのご令嬢かな?」

御婦人、と呼ばなかったのは、外見的に成熟した女性であれど女から受ける印象にそういった呼び名がそぐわなかったからだ。
気取った風もなく、金銭への執着も線引して割り切ってしまえる思考。気ままな様子が愉快で、演奏を続けながらにくすりと笑みが漏れ。

「構わないよ、今宵の仕事もそろそろ終わりだからね……私の音だけでなく、貴女の愛らしい音も愉しませて貰うけれど」

「遊び」の意味する所は互いに通じている。
双方の意思に同意があるのだから、戯れる旋律も通りよくなるのは簡潔な事実。
仕事としての演奏を締めとする調べの中に交えるのは、女だけに向けたその「遊び」へ誘う燻る熱をその胸奥に、胎のうちにそっと宿らせる……簡単に言えば、女が普段抱く情欲を更に煽る、欲情の音色。
店主に目配せし己の役目を終える挨拶とともに一部屋を借りる申し出を送り、女の手を柔らかく取って誘おうか。

コスモ > 必ず勝つと解っているなら、勝負の意味はないだろう。確かにそれは詰まらないと思う。
それに、切り札というのはいざと言う時に隠しておくもの。遊びでひけらかすほど子供ではなかった。

「ふふ。どうかしらね?」

お世辞と解っていても、やっぱり若く見られると嬉しくなって頬が緩む。言葉から侮られているのを感じないのも、好感が持てる。やっぱり、客商売だからこういうのも慣れてるのかしらね、と思いながら演奏を聞く。
竪琴の音色に似たそれは、彼によって作られた絃の音。長さを変えたら音も変わるのかしら?と問いかけて

「本職のお眼鏡に適う音ならいいのだけどね?」

男の腕に抱かれて鳴くのは初めてではないけれど、こういうのは個人の好みが別れるものだ。お互いに気に入れば、今夜は楽しくなるだろう。無意識に期待してしまうのは、彼の音色に影響されたせいでもある。決して、それだけが理由ではないけれど。
立ち上がるのと同じタイミングでこちらも席を立ち、自然と差し出された手に自分の手を重ね、案内されるまま部屋へと向かおう

ケートゥ > 「重要だよ?お嬢様とお呼びしなければならないかも知れないのだし……
 長さや太さ、幅に形状。千変万化と言えば少々張り過ぎかな?」

はぐらかす風の言い回しには愉しげに笑みつつ、問われた答えもその調子を含ませた声。
今は竪琴の形状から模した配置だが、このままでも変化は出来るし繋ぐ場所や距離を変えれば一層多彩に奏でられることを匂わせて。

「ふふ……大丈夫だよ。仮に適わなければ、適うところにまで調律して差し上げるだけだからね?」

愉快げな声には艶が混じり、何でもないことのようにさらりと告げる言葉は女を己の思うよう、思うままに抱くと意味を含んで…それが女の期待を高めるのなら、この夜は互いにとって良いひと時となるだろう。
旋律と言葉と、魔性と嗜好。
女を無意識のうちから煽りながらに手を取って、部屋へと向かうその後は―――――

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からケートゥさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からコスモさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」に違法カジノさんが現れました。
違法カジノ > 本日も、違法カジノは営業中の様だ。

相も変わらない、好色な凌辱要員の男達の顔ぶれがソファーに並び、
人の良さそうなディーラーは客を待ち、そこで座っている。

本日の目玉商品の一つは、乙女なら誰もが憧れよう煌びやかなオーバードレス。
純白を基調にして、腰元や胸元が青色で彩られて、煽情的に胸元が開いており、ふわりとした布地のフレアスカートが付随している。
更にサファイアのネックレスに指輪まで付いており、着れば気分はお姫様か貴族の娘か。
売り物にしてもそれなりに高価になるだろうことが伺える。
なにせ、人間の国ではなく、魔族の国で作られた逸品なのだから。

こちらの目玉商品は、勝利ポイント70、敗北ポイントマイナス70(交渉可)との事。

本日のオススメのメニューは、苦痛責め系メニュー全般。
これらで賭けを行う場合、勝利時のポイントが2倍になるとのことだ。