2018/10/12 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」に違法カジノさんが現れました。
■違法カジノ > 本日もハイブラゼールの一角にある、
煌びやかな大型違法カジノは営業中のようだ。
今日は随分とソファに凌辱要員の男性が多く並んでいる様で、
ハードプレイ、並びにハード凌辱ボーナスデー…とのことだ。
肉便器プレイでの加点が3倍。
及び、初回のみ、他の15点以上の項目の加点が2倍のボーナスが付く、
と大きく看板で宣伝に書かれている。
本日の目玉商品は、大きな翼竜の翼、一枚。
ごつく重厚な生物の硬質な羽根が、見せびらかされるように飾られている。
今日も、ディーラーがそこに座り、来客を待っている。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にスピカさんが現れました。
■スピカ > 明らかにいかがわしいそのカジノに、少女が足を踏み入れる。
その姿や様子は、カジノ慣れしているようには決して見えない。
特に、この様な危険な賭けを強いられる場所には。
「……それ、見せて欲しいんですけど。」
しばし何かを言いたそうに佇んだ後、意を決したようにディーラーに声をかけた。
それとは勿論本日の目玉商品、翼竜の翼である。
■違法カジノ > 「いらっしゃいませ、お客様。」
ディーラーと思われる男性は上品かつ穏やかな口調でスピカを迎え入れる。
輝かしいカジノの煌びやかな商品の光が移り込むだろう。
「こちら、ですか?どうぞ、見るだけなら構いません。」
勝手にとってはいけないように、三重の透明結界がはられている。
しかし、外から見るには困らないだろう。
骨まで付いていて、傷もほぼない。使うにも飾るにも向いている。
その翼は紛れもない、本物だ。
……もっとも、このカジノはウソに塗れている。
■スピカ > 「ありがとう。」
一言礼を言って顔を近付ける。
その真贋を見抜く眼があるのかどうかは分からないが、暫く見つめた後一つ頷いた。
「新鮮そうだし、使えそう……それで。」
この後の言葉を紡ぐのにかなりの勇気を必要としたのだろう。
大きく息を吸い込んで、薔薇色の唇と声を小刻みに震わせながら言った。
「な、何点なの、それは……?」
■違法カジノ > 「こちらですか?……こちらはかなり高価なものになりますのでね。
ゴルドに換算しますと…さて、幾百万にはのぼりましょう。」
まさか、この娘が賭け事を行うだろうかとディーラーは少し訝しんだ様子だった。
もっとも、カジノとしては、それは全くいい事なのだが。
それに、このカジノは他のカジノを知らなくても数字が出来れば理解出来る、
ごく簡単なゲームなのだ。
「ですから…150点で貴女の勝ち。マイナス50点で貴女の負け。
で、いかがでしょう?…不服がある場合、勿論交渉して下さっても構いません。
せっかくのお客様と遊べる機会を逃すのも、損ですので。」
随分と、不条理な条件だと言えるが、商品が商品なだけに、
これくらいは妥当かとディーラーは問い掛ける。
■スピカ > 「ひゃくごじゅ……っ!」
それが高価な物だとは知っていたが、ここまで不利な条件を突きつけられるとは思っていなかった。
それも本物かどうか分からない賞品に自分を賭ける事になるのだ。
普段であれば受けないだろう。
もしくはただ金や物欲の為であれば。
ちらりとボーナスポイントを謳う看板を見る。
今回はどうしてもこれが必要なのだ。
「……分かったわよ。その条件、飲めば良いんでしょう?」
思い切るためか、少し口調が強くなった。
「でも、交渉と言うかお願いはあるわ。
合計で15点以上になる様に罰を組み合わせた時もボーナスが欲しいの。
構わないかしら?」
■違法カジノ > 「150です。……そして、貴女の交渉は受け入れましょうか。
ただ、それも二倍、と致しますと少々面白味が欠けますので…
その場合は2割増し、そしてボーナス使用は負けても勝っても3回まで。
と言う事でいかがでしょう?」
彼女の交渉には、少々の譲歩を行うディーラー。
やはりというか、観客や凌辱要員もよりハードなプレイを望んでいる様で、
その為か、15点同様の加点にはならないようだ。
「とはいえ、あまりカタい事を言ってややこしくするのも何ですね。
えぇ、更なる交渉も仰って下されば受付させて頂きます。」
■スピカ > 「……分かったわ。」
やはりそう上手くは行かないか、と唇を噛む。
もう交渉をしてしまった以上後には引けない。
どんな罰も怖がってはいられないし、勝てば良いだけだと自分に言い聞かせて。
震える手でペンを取った。
「じゃあ……始めましょう。
サインか何か、どこかにすれば良いのかしら?」
■違法カジノ > 「こちらのカードにお名前をどうぞ。
それから、こちらのカードで改めてルールをご確認ください。」
カードの内容は、このカジノでの勝敗の扱いだ。
勝利者への戦利品は翼竜の翼。
敗北したなら、その身体を奴隷として差し出す事。
これに承諾する事を求められている。
もう一枚はルールのカード。
けれど、
「もっとも、どうやら貴女はここのルールをご存知の様ですけれど。
改めて、見落としがないかご確認くださいませ。」
そのカードには、ダイスゲームのルールや、
マイナスポイントを背負ったままの途中退場は一切認められていないこと、
敗北者には奴隷としての容赦ない扱いが待っていると言う警告がなされている。
■スピカ > 促されるままルールのカードに眼を落とす。
下調べをし、もう何回も読んだルールではあった。
その度に背筋も凍るような怖気を感じたものだが、今回は違う。
感じたのは吐き気を催すようなプレッシャーと、血の気の引く寒気であった。
唾を飲み込み、歯を食い縛る。
震えの増した手で最初のカードにサインをする。
「……これで、いいでしょう?」
既に涙目であるが、その瞳の奥には決意の光が点っていた。
■違法カジノ > 「はい、結構です。スピカさん。」
カードを受け取るディーラーは、そこに記された名前を読み上げ、頷く。
まだ10代前半と見える少女が震えて、しかし立ち向かわんとする様子には、
並ぶ好色そうな男達は嬉し気ににやにやとした視線を向けている。
「それでは、勝負を始めましょう。
まずは好きなメニューをお伝え下さい。
その次にお好きな方のダイスをお手にとって、転がして下さい。」
■スピカ > ディーラーに促されてメニューを見る。
何度見ても眩暈がするような言葉ばかりが並んでいた。
だが150点を稼がなければならない。
ボーナスを利用し、大きなリスクを背負ってでも早期決着を目指すべきか。
何度もダイスを降る羽目になれば敗北回数は増える可能性が高い……。
「……これ。ボーナス付きで。」
震える指で指すのは『蟲責め』。
切断などを受けてしまっては勝っても冒険者としては死んでしまうのだから、仕方ない。
「じゃあ……勝負よ!」 [1d6→4=4]
■違法カジノ > [1d6→1=1]
■違法カジノ > 「分かりました。まずは蟲責め:20点から倍の40点を…。
では、勝負です。」
二人のサイコロがからからと転がる。
スピカの投げた物は、4、ディーラーの投げた物は、1。
「……おめでとうございます。この勝負、貴女の勝ちです。
貴女の持ち点は40点となりました。」
ボーナスが付いたせいもあり、初っ端にディーラーは大負けを喰らった。
「続けて、どうぞ。お好きなメニューと、
サイコロを振って下さい。
この場合、同じメニューでもう一度でも構いませんよ。」
■スピカ > 「……はぁ、はぁ……」
どっと溢れる汗。
ディーラーの投げたダイスと共に心臓まで止まりそうだった。
初戦の勝利に大きく溜息をつき、肩で息をする。
負けたらどんな目に合っていたのか、想像するだに恐ろしい。
汗を拭いながら口を開いた。
「……これと、これと、これ。いける?ボーナスは、無しで良い。」
プレッシャーに負けたのか、一度ぬるめのメニューを選ぶ。
精液ぶっかけ・小便ぶっかけ・公開排泄小・スケベ衣装の計20点。
「大丈夫なら、すぐにダイスを振るわ。どう?」
■違法カジノ > 『……へっ。折角蟲責め出来ると思ったんだがな。』
『あれ選ぶ客すくねェんだから、頼むよディーラー』
「まぁまぁ、そう慌てない慌てない。」
野次を軽く掌で制するディーラー。
「はい、全身ぶっかけ、小便ぶっかけ、
公開排泄小、スケベ衣装ですね。順番はこちらで組ませて頂きますが、
それで宜しければ、組み合わせで結構です。どうぞ、ダイスをお手に。」
■スピカ > 「順番くらい、好きにすれば良いわよ……」
どうせどんな順番でやられても汚れてしまうのだ。
後ろの男たちは決して容赦はしないだろうから。
投げやりに呟いてダイスを投げる。 [1d6→5=5]
■違法カジノ > [1d6→2=2]
■違法カジノ > 「……んん。」
スピカのダイスは5、ディーラーのダイスは2。
「この勝負、貴女の勝ちです。
貴女の持ち点は60点となりました。」
彼女の二連勝だ。
もうすぐ既定の点数の半分が見えてくるだろう。
「続けて、希望のメニューとサイコロをどうぞ…。」