2018/05/07 のログ
■アシュトン > どういう意味で面白いんですかねぇ……
(若干じっとりとした視線を送る。流石にここまで来たら、男の尻も掘るやもしれぬ。
掘られる方は……経験が無いので勘弁といったところだ。文字通り新しい世界として。歓迎されるかは別だが)
本当根に持つね。そこまで気にするなら、髪を伸ばすとかすれば最初の印象も変わりそうなんだが。
コレぐらいの大きさもな、こうやって撫でてるとさわり心地いいんだぜ?
しかし、これは、後ろで縛ってる感じかな……
(多分、布地をグルグルと巻きつけているのだろう。生地の上からでも趣はあるので、それはそれで。
その内、外してもらったりする、かもしれないが。
掌に収まる、よりもさらに小さいだろうか?それをゆっくりと撫で上げながら、中央部の頂きを指の腹で強めに押して転がしてゆく)
へぇ……神殿、騎士ねぇ。こっちだとゴツイ鎧とかそんなイメージだが。
こう、ニンジャとか、アッチのヤツは軽装が好みなの……色気も無い話になってしまった。
(興味がそっち方面にソレかけて、一旦おいておく事とする。
押しつけの強い下着だが、まぁ、余りサイズに影響与えてない感は触れば分かるのだが。
特にそれについては、気にしてる訳もなく。むしろソレを楽しむように、指先を遊ばせていた)
裸で海にいって全部焼く、には季節が悪いな。
見慣れないから驚いたが、これはコレで、境目がなんかソソル感じが?
(新しい窓が若干開いたような気がしなくもない。
色の境目辺りに顔を近づければ、ぺろりとそこを舌で舐め上げる)
ヒトの事散々と言っておいて、ここで笑うってのはどーゆーこった。
んまぁ、こうやってやさしめに触られるのに慣れてないのかもしれないが。
しかし、上はいいとして下はどうするかな……ズラせるのかな、ん、ちょっといけるか
(小さく喉で唸りつつも、気持ちを入れ替えて。
下着で言えばクロッチに当たる部分を、横にぐいぐいとずらしてみれば、何とか動かせたようだ。
まぁ不便なのでその内脱いで貰うかもしれないが。
割れ目を晒し出してやると、次は直接そこへと指を添え。
少し強めに柔肉を掻き分けると、音を立てるように膣内をかき混ぜてやる)
■レキ・キドー > いいものらしいよ?
こっちじゃあんまり一般的じゃないのかな。
場合によっては高尚な趣味みたいに扱われる事もあるんだけど。
(男同士。文化圏によってはそれこそ普通なのだと可笑しそうにして。)
…似合わないでしょ。
伸ばして掴んだりされても面倒だし…
(女らしくすれば良いというのは図星だったようで、ちょっとしゅんとした。
髪を伸ばして着物を柄のに変え、薄く化粧でも乗せればさすがに間違われまいとは思うのだけど。
自覚はあるので普段は気にしておらず、それがこういう事になったのでこじれていた。)
――ああ… ぅん、ッ… 巻き込んで… 良けれ っば、外ッ そう、か…?
(乳房への愛撫にゆるく身をくねらせて、しこりつつある先端を探られると、浅く唇を噛んでピクンピクンと身を震わせる。
下着の構造を気にされれば、もう取っても良いと解釈してスルリと解こう。
クルクル巻き取るのがちょっとした間になって気まずい。
露になる乳房は実にすっきりとした鳩胸で、それだけに主張が激しく見えてしまう先端は、既にツンと尖っている。)
ゴツイ鎧もあるよ、けど重いし、私がいた所で相手してたのはヒト以外が多かったから、守るよりちょっとでも動けた方がね。
アシュトンは、何してる人? ニオイ気にするって言ってたけど。
(色気の無い話だけれど、ちょっと緊張がほぐれる。
素肌に直に触れられると、すぐにそれどころではなくなるが。)
――ひゃっ… ん、わざわざ焼くほどの事じゃないけどさ…
(突然の舌には、水浴びしてない事がふと気になって、もじもじ。
笑った事については、だってくすぐったくてと悪びれもせず。
元々敏感というかくすぐったがりなのもあるが、アシュトンの言う通り優しい接触は新鮮で、表情はうっとりし始めていた。)
――あっ… ァ、あ!? ぁ、ぁ、んン…
(下も解こうかと覗いていれば、ずらして触れられはじめ。
先ほど奉仕していた時から濡れそぼっていたそこは待ちかねたように指を受け入れる。
ぞぞぞと背を駆け上がる快感に、腰を突き出すような姿勢になってしまいながら、きゅっと唇を噛んだ。)
■アシュトン > 一般的、という訳ではないが、そこまで忌避されてる訳でもない、って感じだな。
マイナーな嗜好であるのは確かだけどね。へぇそうなんだ、位かな?
(つまるところ、互いに干渉や押し売りをしなければ、問題ないという感じである。
しかし、アチラの国に関する感想が、なんだかちょっと変わったような気もする)
そうかな?俺としちゃありだとは思うが。
あー……実際の戦闘面では、確かにな。視界も遮るだろうし、邪魔にしかならんか。
(その辺りは、まぁムズカシイ所である。結い上げたり纏めるという手もあるが、解けるリスクもある。
何にせよ、反応からして色々拗らせているってのは、良くと分かった。
根に持つのも合わせて、コンプレックスな訳である)
それじゃ、上も下も外して貰えるかな?
レキの全部、見ておきたいからね。
ふふん、可愛らしいのがしっかりと尖ってきてるじゃぁないか。
(外す合間、ちょいと手を離しておいて。やはりというか、構造自体は単純らしい。
露わになった胸元は、さわり心地相当である。
その中心で自己主張する先端を指でつまむと、コロコロと転がすように、時にギュッと摘まんで強めの刺激を与える)
鎧を一撃でひしゃげさすようなヤツ相手にには、人間の装備できる程度じゃぁ意味がない、って事か。
俺か?冒険者やら傭兵って奴だよ。役回り上、警戒やら潜伏やら、そう言う事もするんでな。
仕事前は特に、バレないようにニオイを消したりとかね。さっきも言ったニンジャに近いっちゃ近い?
(勿論裏の仕事については伏せておく――こちらに関しても、ニオイは注意する点ではあるが。
まぁ彼女としてもこういう話はやり易いのかもしれない。合間はさみという感じで続けていく)
そうかい? ま、見慣れてくるとこれもコレでいいかもしれんな。二度美味しい的な?
(くくっと、小さく笑う。
衣服もきれいなモノだったし、肌の汚れなんかは別に気にはしていないようだ。
緩い愛撫と、力を込めた刺激と。交互に使い分けながら、人間らしい快楽の与え方を続けていって)
なんだい、澄ましてた割には、コッチの方は随分濡れてるじゃぁないか。
(直接触れた内側は、口淫をしていた頃からだろうか、既に濡れて物欲しげで。
割れ目を撫で上げ、膣肉を掻き分ける間に、フンドシの方も外してくれた頃合いだろうか。
膣内からゆっくりと指を引き抜けば、絡み付いた蜜を舌で舐めとり)
さぁて、俺の方もソロソロ我慢の限界、かな。
今からレキのお腹の中に、俺のを入れてやるからな……
(覆いかぶさるような体勢のままに、怒張へと手を添えれば先端部を割れ目へと押し付け
蜜と先走りを混ぜあうように、数度と擦りつけた後。
ゆっくりと体重を掛ければ、割れ目をグイと押し広げて。
膣肉を掻き分けながら、奥へ奥へと。己の形を覚え込ませながら。
やがて全てが収まりきる前に最奥へとたどり着けば、子宮の入り口をコツコツと突き上げ、雄の到来を告げる)
■レキ・キドー > ――ぅ、うん…
……。
あ… あの、アシュトン、は?
…脱がないものなのかな。
(下着。促されるままに脱ぐけれど、愛撫が続くとやり難そうに。
逆に止められまじまじ見つめられたりしても居心地は悪いのだが…
それらとは別に、衣服を緩めただけのアシュトンに、それはそういう作法なのだろうかと、もじもじ。)
――さ、触ったら、そりゃ… ァッ…
ん… そこ… 切なくなる… ぁ、ァッ、つ…
…に、ニンジャか。なるほど、ッ手先、器用そうだ…
(先端を直に弄られると、頭を逸らせて息を荒くした。
胴の紅潮は顔や他より分かり易く。
自身を落ち着けるように、努めてゆっくり深呼吸。
熱っぽい息に合わせてなだらかな胸が上下する。)
――い、いいでしょ? そっちの方が、濡れてないよりっ…
(さすがに汗だ!とかは言い出さなかったが。
濡れているのを指摘されると、それこそ別にいい事なのに発言が反抗的なトーンになった。
照れ隠しだ。
自分のが付いた指を舐めるのを見て、何してるんだ汚いよと視線を逃がす。)
…ぅ、うん―― いいよ…
(優しい愛撫をもう少し続けていて欲しい気もしたが、それがある意味焦らされる状態であるのはこちらも同じこと。
早く精をと、内心ではそんな事を思いながら、表面的にはどうしようもなくドギマギしてしまいながら、硬い表情で頷いた。)
――アシュ…
(覆いかぶさる身体に手を回し、ぎゅっと、一度抱擁を。
数秒何かの儀式のようにじっと抱きしめたら、受け入れるように身体を開き、手はぎゅぅっとシーツを握りしめる。)
――っぅ、あ、あっ、あっ… っは、んッ、ァあんっ…!
(アシュトンの先端が触れる前からヒクついていたそこは、押し入る肉棒を吸い付くように受け入れる。
少しきつくて脚を大きく広げ。
一度の挿入で一番奥まで到達してしまうと、ノックから逃れるようにぴょんこぴょんこ身を跳ねさせた。)
■アシュトン > ん、あそうか。すまないな。
ついと、レキを可愛がるのに集中しすぎてた。
女性に全部脱がせて、俺は着てるってのも失礼だったな。
(ちょいと肩を竦めた後に。残った衣服を脱ぎ始める。
体つきと言えば、ゴリゴリのマッチョという訳ではないのだが。戦闘関連の仕事らしく鍛え上げられており、傷跡も残る。
さわり心地は、余り良くないだろう)
先っちょ敏感……イジメたくなるな。
正確には違うんだが、大雑把にはな。その通り、結構器用だぜ、こんな風に
(心地よさげに感じている頂きを、再び指使いでコリコリと弄んでやり。
時に強めに引っ掻いて、鋭い目の刺激を加えてゆく
……汗とか言われたら、突っ込み地獄待ったなし。
流石の意地っ張りでも、空気は読んでくれたようである。感情が思いっきり出ているようにも思えるが)
っ、ん……このまま、奥まで……
(先端部が潜り込めば、一息の後に両腕を彼女の背中に回し。
身をすり寄せるようにしながら、怒張は終着点を目指して突き進み。
たどり着いたそこを、コツコツと何度かノックして。雌の深い部分に振動を与え。子宮を揺らしていく)
レキの中、温かくて気持ちいいぜ。
ふふ、やっぱり女の子だったじゃないか。奥の方に、赤ちゃん作る所も、っ、ちゃんとあるしな
一晩かけて、たーっぷり種付けしてやるぜ
(散々言われたので、ちょいと仕返しじみた意趣も込めて。
付き上げに反応してヒクつく腰の動きを、愉しむかのようにややと強めに子宮口を小突き。
そこからゆっくりと引き抜いてゆけば、大きく張り出したカリの部分が膣肉を擦り上げ。
半ば程から一気に押し込むと、強い振動が彼女の胎内に広がってゆく。
徐々に徐々にと動きを速め、かき混ぜてゆけば。粘ついた水音が周囲へと響き始め)
■レキ・キドー > (がんばっている身体だ。
アシュトンが脱いでくれれば、傷痕にそっと触れたり、肩を撫でたり、興味ある風に接触が多くなる。)
――い、イジメるとか言うな。
好きでする事で、意地悪じゃないんだから―― ッ!ァっ、やっ、早ッ、ひンッ!
(イジメられるなんて思わないよと生真面目に言うけれど、されてみると前言撤回。
どんどん切なくされてしまって、これは辛いかもとはひはひ余裕のない息をつく。)
……。
(なので隙間には、くりっとアシュトンの乳首を弄り返したりなど。
少しは緊張が抜けて来て、されっ放しにならないだけの余裕が出て来るが、
それも挿入となると何度目かの振り出しに戻る。
奥の奥まで侵入されて、揺らされる度、ぞわぞわ駆け抜ける快感に身をくねらせる。
それがグラインドするような刺激になってしまい、本人は逃げるようなつもりなのだが、結果自分からも腰を振るみたいに。)
――た、種ッ…!?
こ、こらっ、冗談でも、種付けなんて…!
…本気じゃ、ないでしょ? 赤ちゃん、出来たら困るくせに…
だ、だいたい、こんなのはっ… イケナイ、事だからな…!
会ったばかりなのに、こんな事…
これは、遊びじゃない。
本当は凄く大事な事で―― あなたの精液は、気持ちのいいおしっこってわけじゃ…
(仕返しには、このありさまで何を言っているのかという発言を、生真面目に。
半ば本気のようだが、そう口にする事で盛り上がっているようにも見えてしまうかもしれない。
強めに突かれてしまうとその度に あんっ うんっ と思わず声が漏れ、
カリ首が肉ヒダをめくってゆっくり出て行くと、ふわわわわと鳴いたりしながらの発言なので。)
――っふヒぃッ!?
(どちゅ、と一気に突かれ、一際大きな嬌声が上がった。
余裕も無く思わず漏れた声は、何と言うか綺麗じゃない喘ぎ方。
そこから動きが早くなってくると、押し寄せる快感にぎゅっとめを瞑り、ぶんがぶんがと頭を振った。
自分の手で口元押さえて、それではたまらずに指を噛み、きゅうきゅうと喘ぎにならない声で喉を鳴らす。)
■アシュトン > んんんんっ、触られるとなんだかくすぐったいなぁ。
はは、まぁ確かに。好きでしてる事だから、正確には意味合いが違うか。
(なんて軽い口調で答える合間にも、手の動きは相変わらずと器用に動いてるようで。
意地悪というか、可愛がっているというのが正しくはあるのだが)
あひん!?
(不意打ち直撃で変な声を出しつつ、背すじがビクンと跳ねた。
多少の余裕の表れなのか、それとも仕返しなのか。
最もそれも、突き上げが続けば霧散してしまうらしく。
相手の、腰の動きに合わせて律動を重ねれば、より深く大きく内部を擦り上げてゆくこととなる)
でも、駄目とか、止めて、とは言わないんだな。抵抗する感じじゃぁない。
それに、レキの事を孕ませたいって思ってるのは、結構本気だぜ?
会ってすぐってのは、ま、アレかもしれないが……もし出来たら、ちゃんと産ませてやるからな。
気兼ねなく、妊娠しちまってもいい、ぜっ!
(口で言っていることはごもっとも、なのだが。様子にそれほど拒否反応はない。
まぁ、別に妊娠しやすくする薬とか、そういうモノは使っていないので。
ある種、互いの興奮を深めるための、やり取りに近いものはあるが。
とはいえ、容赦のない律動は、このまま何処へと精が放たれるか示すには十分なモノだ)
余裕のない言い声が出たじゃないか。っ、はぁ、そろそろ、いくぞ……
奥でしっかりと、受け取れ、よっ!!
(抜ける直前まで腰を引けば、僅かに間を置いて。
そこから一気に突き出すと、奥の奥まで串刺しにして。子宮口を押しつぶすかのように、鈴口を力強くと押し付けて。
力強い抱擁か、それとも逃げられないようにするためか。両腕で抱きしめたまま、身体を密着させ。
彼女の胎内でビクンと、一際大きく肉竿が跳ねると同時に、頂きは訪れ堰を切り。
睾丸で煮えたぎっていた白濁液は尖端から勢いよく放たれ、まるで子宮の中へと直接叩きつけるかのように。
濃く粘ついた重い液体が子宮内を満たすと、それは卵管や卵巣までも穢し尽くしてしまおうかと、しているようで。
無数の精蟲が、まるで獲物でも求めるかのように、力強くと泳ぎ回っている)
(二度目の射精であるにも関わらず、量も一度目と変わらず、むしろ多い位。
ドクドクと脈動に合わせて注ぎ込んでゆく間、怒張はその大きさと肩さを膣の中で保っていて。
さてとその後、夜はまだ長い。
幾度と注ぎ込まれる事となるかは、二人だけが知る所だろう)
■レキ・キドー > ――あっ、カワイ。
(アシュトンが乳首に上げた声に、ニヒッと笑う余裕があったのだ、ついさっきまでは。
――何度かピストンを重ねられると、夢中で口淫してみせた時のように忘我の表情を浮かべてしまった。)
――ぃ、言わ、ないよぉっ… ダメじゃ、ないんだ…
私… ダメぇ―― ほんとは、だめなのに… 止めて、ほしくも、なくなっちゃ――
(淫らな熱にすっかりふやかされて、喘ぎ声の合間に何事か答えようとしても、その表情は夢見心地であるかのようにしまりがない。
はわわとだらしなく開かれてしまう口で熱っぽい息をつき、感じている顔は、やはりまるで泣いているようだった。
口で何と言っても、アシュトンの動きがどれほど明確な意図を発散していても、言葉でも動作でも抵抗は無い。
それこそを求めているのだという風に、首に手を回してしがみつき、あまつさえ脚もアシュトンの腰に巻き付け、ホールドしようとしているようにすら見える。)
――ッんァン、ァあっ、ァッ、ァッ、アァァッ…!
(背を反らせて、丸めて、また逸らせ。身体の中で暴れる快楽に踊らされて、息をつこうとすれば喘ぎ声が漏れる。
――とうに何度か達してしまっていたかもしれないが、一際大きな波がくるのと、アシュトンが強く強くプレスしてくるのは同時。)
――ッヒきィっ、も、もぉっ、もぉ、もァ、イッ、イぅッ―――― ッ
(最後はもう悲鳴のように、あられもない嬌声を上げて、決して成就することのない精を受け入れた。
…人によってはただ快楽のために、安易に交わるかもしれない。
それが実のところどういう行為なのかを痛感させるような活力を取り込み、快感と、罪悪感に打ち震える。
しかし頭の片隅に最後に残った理性がどう抗議しても、アシュトンが求めてくれるのならそれは拒むことなど出来ず。
そうして回数を重ねてもっと出来上がってしまえば、後はもうこちらから貪欲に求める事もあっただろう。
夜は長く、我を忘れて、しかし朝には… 別人というかまた振り出しに戻っていて、逃げるように一時のお別れとなった。)
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からアシュトンさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からレキ・キドーさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にレキ・キドーさんが現れました。
■レキ・キドー > 「――食べ物屋じゃん。」
(その店の前に来て、何だよと思わず声が出た。
巨大歓楽複合施設によく馴染んだ怪し気な看板を出すその店は、実のところパン屋である。
焼き菓子のような良い匂いが鼻腔をくすぐって、深呼吸。
すぐに盛大なため息をついた。)
「なんだ…だったら…」
(先日ゴロツキに絡まれたところを、ある男が一日分の稼ぎと引き換えに助けてくれた。
その男が行こうとしていた店がどんな所だったのかと、近くに来たついでに好奇心で立ち寄っている。
周囲の雰囲気から何となく風俗店だろうと思っていたが、どうも違うらしく。
似たような店が多いから間違えている可能性も十分あるが、とりあえずここで正解と仮定して、
だったら稼ぎを使わせてしまってこの店に行かれなくなった事は気にしなくても良かったんじゃないかとか。
その男と一夜を共にしてしまったのは、結果的にはお互い目的を果たせたのだから悪くない関係なのだが、
つい一夜の過ちのように考えてしまって、パン屋と知っていたらどうたっだろうと唸ってしまう。
またぞろ通行人の邪魔をしながらうなだれて…
せっかくだからこの良い匂いがするものを食べて行こうかと気を取り直した。
…待てよ、という事は、けっこうな高級店なのか?
あの男は食うに困るほどの散財ではないと言っていたけれど、
あれは私を気遣ってそう言っただけで、実のところ一食抜きになっただけだったのではないか。
…もんもんとしながら、お上りさんっぽく店の一番人気を買ってみる。)
■レキ・キドー > (不安に思ったほどではないが、すっかり残高が心配になった路銀的にはそれなりのお値段だった。
…やはり根本的なところで店を間違えてやしないかと原点に立ち返りつつ、今はお食事。
長大な刀を身体に立てかけるようにして抱えたまま、テラス席と言って良いのか、店先に出されていた椅子にちょこんと腰かけ、しばらく観察してからおもむろにかぶり付く。)
「――ふぅん…」
(土地柄、夜の元気が出る的な成分など含まれているかもしれないが、ヒトの適量では効果が薄い。
パン生地に包まれた脂ギッシュな謎食材をもくもくと味わって、バターの風味は美味しいけれど味付けはちょっと濃いなとかどうでも良い評価。
ニンジャ的な何かだというアイツが好むとしたらもっと繊細な味のものもあるのだろうかとぼんやり考え、街行く異国の人々を眺めている。)
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にローザさんが現れました。
■ローザ > パンを食べているレキの隣に座る少女。
手にはパンの耳を焼いた菓子…ラスクが詰まった袋を持っている。
「お姉さん、元気?」
ラスクの一つを手にし、ポリポリ食べながら声をかける。
相手はこの手の食べ物は珍しいのか、確かめながら食べているといった様子に見える。
先日は宿がないと言っていたが、今はどうだろうか。
手頃な宿は見つかったのだろうか。
■レキ・キドー > (しばらく街を観光していれば、ここが特に賭場として栄えている事は何となく理解出来た。
周辺の様々な施設はそれに付随するもので、残念ながら柄はあまりよろしくない。
港町であれば諸国の珍品を扱うような店もあるのではないかと思うけれど、
そういうのは繁華街より、それこそ港の近くとかに店を構えるものだろうか。)
「……。」
(頬を膨らませもくもくもく。
姿勢良くお食事しながらも目はきょろきょろ動いている。
マグ・メールへの中継地点として立ち寄ったダイラスだけれど、ここから目的地までは再度船に乗り換えるか、山賊街道という明らかにヤバイ陸路を行くか。
前者にはお金がかかり、後者には面倒が予想される。
船はもう懲り懲りだし、面倒に対してある程度歓迎する向きもあれば後者一択なのだが、何をするにもお金が必要と思うと、ここで一攫千金を狙うのもアリなのだろうかと、街の熱狂に当てられてかとんでもない意識が首をもたげていた。)
「――ン?んん。」
(そこへ声がかかり。
知った魔人?の顔に、飲み込むまで待ってねという表情でコクンと頷いた。)
「…うん、元気。おかげさまで。
奇遇だな… あ、私を探しに来たとかじゃないよね?
この店、やっぱり人気あるんだ?」
(ローザもここが好きなのだろうか。
もし宿について尋ねられたなら、適当にやってると答えただろう。
安い所をハシゴするみたいに。)
■ローザ > 「たまたまね。 近くで仕事をしてきた帰りだよ。
人気があるかどうかは知らないよ。 初めて来たんだし。」
彼女が飲み込むまでこちらもラスクを食べ続けて。
どうやら元気そうで何よりだ。
「で、どう? 今後の指針とか決まったの?
とりあえずは順調そうで良かったよ。」
宿などはどうにか出来ているようだ。
路銀をどうしているかまでは知りようもないが。
何か考えている様子。
ここから移動でもするのだろうか。
■レキ・キドー > 「――仕事。どんなの?」
(仕事なんぞしなくて良さそうな身分に思えていたが、
ひょっとすると便利屋的な事をしていて、それは私にも出来るのではないかなんて思ってしまった。
指針と言われると、元より具体的な当てはないのだと首を振る。)
「せっかくこんなに栄えた港に居るんだから、ここでも探し物はして行こうと思うけど、場所を間違えてる気がする。
そのうち、マグ・メールに行くよ。
ただ路銀が寂しいから、賭場で少し狙ってみてもいいのかなって。
…そんなに甘くないよね。」
(口に出してみて、賭場は無いなと首を振る。)
■ローザ > 「僕の場合、遺跡巡りとかがほとんどかな。
この国に来て日も浅いから、地理の勉強もかねてだね。」
仕事と言っても趣味的な範囲でしているものが多い。
自然と入る金額も知れているので稼ぐと言う観点ではもう一つかもしれない。
「探し物ならマグメールの方が情報は入ると思うよ。
ただ、稼ぐだけならここでも悪くはないよ。
賭場もそうだけど、お勧めは闘技場かな。
お姉さん、腕に自信がありそうだし綺麗だから多分稼げるよ。
その代わり、負けたら酷い目にあうらしいけどね。」
少女から見てこのお姉さんはまだまだ分からないことが多い。
それでも、荒事が得意そうである印象。
恐らく賭場よりも闘技場向きではないだろうかと思っている。
まあ、あられのない姿も見たいなあと少し邪な目で見ているのだが。
■レキ・キドー > 「…遺跡。そういうのもあるのか。宝探しみたいな?
コツは、要りそうだな…」
(現状を表すのなら冒険者という立場になりそうだけれど、一応定職を持っていた身でトレジャーハントなどは実のところ畑違い。身体能力で多少の障害はねじ伏せられるが、ややおとぎ話のような印象があり、珍しそうに眼を瞬いた。)
「うん、そう聞いて来た。種族と宗教の坩堝だって。
…あでも、宗教は一応国教があるんだっけ。
――闘技場か…」
(…キレイ?と言うのが色んな意味で気になるが、負けたら酷い目にと言うのは、最悪死ぬのだろうなと軽く頷く。半ば不死の強気で挑戦してみようかと安易に考えてしまうが… だからこそ…)
「…でも、私、出場できるのかな?
ローザは出た事あるの?
出場者の審査というか、種族判定みたいなのって…」
(街の雰囲気見ていると悪魔もウエルカムな感じさえするが。
それにも限度はあろうし、殺めた者の魂までかっさらうような者の出場を許すだろうかと、そこまでは説明しないまま不安げに。)
■ローザ > 「コツはねえ、危なくなってきたら逃げることかな?
脱出手段の確保さえ気を付ければ恐らく大丈夫。」
罠なども仕掛けられていることもあるので単純な力比べとは少し違う。
彼女がどこまでを想像しているのだろうかとじっと顔を覗き込んだ。
「ノーシス主教だとか言う宗教らしいよ。
熱心な信者や聖職者が居るね。
闘技場だけど、殺されるんじゃなくて皆の前で襲われるって言うスタンスらしいよ。」
なんとなくだが、ガチンコの命のやり取りを想像していそうなので、
少女は少し語勢を和らげて付け加えた。
「僕も出たことないよ。
何なら今から出てみる?
女性二人のキャットファイトなら多分向こうも喜んでくれるとは思うけど。
あ、僕が勝ったらみんなの前でも犯しちゃうからね。」
レキのことをもっと知ってみたいと思っていた少女は良い機会だとばかりに勝負を持ちかける。
本当はただの決闘でもいいのだがそれではファイトマネーが入らないだろうから。