2017/01/31 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にチューベローズさんが現れました。
チューベローズ > 賑やかな歓楽街。
厚底のサンダルがポクポクと雑踏の中に軽快な足音を混ぜて行く。
少女は奴隷市場のバフートから王都への帰り道。
ダイラスから船で帰るために立ち寄ったのであっts
「まぁ、ここもなんて楽しそうな街なのかしら。」
目を輝かせながら呟きを零し、周囲の店や行き交う人たちを眺めていた。
「せっかくですから、お買い物に行きましょうか。」
素敵なことを思いついたと胸のあたりで一度手を合わせるとこれからの出来事や出会いに胸を期待に膨らませながら、ふわふわと服を揺らしながら歩き始めるのであった。

チューベローズ > まず最初に立ち寄ったのは服飾店王都にも舶来の品を扱う店数あれどこちらもなかなかの品揃えで目をキラキラと輝かせながら体に合わせたり、可愛らしい小物を見て目を輝かせたりする様は本当にただの少女のようで。
それまでにいくつか気に入った品を見つけると、背後にいる護衛達に預け、一番のお気に入りとなったのは、デフォルメされた獣のぬいぐるみ。少女が抱えれば上半身がすっぽりと隠れてしまうほどの大きさ。
店をさらに進んでいけば、
品揃えがだんだんと変わってくる。一枚の幕をくぐり抜けると、壁や棚には所謂大人のおもちゃ等が並べられている。
「あらあら、この街のお店も面白いのね。」
ライオンのぬいぐるみを少し下げると広がる視界。
イボイボの付いたディルドーや鞭、奴隷とありとあらゆるものが売られていた。その一つ一つ先ほどのフロアにいた時と同じように時にうっとりと、時に楽しそうに微笑みながら店の中を歩き続ける。

チューベローズ > 「あら、なかなかいい鞭ね…」
少女の細くしなやかな手が伸びると黒光りした皮製の鞭を一本手に取る。
売り文句は魔力を注ぐことによる無限の形態変化。
「あらあら、とてもいいわねぇ これ。」
長さも鞭の表面もぬっぺりとした皮から、さらに魔力を込めればかえしのような加工がされたり、更にはふわふわな毛に包まれたりと。
鞭をその状態で軽く振るうと、護衛の一人の首にふわりと巻かれる。
「ふふふ、これはいいわね二本買いましょう。
そうでないと、もう一人の子がかわいそうですからね。」
主人である少女に護衛二人は店内であるにも跪き歓喜の表情を浮かべるのであ
自分より遥かに長身の護衛二人のの首に絡ませたられた鞭の根元少女はリードでも持つかのように歩き始める。
「ほら 、お会計の場所までちゃんと案内してくださいね。」
持てなくなってしまった縫いぐるみを護衛に持たせると店内を散歩するように練り歩いて行く。

チューベローズ > 流石に異様な光景に売り場の人もやや驚いた表情で少女達を見るも、何があっても不思議ではないと気を取り直し、裏の一角での買い物を済ますと少女はそこで護衛達の首から鞭をほどき柄だけにすると、スカートを少しめくり太もものガーターベルトに挟み込んで行く。ゆったりとしたスカートの上からは証拠がそんな道具を持っていることなど計り知れないであろう。
そして表の店でも買い物を終えると、少女は再び夜の街を歩き始める。
「あぁいいお買い物ができたわ。このまま素敵な出会いもあると良いのだけれど。」
そんなことを呟きながら少女は楽しそうに道を歩く。

チューベローズ > 「あぁ、早くさっきの玩具を使ってみたいわ…」
太ももに感じる存在に顔を僅かに紅潮させながら一人でうっとりとつぶやきを漏らす。
様々な使い方に想いを馳せながら歩む足取りは軽い。
そこで少女はふと鼻をくすぐる匂いに気をとられる。
匂いの元は甘い蜂蜜の匂いと香ばしいパンケーキの匂い。
「美味しそうな匂い… さ、あちらですわ!」
目を外見年齢相応に輝かせると匂いをたどりながら歩き始める。
見つけたのは海沿いにあるオープンテラスの小さな喫茶店。
「まぁ…なんて素敵なのかしら…」
少女は目をキラキラと輝かせれば護衛のうち一人が少女の意を組み座れるかを確認し大丈夫だったようで恭しく主人を店のオープンテラスの一席に案内した。
少女が座る前に護衛は座席専用のタオルを引いたりと準備をしてそのじゅんびがおわれば、少女は軽く足を伸ばし座席に腰を下ろした。
夜のテラス席は穏やかな明かりに照らされておりその中に腰掛ける少女はまるで人形のようにも見えて通りの往来の人達の目を引いて行く。
声をかけようとすれば軍用犬を思い浮かばせるような冷たい目をした護衛達のひと睨みで踵を返し雑踏の中へと戻って行く。

チューベローズ > 「紅茶と、ホットケーキを、あ…蜂蜜は多めでお願いしますわ」
最後のおねだりのような追加注文やや恥ずかしそうな表情でそばに立ち注文をとる店員を見つめれば、店員も少女の天真爛漫な姿に一瞬欲情仕掛けるも仕事に集中とばかりに逃げ帰って行く。
そして当の少女はクスクスコロコロと口元を隠しながら笑みをこぼし。
「今の方可愛らしかったわね」
などと楽しそうに言葉を紡いだ。
「そういえば以前私のお友達が言っていたけど、可愛い子や綺麗な人がこういう場所で遊んでいるとなんぱとか言うものに巻き込まれるらしいのに、一度もそんなことが起きないわね…でもどうせなら素敵なお姉さまにナンパされたりして…」
お茶会の時に聞いた女の子達の会話ふと思い出しながら呟き、ややつまらなそうにため息をつく。しかしながら、最後はそんな言葉を呟き一人で盛り上がりキャッキャっとはしゃいでいた。

チューベローズ > 少女の前に並べられるオシャレなパンケーキ。
鼻腔を擽る香ばしい匂いと添えられた蜂蜜の香りに目を輝かせる。

チューベローズ > 熱々のパンケーキの上から添えられたハチミツをトロリとたっぷりと流しかけていき、少女はナイフとフォークで小さく一口分切り分け口元へ。
寒さなど忘れてしまうかのような味が広がり至福の表情を浮かべた。
「とっても美味しい…」
口の中に広がるパンケーキの甘さとハチミツの芳醇で上品な甘さが絡み溶け合い、少女は一人夢心地を味わっている。

チューベローズ > 少女はパンケーキを味わい楽しんで行く。
海沿いに立つカフェ耳をくすぐるのは波が砂浜で響かせる波音。
寒いもののどこか心地よくお腹もいっぱいになればふぅっと小さな口から満足げな吐息が溢れた。

チューベローズ > 「あら、もうそんな時間?
もう少しいろんなところをみたりしたいのだけれど…」
護衛が少女に耳打ちした内容にそんな言葉を返すと小さくなやい初めて。