2017/01/04 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」にパトリックさんが現れました。
■パトリック > はーい、お客様、いらっしゃいませーっ♡
さっきあそこの台でジャックポット出たんですよー。
お客さんどうですか? マシンはいやならカードにします?
もちろんもちろん、たぁっくさんありますから、どんどん遊んで言ってくださいねー♡
あ、お飲み物ですか? ええ、どうぞどうぞ、飲み放題です!
(第九軍は外交や諜報を行うセクションであり、人が集まるところには概ね誰か派遣しているものだ。
お金が動くハイブラゼールとあらばなおさらである。
とはいえ、まさか男の自分がバニー姿で接客をするなどとは思わなかったが。
最近むっちりと肉が乗ってしまった腰回りや、柔らかく膨らんできた胸…
男っぽくない体型にその2つの条件が合わさり、さらにちょちょいと変装すれば…。
立派なバニーガールの出来上がりだ。 かくしてバニー偽ガールとして、
お客さんをいなしたり、お尻を触られたり、口説かれかけたりして過ごすこと数日。
正直なところ、大分馴染んできているのが実情だった。)
■パトリック > おきゃくさーん、どうされました? ええ、困っている…お姉ちゃんがいない?
あのですね、お客さん。 ここはアレですよ、カジノなんですよ。
そんなねえ、お姉ちゃんなんているわけが…んんっ…あの、お客様…?
おひゃぁ…お客様ってば…! ちょっと、だぁめですって……もう…!
ご案内サービスは有料なんです。 いくらかチップをはずんでくれないと、
バニーも言うこと聞いてくれないと思いますよー?
……まあ、その様子を見るにお客様にはそのいくらかのチップもなさそうですけど…。
(困った様子で話しかけてくる男に、とっても明るい営業スマイルで答える。
聞けば、お相手してくれる女の人がいないという。 先輩から教わった”チップを貰う”営業を
したけれど、相手の渋面から手持ちがないことは確定的に明らかだ。
なんどか尻をもんだ挙句、名残惜しそうに男は帰って言った。
未だに手の感覚が尻に残っている気がして、そっと触れる。
むちむちのハリのある尻肉は、自分で言うのもなんだが触り心地抜群だ。
ぶるぶると頭を振る。 そういうことではなくて、仕事仕事。
ホールを闊歩してドリンクを配り、相談を受けながらもお客の一人ひとりに
視線を巡らせる。 聞き耳を立て、すこしでも怪しい情報がないかを探るのが自分の本当の仕事だ。)
■パトリック > (ホールの中を巡回していると、スロットマシンに熱中している可愛らしい女の子を見つけた。いそいそと近づくと声をかける。)
おきゃくさーん、その2つ右の台、当たるやつだよ。 ぼくが言うから間違いない。
どこの子? ああ、王都のねー! それでお召し物までバッチリきめてるんだ。可愛いもんね・
あ、服もそうだけど、君もっていうかさー。 あ、これ?ウサちゃん可愛いでしょ。男だけどこれ着てるの、うん、そう。
いやー、本当なんだって、ほんとに男なの!びっくりするでしょー!
(ナンパついでに彼女に声をかけ、こっそりいい台を教えて上げる。 嬉しそうにする彼女と
軽くやり取りを交わしてから、自分の住所を書いたメモをそっと渡した。)
もし王都に戻って暇だったら連絡してよ。どっか食べに行こう、待ってるからさー。
(ふにゃふにゃと表情を緩ませて女の子に告げてから仕事に戻る。
じつは声をかけた女の子が魔族で、エライことになったのはまた別の話だ。)
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」からパトリックさんが去りました。