2016/02/10 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 酒場」にアシュトンさんが現れました。
アシュトン > ふぅ……
(カウンター席に腰を降ろし、グラスに入った琥珀色を一口にして喉を焼けば、ため息交じりを漏らす男が一人)

まーさか、荷運び一つであんな騒動になるとはな
(眉間に刻まれた皺が、分かりやすくその苦労を語り出す)

ま、今夜は綺麗なおねーちゃんで、目の保養でもするかな
(店内へと巡らせる視線。店の作り自体は、普通の酒場とそう変わりはないのだが。店員は女性ばかりで、衣装も全体的に露出が高い。
如何にもエロそうな禿げ親父が店員の尻を通り過ぎざまに撫でるも、ささやかなやりとりがあるだけで、特に問題が起きる訳でもなく
――つまりは、そう言う店なのだ。二階は宿になっているが、実質は連れ込み宿や娼館の部類と見ていい)

アシュトン > もっとも、懐に余裕がないんで見てるだけなんですけどね。
(一人ごちると視線が横にスイと流れた。
運搬時の騒動色々で予定以上に装備を消耗したのと、金に関しては完全後払い。
仕事の内容自体も楽と見積もっていたせいで、ヘタに散財するとマイナスになりかねない。
アルコールの高い蒸留酒をチビチビとやりながら、目端に、主に尻と胸を追いかける)

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” 酒場」にハナビさんが現れました。
ハナビ > 「~~♪ ~♪ ~~♪」

酒場の壇上で、一人艶やかな踊り子衣装に身を包み、周囲の客の視線を誘うようにしながら踊る見慣れない顔。店の人が紹介するには新人の踊り子で買うのもOKだそうだ。幼い顔立ちだが体つきは中々で淫魔のような背伸びした大人っぽさと無垢な少女のような笑み、この二つが相反しつつも共存して客を惹きつけている。

しかし、提示された額が一般人からしたらそれなりなのか手を出せる客はなかなかいないようで、しばしの間アピールタイムへと入っている。

アシュトン > (そして視線は自然と、店内でも一層と華やかな一角にへと。
ナッツを一つと口へと放り込めば、奥歯で噛み砕き)

美人のお姉さま方もいいが、ああいうのも中々と惹かれるモノがあるよな。
一種のギャップ、って奴なんだろうかね。
(周囲にいる客が楽しげにねっとりと眺めている気持ちも、分からなくはない。
その顔立ちに比べれば、妙に濃い色香を放っているようにも思える)

実際『そういう手合い』っぽいけどな。
(仕事柄、とでも言えばいいか。
そのういう部類の物事に関しての勘は、悪くないと言ってもいいだろう。
もっとも、自分に迷惑が掛からなければ、別段どうとする気も無い訳で。
椅子を回して踊り子の方へと向き直れば、暫しと、眺める視線と)

ちなみに、御いくら?
(カウンターでグラスを磨く男装の麗人に聞いてみた、ところ)

…………
(その金額に分かりやすく酸っぱい顔をした)

ハナビ > しばらくして演奏が終わり、ひとまず買い手がつかなかったもよう。
むむー、と少女は唸りながら店側の動向を見守ることにした。ほとんどアルバイトのようなもので入っている身としては自分勝手には客は誘えないのである。

一旦次の踊り子へとバトンタッチして、一度壇上を降りることにした。

更衣室で汗を軽く落とし、髪を結直して、あとは店を介さずに自分で相手を捜すばかり。
ウェイトレスに混じって店を闊歩しながら耳と尾を揺らし酒場をうろついていると…ふと、足を止めてロングコートの男性へと歩み寄っていく。

「ねぇ、お兄さん今晩暇? よかったらボクと遊ばない?……ボクを満足させられたら何してもタダっていう、条件、で♪」

アシュトンの向かい側から身を乗り出してジッと視線を合わせるように見つめてみた。

アシュトン > まぁ、そうなるのかな。
見るからに金持ちそうなのは、先に持っていかれちゃってるしな。
(実際の金払い等も考えれば、そういうのはやはり早い者勝ちとでもいうべきか。
舞台を降りてゆくのを軽く手を振って見送った後に、再び落ち着きの戻り始めた店内で酒を口にしていた、ところ)

……ん?
あぁさっきの踊り子さんか、お疲れさん。
(視界に先ほどの姿を見やれば、此方へとやってくるのを不思議げにと、首を傾げながらも軽くと手を振り)

暇も暇、折角歓楽街にいるのに、後は寝るだけってね。
(肩を微かに竦めれば、自嘲気味な声が喉元に)

遊びかい?
君を満足させるのは、随分と骨が折れそうだが。
(向けられた青い瞳に合わせて口端を上げれば、蒸留酒の残りを一気に流しこみ)

女性に挑まれて引き下がるのも名折れだな。
それでは一晩、お相手願おうか。
(椅子から立ち上がると、此方からも軽く身を乗り出して。
唇で弧を描く笑みを浮かべた)

ハナビ > 「えへへー。ボクは体が丈夫だからなにしても平気だからね♪」

部屋の鍵を指先に引っ掛けてクルクルと回しつつ、捕まえた客に上機嫌そうな表情を浮かべていて。男が立ち上がればそれに追従するようについていくように。

「さっき紹介あった時に聞いてたかわからないけど…ボクはハナビ。よろしくね、お兄さん♪」

小悪魔めいた笑みを浮かべながら腕に抱きつくように擦り寄ると、そのまま二階の部屋を目指していて階段を登っていく。

アシュトン > なるほどな、それに随分と事慣れしている様にも見える。
魔族――淫魔やらの血を継いでるとか、そういうのかい?
どうも、不思議な色香を感じるモンでね。
(酒代分の小銭をカウンターに置くと、軽く身を伸ばし。
一つ軽く手招きしてから、二階へと向けて歩を進め始め)

あぁ、いやすまん、独り言で聞き損ねていた。
ハナビ、か。聞きなれない響きだな。
異国の名前か?
(少なくとも、この国の言葉ではなさそうに思える。
思考を巡らす間、腕に伝わった柔らかな感触に微かと目を丸くと開き。
それを細いモノへと変えれば、耳ごと頭を撫でるように、掌をかざして)

お兄さんの名前は、アシュトンだ。
ま、一晩で忘れられない名前にしてやるから、覚悟しておいてもらいたいな。
(やがてとたどり着くのは、酒場の二階にある宿の一室。
内装は、比較的質素ではあるが、清潔には整えられている。
ベッドは当然の様に一つであり、普通の宿に比べれば壁がやや厚いのが特徴か。
理由は、言うまでもない)

ハナビ > 「えっ、あっ、え、えぇ、っと……そ、そんな、感じ」

見事に的中している予測にギクリ、と胸が飛び出しそうな音を立てて尻尾がピン、と立つ。いかにフリーダムなこの少女とはいえおおっぴらに魔族ですとは言えない。嘘が下手なのか適当にはぐらかすような答えをしつつ、耳を撫でらればふにゃん、と脱力して。

「んっ…んー…東の方、だよ この国じゃないのは確かかな……ふふっ、ボクのことも忘れられないようにしてリピーターにしてやるから覚悟してよねっ」

部屋に入るなりひとまず荷物を隅に置いて鍵をかけ、ちらりと青年をみやり。

「このままと、一度お風呂と…どっちがいいかな? 服も好みの選んでいいよ♪」

クローゼットを開きつつ無防備な背中を晒して薄着から溢れそうな臀部が弾み視線を奪っていく…が、今はおそらく無意識なのだろう、意図的に誘ってるわけではないようだ。

アシュトン > 半分位感は勘だったんだがな、なるほど。
とはいえ、急にかしこまる必要もないさ。
仕事柄人間側に問題をもたらすモンじゃなければ、魔族とやり取りする事もあるし、肉体関係の経験もあるからな。
俺に不利益でもない限りは、君が何であろうと可愛がるだけさ。
(余り嘘がつけないタイプなのだろうか。
素直に答えるのもそうだが、それ以上に態度が全力で肯定を示している。
懐くように力の抜けた様子を眺めながら、肩が小さくと揺れた)

東か……大陸ではなく、更にその先といった所か。
話には聞いた事はあるが、余り詳しくとは知らんな。
はは、それも悪くないが――同時に、財布の中身が随分と軽くなってしまいそうだ。
(笑み混ざりに肩を竦めると、纏うコートを椅子に掛け。
その内側から小瓶を二つ取り出せば、ポケットへと仕舞い込む)

風呂か、そっちは一度汗をかいてからでいいかな。
衣装ねぇ、やっぱりそう言う需要も有る訳か……
(クローゼットの中を興味深げに覗き込みながら、後姿へと緩い足取りで近づいて。
なんというか、趣味的なモノが多いなと思いつつ、視線に収まる柔らかそうな膨らみと)

今の衣装も良いし、夜もまだ長いからな。
チェンジは後のお楽しみ、にしておこうか。
(妙に足音のない動きでそのまま背中に近寄れば、無防備なお尻にへと片手を伸ばし。
尻尾を指で撫で上げ、掌を臀部に添えると軽くと力を込めて掴む)

ハナビ > 「うー…み、みんなには内緒にしておいてよ」

困ったように脇目に見つめながらクローゼットを漁り、今はいい、と言われれば戸をパタンと締めて。

「それじゃ、早速……ひゃっ!あっ、んんっ…ふっ、ぁ…」

尻尾を指でなぞられればピクンと体を硬直させ、そのままお尻を掴まれれば女性の柔らかさと筋肉の弾力が混ざり合った肉感が青年の手に伝えて、揉みしだかれるたびにぷるぷると体が震えていく。

「はっ、ぁぁ、んんっ…ぁ…お尻、弱いからもっと優しく…んっ」

クローゼットに手をついてお尻を突き出す格好に自然となりながら後ろから愛撫される快楽に甘い吐息を漏らしていく

アシュトン > 別にこれをネタに脅す心算も無ければ、言いふらす心算もないよ。
(小さく喉に笑みを含めれば、顔を横へと振った)

なるほど、ここが弱点か。
しかし体が丈夫だからなにしてもって言ったのに、もう弱音か?
そうだな、触るのは優しくしてもいいが……
(相手の背中に胸板を重ねつければ、耳元にへと顔を寄せ。
何処か楽しげな声と共に、ポケットに入っていた小瓶の一つ、薄く赤い色のついた液体の入ったソレを取り出す。
中身は、有体に言えば媚薬。
しかしながら、何時も所持しているモノと比べれば効果の程は桁が違う。
微かな量でも、普通の人間であれば神経の悉くが鋭敏化し、全身性感帯と表現していい状態にさせてゆく。
用途としては主に尋問か――或いは、拷問の部類だが。
指で弾くようにして器用に蓋を外し)

どう感じるかは、保障出来ないな。
(如何にも悪事を、といった具合に口元が大きく弧を作り。
衣装の上からたっぷりと背中に垂らすと、落ちてきた分をたっぷり掌に掬ってお尻へと撫で広げ。
空いた小瓶を床に捨てると、もう一方の手で次は背中から胸元へと液体を伸ばし。
豊かな胸の膨らみを弄ぶかのように、その形を歪めていく)

(主に女性を対象にしたモノであのと、この手の薬品には耐性があるのだが。
やはり効果は相当高いモノのようで。
此方も徐々にと、息に熱がこもってゆく)

ハナビ > 「うぅ…じょ、丈夫であることと急に触られることは、関係ないもん」

背中に押し当てられる胸板、熱く硬いそれが当たると背に熱を感じ、鼓動が相手に伝わっていくのを感じる。耳元に吐息がかかるたびにピクピクと耳が動き、視線の端に小瓶を捉えた。ガラス越しにでも分かる、その怪しげな色と気配に、ドキッと予感が走る。
並大抵の毒ならいまさら効きはしないが、相手の身のこなしからみて冒険者クラス…それが持ってる薬が正常のレベルのものではないだろう、と予感したのも束の間、蓋が開いて香る香りにその予感は確信へと変わった。

「え、ちょっまっ…こんな、強いの聞いてな…ひゃっ!あっんんっ!冷た……あつっ!ひっああっ!!」

冷たい、と感じたのも一瞬、それはすぐさま焼けるような熱に代わり、むき出しの背中を、お尻を濡らしていき、布地に守られた胸や秘部にも染み込んでいくと膝がカクカクと揺れ始め、服は下着も含めてぴったりと体に張り付き、3つの突起が押し上げるように主張して、全身に一気に毒が回っていく。自分で生成する媚薬より数段強力なものに侵されれば体の自由は効かずにペタン、と座り込んで。