2015/10/12 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 裏通り」にマルテさんが現れました。
■マルテ > "この付近の孤児院に用があるから付き合え″――この場所、ダイラスの歓楽街の裏通り。その奥地へと足を踏み入れた要因となったのがこの一言だった。
己を護衛として雇っている奴隷商人は二人居て、その内の一人がそう言葉を掛けてきた。
何故戦闘能力のある他の奴隷ではなく、力のない自分なのか疑問に思ったが下手に聞こうものなら『文句があるのか』と言われて殴られるので聞きはしない。
この奴隷商人は特に気が難しく、自分がちょっとでも粗相を働こうものなら殴りつけてくるので苦手だ。
そんな彼が何故自分を付き合わせるのか――言葉にできなくとも疑問である。
(まぁ、不要と言われるよりは。)
不要だ、廃棄だと言われるよりもよほどいい。知らずとも役立てるのなら、それに越した事は無い。
性奴隷などにされるよりも遥かに良い待遇なのだから、疑問があっても受け入れるべきだ。
――そう思って付き添い、裏路地の開けた場所に出る手前で奴隷商人は一度停止を指示した。
"ここで待て、すぐ戻る。"そう短く告げると足早に来た道を戻って行った。
首輪の効力が出てしまうのではないかと不安に思いはしたが、どうにもその場から動かない分には効力が発揮されないらしい。
「う゛……。」
一歩動いただけで軽い締め付けが発せられた。立ち去った奴隷商人は魔術師の知識を持つ為、効力を操作する事もできるらしい。
兎も角、戻ってくるのを待つことにして――数分後すぐに足音が聞こえてくるのだった。
■マルテ > 魔術師の奴隷商人が戻ってくると、何やら片手に掴んだ白い物体を立ち止まっているマルテに突き出した。
"これはあの孤児院が飼っている犬らしい"、そう言って強引に己の両腕に受け渡そうと押し付けてくる。
慌てて両手を開いてその白い物体を抱きしめると、それは白い子犬の姿をしていた。
先程まで全く動かない大人しい様子だったが、マルテに抱かれた瞬間尻尾を振り回し、背を伸ばしてマルテの顎を無遠慮に舐めてくる。
「わ。ちょ…く、くすぐった…!」
くすぐったくて仕方がなかったが、離してしまうと落としてしまう為そうもいかず、ぎこちない手付きで宥めるようにその背を撫で付けた。
そうすると機嫌を良くしたのか、舐めるのをやめてじぃ、とつぶらな瞳で見据えてくる。
(か……可愛い。)
久々に心が安らぐのを感じつつ、自らの頬が緩んでいく事に気付かないままその子犬を撫で続ける。
すると、"そいつを孤児院に届けろ。お前一人でだ。"と言われ、唖然とした様子で奴隷商人を見つめた。
何故それを自分にやらせるのか――。
「え、と……孤児院に用があるんじゃあ…?」
すると面倒くさそうに魔術師は荒れた髪を掻き上げるように自らの頭を引っ掻き、"なんだお前、俺のやる事に口出しすつつもりか?"と言われ一瞬にして怯えた様子へと戻ってしまった。
逆らうつもりはなかった、ただの質問だったのだが、やはり自分には出過ぎた行為だったのだろうか。
「す、すみません!わかりました、届けてきます!」
一つ頭を下げると男に背を向けて開けた路地へと足を踏み出す。
動くと首輪が締まる効力というのは無くなっているらしく、一歩踏み出してそれを確認したなら迷わず足を踏み出した。
その歩みの先にあるのはやや古びた建物。
孤児院ではあるようだが、もう長い間手入れがされていないのか、人の手が届く範囲の壁までしか汚れが落とし切れていない様子。
商人から聞いた話だが、この地区は治安が悪いらしく、貧しい者が多く住みついているらしい。
そんな場所に孤児院がある事も気になるが、もしのんびりしていれば自分も巻き込まれる可能性もある。そうすると、商人達にも迷惑が掛かる。
思考し、嫌な予感を覚えたので足早に孤児院へと距離を詰めて行った。
■マルテ > 孤児院の前まで辿り着く。中からは人の、子供らしき声が複数聞こえてくる。
但し扉が閉まっていて窓のカーテンも降りている為に中の様子を伺う事は出来ない。
一度後ろを振り返ると商人の姿はない、先程の路地で待っているのだろうか。
念の為周囲に視線を向ける。――すると、物陰に何かが隠れるような影が見えた気がした。
(誰かいる……もしかして狙われてるのかな。でも私一人じゃ威嚇くらいしか出来ないし…。)
怯えた様子で周囲を見渡すが、それ以降誰かが動く気配もないと思えば少し安心したように溜息を零す。
そこでふと、待ちくたびれたらしい子犬が小さく鼻を鳴らしてマルテを見据えている事に気付く。
商人の用事とは犬を返す事だったのだろうか、そう悩みながらもいつまでも抱きしめて居ては犬も飼い主の元に戻れない。
――それは可哀想だと思う。自分のように棄てられたわけでもなく、愛されているのに戻れないなんて。
「大丈夫だよ、ちゃんと返してあげるから…。」
久方ぶりに、笑顔を浮かべた。頬の筋肉が上手く動かず、引き攣った笑顔のようになってしまったが犬は首を傾げるだけだった。
さて、右手を離して片方の腕で犬を抱きしめる。そのまま右手で扉をノックすると、ふと子供達の声が止んだ気がする。
当然と言えば当然かな、とマルテは思った。治安の悪いこの場所で誰かが来る、なんていうのは普段想像できない事だろうから。
――暫く間を空けて、その古びた木の扉が開くと、中から人影が様子を伺うように身の一部を見せて問いを掛けてきた。
"どなたですか…?"
その声は、若い女性の声だった。
■マルテ > 問いに対して漸く、それに対する答えを用意していない事を思い出すマルテ。
(あ、あっ。しまった。こういう時どう話したらいいんだっけ、あれ!?え、ええと…犬を返しに来ました…?あれ、それじゃまるで浚ったみたいじゃない!?)
表情が徐々に青褪め、引き攣った表情になって行く。
唇が不自然に吊り上り、背が仰け反って行く。
汗が額から流れ落ちているような気がするが、もはやそちらを気にする余裕もない。
どうしよう――ただひたすらそんな思考が巡っていた。
"あの……"という小さな問い掛けに何か言葉を発せないと慌てたところで、
"わんッ!"という小さな鳴き声が自らの腕の中から聞こえた。
まさに、助け舟である。
「あ……え、えっと。そのっ!」
両手で子犬の脇を抱き上げ、頭を伏せて犬を扉の前で唖然としている女性の前に突き出した。
すると、驚いた声と歓喜の声と共に子犬が己の手から離れ、女性の腕へと抱きしめられていた。
"シロ…!よかった、無事だったのね!"という声。ああ、どうやら本当に孤児院で飼っている犬だったらしい。
安堵した表情を見ると、マルテの緊張は嘘のように引っ込んでいた。
子犬に頬を摺り寄せる女性の姿を見て、安心してしまったらしい。
■マルテ > 暫くして、我に返った女性が此方に向き直ると、何やら申し訳なさそうな表情と恥ずかしそうな表情を浮かべて頭を下げてきた。
"貴女がこの子を見つけて下さったんですね…ありがとうございます!"
礼を言われると再び頭が真っ白になった。
別に自分が見つけたわけではないのだが、そもそもどう説明したらいいのかわからない。
どうにか言葉を発そうとしたが、頭が回らない。
結果、
「ど、どう致しまして!偶然途中で見つけて……え、えっと、それだけです!ごめんなさいッ!!」
思い切り頭を下げると、百八十度方向転換をすると、重いハンマーを背負っているにも関わらず一目散に走り出し、来た道を戻って行った。
途中呼び止めるような声が聞こえたが、駄目だと思った。
(ダメだ……私、一人だと何を喋ればいいか全然わからない!)
来た道を走り、走って、一度出てきた路地裏を通り過ぎてしまったが慌てて戻ると飛び込むようにして路地裏の中へと入って行った。
その瞬間、何かと正面衝突して思い切り尻餅を着いた。
「い、痛い……。」
ハンマーも一緒に地面に落ちたせいで重い打撃音が背後から聞こえてくる。
痛みと衝撃で瞼を細めながら腰を摩り、見上げると。
機嫌の悪そうな顔をした商人がそこには立っていた。
「ご、ごめんなさい。すみません。た、叩かないで…。」
慌てて両手で頭を覆う。これは叩かれる、絶対叩かれる。
――そう思ったのだが。
"犬はちゃんと届けたのか?"という、短い感情のわからない問い掛けが頭上から降りてきて。
少し頭を覆ったまま硬直した後、腕を解いて唖然とした表情で見上げる形となった。
■マルテ > そして奴隷商人は表情を変えないまま、淡々をもう一度口を開く。
"犬を孤児院へと届けたのか。"少し言葉は変わったが全く同じ意味の問い。
普段ならば、このような衝突なんて失態をすれば殴り飛ばされるのだが、それすらせずに問い掛ける商人。
唖然としたマルテだったが、黙っているわけにもいかず静かに頷いた。
「え、えっと……はい。孤児院の、女性の方に…。」
視線を逸らす。渡したというよりは押し付けてそのまま逃げ帰ってしまったのであの女性が本当に飼い主かどうかまでは確認できていないのだ。
もし名前を聞けたか、とか問われたら答える事が出来ない。だからこれ以上の質問を逃れる為の防衛動作だったのだが。
――ふと視線を戻した先に見えた奴隷商人の表情は。
普段は絶対浮かべる事のない笑みを、邪悪な笑みを浮かべて口端を吊り上げていた。
”……よくやった。”
嫌な予感が背筋を走った。悪寒というべきだろうか。
彼はマルテを押し退け、路地裏の開けた場所へと足を運んで行く。
そのまま路地に立つと、右手を真っ直ぐに、開けた路地の先へ。孤児院の方へと突き出した。
口が動くのが見える、何か詠唱している事がわかる。
(だ、駄目だ。)
力の抜けた体を叱責して立ち上がらせる。慌てて奴隷商人の傍へと寄ろうとして――後ろから腕を掴まれた。
"お前の仕事は終わった、もう戻れ"、と。そこに居たのはもう一人の奴隷商人と数名の奴隷の護衛兵だった。
■マルテ > 腕を引こうとしても、掴まれた腕は引き離せない。
力を入れているのに、成人男性の手の力は思った以上に強い。
それでも必死に、魔術師の奴隷商人を止めようとする。
「ダメ!やめて!!」
何をしようとしているのか、はっきりとは分からない。
だがこの状況で、彼がやろうとしている事はどう見たって――。
反抗すれば殴られる、そんな事はわかっていても感情が先走った。
あまりに激しく抵抗する者だから、鈍い音と共に後頭部に鈍痛が走る。
僅かに後ろを振り返ると、無表情の奴隷少年が右手に持った鈍器を振り下ろしていた。
体が脱力して崩れ落ちる。
無慈悲に、魔術師の詠唱が終わりへ向かっていく。
(嫌だ……そんなの…。)
左手を伸ばすが、もう一人の奴隷商人に踏み付けられた。
その奴隷商人もまた、歪な笑みを浮かべていた。
"予想通り反抗しおったな、やはりお前は処分すべきだ。"わかっていた事だが、己の処遇を断言される。
しかしそれに絶望など感じない。今はそれに勝る絶望が目の前にある。
続く言葉が、さらにその絶望を裏付けた。
"事故に見せかければ、孤児院から逃げ出したガキを奴隷として確保しても良くなっている。この街の有権者からすりゃ煙たい孤児院だったらしいからな。"
奴隷商人達の用とはつまり――孤児院の子供を奴隷にする事にあった。つまりこの街に来た目的は、奴隷の確保に他ならない。
歯を食い縛って身を起こそうと抵抗を続けたが、無為に時間は過ぎて行き。
魔術師の声が途絶えた。
――凄まじい爆発音が孤児院の方角から響き渡った。
■マルテ > "そら、行け!奴隷どもを確保せよ!"
魔術師の奴隷商人が声高く叫ぶ。
その言葉と同時に路地に隠れていたらしい黒ずくめの男達が一斉に飛び出した。
開けた路地に押し倒される形で動けないマルテはその一部始終を目撃する。
――燃え盛る炎が孤児院から噴き出していた。
木製の扉は弾け飛び、その周囲には赤黒い何かが飛び散っているのが見える。
そんな炎の中から飛び出してくる複数の小さな影。
身長の低さから孤児院内に居た子供達なのだろう、必死に生き延びる為に走って行く。
だがその周囲に待ち構えていた黒ずくめの男達がその子供達を逃がさぬように飛び掛かり、押さえ付け、或いは袋へと押し込んで抱き抱える。
一人たりとも、逃げ出した子供はその場から逃れられなかった。
建物の中に居た者はどうなったのか見えはしないが、この惨状――想像に難しくないだろう。
目を見開き、口をぱくぱくと開閉し、マルテは声にならない嗚咽を零した。
その惨状、切っ掛けを与えてしまったのは間違いなく己だ。
最初に疑っていれば、従っていなければこんな事にはならなかった筈なのだ、これは何かの間違いだ――。
混濁する思考の中で、現実を逃避しようとする。
だが、無意味だった。現実は視界から消えてなどくれない。
(――私のせいだ…。)
あの時ちゃんと疑うべきだった、疑って問い詰めて、理解していたならこんな事には。
悪意があったわけではないにしろ、子犬を受け取った時点で立ち止まっていたなら。
後悔と罪悪感が精神を支配し、次に訪れたのはどうしようもない程の虚無感だった。
そんな事をしたところで、己のような臆病者がこの惨事を止められるわけがないのだから。
■マルテ > 「――ごめんなさい。」
嗚咽混じりの、謝罪の言葉を絞り出す。
だがそれはもう届かない。
自分のせいで死んでしまった子犬にも。
自分のせいで炎に呑まれた女性にも。
全てが無意味にしかならない、誰も手を差し伸べて等くれない。奴隷として見定められてしまった者は、あらゆる理不尽に抗う事さえ許されない。
"さて、吸血鬼ハンター?貴様、主人に抵抗しようとしたな。ここまで役立たずとは思わなかったよ。"
魔術師が剣を引き抜いた。
鈍く黒い輝きを放つ剣が振り上げられているのが視界に映るが、もはやそれに対する恐怖など消え失せている。
目の前に晒されたところで自分の末路は既に決まっている。
――人思いに殺されるならそれはある意味救いなのだろう。
"お前は此処で処分する、ゴミめ。"
直後、背から胸部に掛けて鋭い激痛が走る。
口から鉄の味が溢れだし、押さえ付けられたままでは身を屈めることも出来ない。
血を激しく吐き出して、そのまま意識が遠退いて行くのを感じた。
剣はすぐに引き抜かれ、余計に出血を悪化させる行動に移ったらしい。背中から人の血にしては冷たい感触が流れ落ちて行くのを感じながら、意識が微睡に消えて行く。
"ふん、とんだ失敗作だったな。この銀槌もコイツ以外にゃ使えんし役にも立たんし…はあ、本当にただのゴミだ。"
遠ざかる意識の中で聞こえてくる呆れ果てた声。
背に感じる重みだけが徐々に体を地獄へと引き摺り込んでいくような感覚を覚える。
(結局何の役にも立ってなかった。それどころか、人殺しの手助けをするなんて。)
瞼が落ちる。
視界が暗闇に閉ざされた。
(――最低だ。)
■マルテ > ――数時間が経過した後。
暗闇の中で何かの音を聞き、落ちていた意識が僅かに引き戻される。
あの世へと落されたのだろうか、ならきっとそれは運命なのだから仕方ない。
この場所でも奴隷のように扱われるのだろうか、それは嫌だな――そんな事を考える。
だがふと、違和感に気付く。
死んだというのに、考える事が出来る――?
「かはっ……けほっ…。」
咥内に残った血の味に咽返る。
僅かに残っていたらしい血を吐き出しながら、弱弱しく両腕を動かした――動かす事が出来た。
地面に手をついて、筋肉が悲鳴を上げるのを感じながら背に重く圧し掛かるハンマーごと、肉体を押し上げ、上体を起こした。
瞼を開くと、周囲は既に日が落ち、振り続ける雨が視界に入り、そしてその先に見える――炎上し尽くし、ただの廃屋と化した孤児院が目の前に飛び込んできた。
(なん、……。)
なんで。そう思うよりも先に、両足を強引に動かして立ち上がる。
そのままハンマーを、体を引き摺る様にして一歩、また一歩と孤児院へ近付いて行く。
――間違いなく、自分が意識を失う前迄に燃えていた孤児院に違いなかった。
あちこちに散らばっている黒い破片のようなものは、焦げた何かは、もはや原型を保っていない炭と化していたが。
それが何なのかはわかる。不意に目頭が熱くなり、その場に膝を着いて崩れ落ちた。
何故生きているのかはわからない、心臓を貫かれたのに死ねずに生き残っているのは、自らが犯した罪故なのだろうか。
「ごめんなさい…ごめんなさい。」
両手を強く握りしめて、涙で表情をくしゃくしゃに歪ませながら、嗚咽を零しながら。
謝罪の言葉を何度も告げた。もはやそこに人の気配などない。生きてる者などいないと知りながら。
■マルテ > 「……。」
暫く嗚咽を零した後、ふと首輪の感覚が無くなっている事に気付く。
首輪の効果は生存していた場合継続するが、死亡した場合は効力を失うようになっている。
周囲の商人達の姿はない、目的を達した事でこの場所から離脱したのだろう。
降り続ける雨が体や髪を濡らし、衣服を重くさせて行く。
濡れる事に抵抗はない、奴隷である以上そんなものは日常茶飯事だ。
「……あ、でももう要らない、んだっけ。」
虚ろな目で空を見上げるが、打ち付ける雨ということは空は真っ暗な闇。
何も見えやしない、まるで光を閉ざされた牢屋のようだ。
目的も生きる理由も最早消えてしまった、何故あのまま死ねなかったのだろう。
(やっぱり人間じゃない者になっちゃったのかなぁ。だから、こんな酷い事が出来ちゃったのかなぁ。)
自嘲するように、俯いて静かに笑った。
久々の笑いは、これで二度目だが。これは歪な笑いである事に自覚は持っていた。
人殺しの手助けをした上に、何の役にも立たない事を告げられ、処分された。
もう目的などない。ではどうして生きて行けばいいのだろう。
「……ぁ、そうだ。」
据わった瞳で、表情を消して立ち上がる。
自分の存在意義、ただ一つの存在意義。
「きゅーけつき、ころさなきゃ。」
ハンマーを背から降ろし、雨に打たれながら、左右に揺れて歩き出す。目的地も定まらないまま、ただ倒すべき敵を求めて。
ご案内:「港湾都市ダイラス 裏通り」からマルテさんが去りました。