2021/07/30 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にシャリアさんが現れました。
シャリア > 港にカジノに宿泊施設、港湾都市ダイラスは眠らない街でありその名物であるアケローン闘技場もまた、夜であっても対戦が組まれそれを見に多くの観客が押し寄せる。
本日もまた、金や栄誉を求め訪れた挑戦者が数多の視線の元、身を削る戦いを繰り広げていた。

「んぐぅ、ぐぉぉ…降さ…ぎ、ぎぅ、ぎぶうぅぅぅ!?」

ステージの上でボロボロの容態でギブアップを告げようとした若い女冒険者の口はその顔にずしりと腰掛けたマスク姿の女。

「なにこの程度でギブアップしようとしてるのかしら。もっと皆を楽しませなきゃダメでしょ?」

尻の下で手足をバタつかせ藻掻く冒険者を尻目に不敵な笑みを浮かべるマスク姿の女。それが国政に務める大臣補佐官で有ることに気付いている人は殆どいないだろう。
自身の身に発作的に起こる強烈な性欲の高まり。名前と素性を隠して闘技場で暴れる事が最近の彼女にとってその欲を発散する手段の一つとなっていた。

「ほらほら、モニターに貴女の姿大写しになってるけど見えてるかしら?ふふ、見えてる訳無いわよね」

必死にフェイスシットからの脱出を試みる相手に対して、ボロボロの服の下にある乳首を摘んで見せたり、踵で無防備な股間を小突いて見せその反応とモニターの様子を見て悦に浸る

「ふふ……あら、もう気絶してるみたいね。また今度も良い試合をしましょう?」

場内に響き渡るゴングを聞きながら四肢を痙攣させ気絶失禁までして運ばれていく相手に対し心にも無い言葉を掛けると、女はモニターに次の対戦相手が映し出されるのをゆっくりと待つ。

シャリア > 「……潮時かしらね」

同様に対戦相手を潰し、連勝の数を5まで重ねたシャリアは未だ熱気湧き立つ観客達に一度手を振ると審判へこれ以上試合をしない由を伝え、舞台を降りる。

自らの欲を発散し満足したのもあるがオッズの低下や過度の連勝は観客や主催に余計なヘイトを買うおそれがある。
元々が危険な火遊び、ならばそれ以上のリスクを背負う必要はないという判断だった。

「ふふ、さて…急いで王都に戻らないと行けないわね。ただその前に何か食べていこうかしら?」

連勝で潤った財布を片手に独り言を呟いて女は闘技場を後にしたのだった。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からシャリアさんが去りました。