2021/02/02 のログ
クレス・ローベルク > 「ちぇっ。流石にそうそう隙は見せないか」

此処までは、お互い様子見の様なものだ。
一見、拳を受け流して足払いを決めたこちらが有利な様に見えて、あちらはダメージを受けてないのだから。
それを象徴する様に、あちらはくるんと縦回転した後、

「ぬぉっ!?」

まるで地鳴りの様な音で、地面が割れた。
ぎりぎりサイドステップが間に合ったが、直撃していれば自分の体は真っ二つだっただろう。
地割れが起こる程の衝撃に、流石に一瞬反応が遅れた。
しかし、

「うおおおおおっ!」

一瞬は一瞬。直ぐに体勢を取り戻し、果敢に突撃していく。
上から下に切り下ろすが、狙いは頭ではなく、コンバットスーツ。
胸から下腹までのスリットを入れて、扇状的な衣装にしてしまおうと。

「(戦いも大事だけど、お客さん受けも大事だからね……!)」

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ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
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