2020/12/30 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場 年末特別興行」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 『さあ、始まりましたアケローン闘技場特別興行試合!』
うおおおおお、と叫ぶ観客たち。
その中心の試合場に立つ男は、彼らをなんとも言えない笑みで見ていた。
「(年末特別興行試合とか、初めて聞かされたんだけど、俺)」
多分、何か企画が動いてたけど、途中でぽしゃったんだろうなあとか、そんな裏事情が透けて見えてしまう今日この頃である。
それこそ、素直にただ酒でも振舞えば良いのにと思うが、その余裕もなかったのだろうか。
「(ま、何であれ俺の仕事は試合をすることだけだ……。
まあ、少しぐらい派手なアクションとかして、盛り上げ役に徹しましょうかね)」
等と考えていると、どうやら対戦相手の用意もできた様で。
目の前の扉が開く。
相も変わらず、試合相手は聞いていないので、もしかしたら対戦相手が何か風変りなのかもしれないと、そんな期待を抱きつつ、
『さあ、それでは今日の対戦相手!年末特別興行の試合相手は――こちらです!』
■クレス・ローベルク > ――試合が始まる
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場 年末特別興行」からクレス・ローベルクさんが去りました。