2020/11/11 のログ
クレス・ローベルク > 薬を流し込むと同時、男は彼女の両手を掴み、ベルトポーチから手錠を取り出し両手を戒める。その理由は二つ、一つは早急に勝利を確定すること、そしてもう一つは少女にオナニーをさせない為である。
呆気ない勝利の仕方だが、こうなった以上、試合の展開より、これから先の事を優先したほうが良いという判断で。

『決着!勝者、クレス・ローベルク選手――!それでは、これより試合後のショーの準備に取り掛かります。皆様、もうしばしお待ちくださいますよう――』

そうアナウンスが流れるや否や、出入り口から黒子の男が四人ほど駆けつけ、ミユの身体を押さえつけてしまう。
そして、その股の所に貞操帯を――大事なところだけ隠して、お尻などや会陰などは丸出しにする、セックスショー用のもの――を取り付けて去ってしまう。
そして、地面の一部が舞台の奈落の様に下がっていき、上がった時には、魔導機カメラが床や壁にびっしり敷き詰められた、ステージの様な物が追加されていた。

男は、それを見て頷くと、観客たちに語りかける。

「さて、皆様。本来であれば、此処で彼女を犯すと、そういう運びになるのですが――今回はそれだけで済ませる訳にはいかない、そういう理由があります。
それは、先程彼女に呑ませた媚薬――あれはこの少女が持ってきたものなのですが、ご覧の通り、王都の基準を大幅に超えた効き目があります。つまり、この薬は本来、禁止薬物なのです」

ざわり、と観客がざわつく。
とはいえそれは、禁止薬物があるという事より、そんな物を飲まされた少女が今、どの様な状態であるか、またどういう責めを負わされるのかを期待するもので。

「そう、つまりこの悪戯ミレーっ子は、犯罪者――ですが、彼女を官憲の手に引き渡すというのも、余りに無慈悲。
なので、此処は彼女に、社会貢献をしてもらう事で、その罪の贖ってもらおうかと思います」

そう言うと、男は少女の手錠を外す。
そして、ステージの上まで、手を引いて連れていき、

「今、彼女は発情状態で、自慰さえ出来ない状態――そういう罰を与えています。
そして、彼女にはこれから、皆様に対して自分の罪を許して貰えるよう、つまり絶頂させて貰えるよう、おねだりをしてもらいます」

つまり、このカメラはその為のもの。
彼女の屈辱的な"おねだり"を、360度から余さず撮る為の。

「当然、その映像は証拠として、皆様に無料で配布しますが――罪を償うためなら、それぐらいの事は我慢して、おねだりをして貰わねばなりません。
そして、おねだりが終わる度に、皆様には彼女を許すか、許さないかを決めていただきます。

そして――許さないと出たならば、追加の罰を与えた上で、もう一度おねだりをしてもらいます」

つまり、観客が求めるおねだりが出来るまで何度でも。
彼女はおねだりをしなければならないということ。
それも、先程まで散々バカにし、羞恥を煽ってきた男の目の前で――

「さあ、ミユ?早速だけど、最初のおねだりをしてくれるかい?
しないなら、それでも良い。ずっと、その状態が続くだけだからね」

ミユ > クレス様の勝利を宣言するアナウンス…そして項垂れるミユ…次第に全身の肌がピリピリとし始め…媚薬が全身に回り始めた事を感じる…
ばたばたと数人の男の足音が近づいてくるも、頭の中は既に男根に無茶苦茶に犯されたい欲望がどんどん渦巻いていって…
最初はこの男たちの相手をさせられるのだと思った…しかし、それはミユにとっての今の希望でもあり、欲望でもあったが…

押さえつけられるままに、行為に至るのを期待し、体を震わせるミユ…

「あっ!はやくぅ!」

と、自らお尻を上げて…

(カチャッ)
何かが下半身に嵌められたのを感じる。

「・・・っ!って、ええっ!?」
何かおかしい…と感じた時には既に貞操帯を嵌められた後であった…期待していた男たちは仕事を終えると早々と立ち去ってしまう…
「んっ!やだっ!やだああっ!」
手錠から逃れようと必死に藻掻くミユ。ガチャガチャと金属音が鳴り響く。勿論、ミユもそんな事で外れる様な代物ではないことは分かってはいたが、快楽を求める体は、心をも軽く蝕んでいった…大衆に語りかける様に演説をするクレス様…もう快楽の事しか考えられないミユにその演説の内容など殆ど理解できるはずもなかったが、自分がすべき事くらいは理解できていた…

これから始まる恥辱…耳まで真っ赤にして、蕩けた顔を晒し…さらに息を荒くし始めるミユ

そうしているうちに出来上がるステージらしきもの…

手錠を外され、半ば引き摺られる様にステージの上に乗せられるミユ…全方向から向けられたカメラの視線がミユを更に熱くしてゆくが…
クレス様が何をすればよいのか、軽く耳打ちをうける…

「わ…わかりましたからぁっ…!」

このあたりからマイクが入っただろうか…ミユの声が闘技場全体に響き渡る…
「ビリっ!ビリビリビリッ!」

布が引き裂かれる音…それが最初のミユの「声」でもあった…
ミユは一分一秒でも早くお許しを願うため、膝立ちになりながら、自ら、メイド服を引き裂き、貞操帯だけを纏っただけの姿となる…
「ご…ご禁制品を…持ち込んだ…ミユを…どうかっ…どうかっ…お許しくださいっ!」

マイクが無くても十分響きそうな大声で叫ぶミユ…皆がみるディスプレイにはミユの全裸が全ての方向から映し出され…
貞操帯の隙間から溢れる愛液、少しでも快楽を得ようと…片手で胸を揉み、乳首を激しく抓り、片手は貞操帯の上から割れ目のある所を激しく引っ掻く。
「白状しますっ…全て…全て…私が悪いです…こんなに淫らになる代物を持ち込んで…オトコを誘っていましたっ!」

膝も震えだし、上半身も前に倒れて行き…お尻を高く突き上げたような格好になって、尻尾を高く上げながら…
「もうしません…もうしませんからっ…これをっ…はずしてくださいっ…お許しください…!
 だれでもいいからっ…私を…犯してっ…犯してえっ!」

ミユにとって、衆人環視下におかれている状況など、既にどうでもよくなっていた。ただ、ただ、今の体の火照りと欲望を満足させたいが為に
ありったけのお許しを…そして…快楽をおねだりしつづけていった…

クレス・ローベルク > ミユの昂ぶった様なおねだりの後。
観客たちは、配られた魔導機械で、ミユを許すかどうかの投票を行う事になる。
基本的には許すのか、許さないのかを送るだけだが、実はもう一つ機能が存在して――

「さあ、お客様の投票出揃いました!
お客様の7割が『許す』に票を入れたら、ミユちゃんの絶頂は解禁されます……それでは、モニターを御覧ください!第一回目の結果は――」

最初、真っ白な円グラフが表示され、そこに許可の割合を示す赤い領域が描画される。
最初は、ほんの少しだったそれは、徐々にその領域を増やし、遂には七割を突破して八割――を超えた所で縮小。彼女の救いの糸である得票率の領域は縮んで、縮んで……結果的には、

「今回の得票率は一割五分!罰ゲーム執行です!
最初の罰ゲームは……おっぱいマッサージ」

そう言うと、男もステージの上に登り、背後から彼女の胸に触る。
揉んだり、絞ったりするのではない。寧ろ、ぽよぽよと軽く弾ませたり、胸の性感帯――乳腺が通る、胸と脇の間や乳の根本を、爪で優しくなぞったりしている。
じっくり、感じさせる為の責め――だが、薬で欲情状態の彼女には、ただただもどかしいだけのものだ。

「さて、罰ゲームの途中ですが、此処でミユちゃんに大ヒーント!
なんと、投票の際、お客様ご自身が、先程のおねだりの何処か悪かったかを、アンケート方式で答えてくれているのです。
その中で、最多だったものを、ミユちゃんに教えちゃいます。この通りにすれば、得票率が上がるかも?」

そう言いながら、胸へのゆるゆるとした愛撫を続ける。
このもどかしいだけの責めから解放されたければ、客の言う事を聞くしか無いのだと、その様に感じるだろうか。

「今回の得票で一番多いご意見は――『もっと笑顔で媚びろ』ほぼ同数の意見としては『可愛らしさがない』でした!」

詰まりは、ただ懇願するだけでは不足ということ。
まるで、甘える仔猫の様に、或いは娼婦のように観客たちに言い寄れと――そういう注文で。

「さあ、それを踏まえて、第二回のおねだりをどうぞ!」

ミユ > 「はあっ!はあっ!」

ミユもまた観客と一緒にグラフに視線が釘付けとなる…ぐんぐん伸びる得票率に一瞬安堵するも、次第に下がり、結果は散々たるもので…

「だめなんですかっ…だめなんですかっ…」

ぽろぽろと泣き始め…脱力しきった体で呆けてしまったミユ…全身全霊をかけたおねだりも、観客には面白くない内容だったようだった…

「んふっ…うあぁ…もっとおぉっ…」
お仕置きを受け始めるミユ…あまりのもどかしさにミユは、ボタボタと涙をながしながら耐える…
触られるだけでイきそうな体なのに、それを阻むかの様に、微妙な刺激を受け続け…

そのお仕置きが終わった頃には、ミユが持っていた細い一本の自意識を保つ糸…プツンと音をたてた様に切れた…
そして、観客アンケートから頂いた、大きなヒント…頭の中にはそれしかもう入ってなかった…
ミユの声がこだまする…

再び膝立ちになると、腰を前に突き出して、両手で陰唇を広げて…
「ほ…ほしいですっ♥ アナタのぉちんぽぉっ♥ みんなのぉ…白くて熱い精液を…ミユのお腹の中にっ…いっぱいっ…♥」

発情した猫…まさにそのままに、前屈姿勢になると、お尻を高くあげて、尻尾をふりふりしながら、猫耳も垂れ下がり…
「はやくぅ…はやくうっ…入れて…びゅっびゅっしてほしいのぉ…種付け…せっくす…して欲しいですぅ…♥」

高くあげたお尻を左右にゆっくりと揺らしながら、両手で自分のお尻の肉を広げ…後穴の皺までをも見せつけて…
「ご禁制の媚薬まで持ち歩く変態メス猫なのぉ…♥ だからぁ…もうっ…がまんっ…できないのぉ…♥」

お尻を高くあげ、頬を床につけて…必死におねだりを続けるミユ…

クレス・ローベルク > 「それでは、投票結果は――」

再び、モニターにグラフが映し出される。
結果は――四割。先程より全然マシとはいえ、それでもまだ三割の客を満足させねばならない。
そして、次の罰ゲームは――

「次の罰ゲームは、ぶるぶるおっぱい貞操帯装着!
少し、露出は減りますが、これもミユちゃんの更生の為。しばし、ご辛抱を――」

今度は、金属製のブラジャーみたいなものを装着させられるが、しかしその内側が弱く振動する様になっていて、常にイケない刺激のみを与え続けるというものだった。
特に、乳首への刺激は、時折イク直前まで強く振動しては、ぴたりと止まるという意地悪な機能つきで。

「さて、次のヒントは……おっと、これはまた、随分とご無体な。『猫なら猫らしく、猫語の一つでもしゃべるべきでは?』そして、『メイドなのに、ご主人さまにご奉仕の一つもしないのはどうなのか』との事。成程、ご尤もではありますね――勿論、私やスタッフも、ミユちゃんが望めば、おねだりのお手伝いをさせていただきますとも。

但し、絶頂はさせてあげられませんがね――?」

奉仕。この場合、性的な奉仕である事に疑いはない。
だが、それは自分の情欲をも高めてしまいかねない諸刃の剣。
果たして彼女は、それを覚悟で『ご主人さま』に奉仕する姿を見せるのか――

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ミユ > 【以降継続】
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からミユさんが去りました。