2020/11/10 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にミユさんが現れました。
クレス・ローベルク > 『さあ、始まりましたアケローン闘技場興行試合!
夜の部は、もうすぐ開始です!』

喧騒の中、アナウンサーの声が響く。
その中央の試合場で、試合開始の時を待つ剣闘士。
今日の対戦相手は知らされていない。
たまに、前触れもなく魔王とかをぶっこんでくるので油断できないが、

「(まあ、そうは言っても流石にそうそうそんな強いのは出さないとは思うけど)」

等と考えていると、

『それでは、対戦相手の準備が出来ました!
今日の対戦相手は――』

ミユ > ミユは何故か闘技場にいた…なんだか上機嫌で…

「~♫ ひさしぶり~の闘技場~ 今日は誰がでてくるのかな?」

ミユも、今では似非上流階級ではあるが…根本的に貧民出で、闘技場ではなかったものの、
喧嘩や戦闘にはそれなりには慣れていて…とはいえ、そんなゴロツキが出てくる様な場所ではないことは分かっていた。
だから来た。好奇心や冒険心もあるが、なにより刺激を求めて!

控え室にも聞こえる、アナウンサーの声。そろそろ出番のようだ…
ミユは、若干冷や汗を垂らしながらも、真面目な顔で、闘技場内に足を運んでいったが…

クレス・ローベルク > 『メイドミレーにして、薬師少女!剣も使えるとの事だが、プロの剣闘士相手に何処まで通じるか――ミユ!』

おおおお、と女性出場者に湧く観客たち。
試合場の中央に向かう、その先には、何度か会った事がある、剣闘士の姿。

「やあ、お久しぶり。まさか、プライベートじゃなくて、此処でも君を犯すことになるとは思わなかったけど、いい声で鳴いてくれよ?」

と、軽く手を上げて"挨拶"する。
この程度は、試合前のちょっとした掛け合いの一部だ。
軽く流されるか、それとも本気で取られて対抗心を持たれるかは解らないが、ムキになってくれれば、それだけ試合も白熱する。

お互いが、指定の場所に立つと、アナウンサーの声。

『それでは、両者位置につきました――これより試合開始ですっ!』

試合開始の銅鑼が鳴る。
それと同時、男は剣を抜いて中段に構え、

「レディファースト。最初は、君から打ち込んできていいよ?」

ミユ > 試合会場に踏み込むミユ…自分でも心臓の脈動が激しく脈打ってるのが判る…
「さて…あまりバケモノみたいなのが出てこなければよいのですけどねー…」

と、試合会場の真ん中へと…ちょっと遅れて出てきた相手に少しズッコケそうになりながらも、プライベートで会った
時の事を思い出し、少し顔を赤くして…

「あー!あの時の人! またお会いしましたねー♪ なんて闘技場で和んでる場合じゃないですね!
 今日は、私の手の平で踊って頂きましょうか? 手の内は知ってるんだから、そんな簡単にはいかないですよ?」

ありったけの減らず口を叩き出すミユ。
前は偶然会っただけで、戦闘自体はしていないから、本当の所はよくわからない。
でも、相手も薬を操る薬師もどきなのは知ってるし、ある程度の行動予測はできるはず。

「レディーファーストねぇ…なかなか紳士的ですねぇ?」

クスッとミユは鼻を鳴らして笑う。の瞬間、腰に差してる一級品のダガーを瞬時に逆手に持つと、クレス様の懐に飛び込む様に
蹴り出していくが…そのままクレス様の股の間に滑り込み、ダガーの柄で股間に一撃与えようと動くだろう…

クレス・ローベルク > 「(さて、手の内を本当に知ってるのかどうか、ってとこだけ……)」

懐に飛び込んでくるミユの一太刀を受けようと、こちらは剣を構えるも、それは突如スライディングの為に腰を落としたミユの動きに止まる。

「う、おっ!?」

慌てて一歩ステップで下がる男。
ダガーの柄が、先程まで男の睾丸があった所を突き上げていく。
スタート早々、男の選手生命を台無しにしかねないその技に、冷や汗を掻いていたが、

「だけど、その体格差で姿勢を崩したのは迂闊だったね……!」

そう言って、剣を捨てて、彼女に覆いかぶさる様に寝技に持ち込む。
崩上四方固の体勢だ。ダガーを持っている手を極めて、もう片方の手は男の腰のホルスターに伸びる。

「悪いけど、早速一回目を受けてもらうよ……!」

試練の媚薬を取り出す男。
速く抜け出さなければ、早速一回目を打たれてしまう事だろうが――

ミユ > 「んっ…!」
勿論、一歩下がれば外す事は織り込み済みであった…
ミユは、右手でダガーを持っているが、空いてる左手を何にも使わない訳がない。

また、剣を捨てたのも迂闊だったかもしれない…

「そうっ!かもねっ!」

ミユは、左手から深い霧を発生させるアイスクラウドの魔力を一気にクレス様の胸に叩き込む。
瞬間的淫魔を開放したので、霧ほど弱くもなく、また凍りつく程ではないが、相手の動きを鈍らせるには十分であったはずではあるが…

その隙があれば、クレス様の寝技から逃れ、クレス様の後ろ側にそのしなやかな体躯を跳ねさせて次は背中を一閃すべく
ミユは動く…果たしてそれは成功しただろうか?

クレス・ローベルク > 「うぅっ!?」

まさか、マジックユーザーでもあったとは予想外であった。
大して魔力を感じなかったのが裏目に出たといった所。
手足が痺れる様に冷たくなり、一瞬ではあるが力が抜ける。

「だけども……!」

寝技から抜けられたが、それでも訓練の賜物か、直ぐに身体の痺れは消えて。
彼女の身体が跳ねる直前に、その足首を反射的に捕まえる。
逃がすものかとそのまま引き寄せ――

「(あれ、でもこれって?)」

ると、当然彼女の身体は前に倒れる事になる。
すると、寝技をかける為に横になっていた男を足側にして、倒れる事になり――このままだと当然、その短いスカートの中身をさらけ出す事になる。

ミユ > 「あっ!はわわっ! うぷっ!」

足首を掴まれるというのは完全予想外、もうちょっと痺れててくれてると完全に思っていて、
流れを掴んだと思ってしまった事がミユに一瞬の隙を生んでしまったか…
豪快に前にぶっ倒れるミユ…地面に顔面を直撃してしまい、自重も重なってかなり痛い…

勿論、いつもの正装。突っ伏して引き寄せられれば、下着を付けてないお尻が丸見えになってしまうが…
普通の女の子なら、ここで恥ずかしがって、スカートを抑えるかもしれないが、ミユにとっては「いつもの格好」なので、全く動じない…

「女の子のお尻くらいで、惚けていてはだめですよぉ?」

ミユは顔を顰め、片目を閉じて、歯を食いしばりながらも、しなやかに体をくねらせて…
炎の魔力をダガーに叩き込みながら、左足を掴んでるクレス様の手首を狙って一閃するか…

上手く手を離して逃げてくれれば良いが…当たれば傷口に火傷…簡単に血は止まらない…
ミユの一閃をかわして吊り上げられれば、クレス様の一撃を食らうことになるだろうが…

クレス・ローベルク > 「いやあ、可愛らしいお尻だったんでついね。
というか、君の羞恥心のトリガーもいまいちよくわからないよ、なあっ!」

等と言うが、この場合ミユの方が体勢的に不利だった。
何せ、あちらは身体を捻って、ダガーを突き立てる必要があるのに対し、こちらは寝そべっているとはいえ無理のない姿勢で彼女の攻撃に構えられるのだ。

ダガーを突き立てるその手首を、逆手で握り込む。
そして、その状態で自分の身体を起き上がらせると同時、ミユの手をぐい、と強く引っ張って、体ごと引き寄せる。
彼女の身体を抱きとめれば、右手で再び試練の媚薬を握り、彼女の首筋に突き立てようとしてみせ――

「(だけど、本命は……)」

その反対の手で、彼女のベルトポーチを開けて、中の薬を取り出そうとする。
流石に選ぶ暇はないので、とにかく触った物を取ると言った感じだが。

「(即効性の媚薬は卑怯くさいから使わないけど、相手が持ってきたものなら別だよな……!)」

と自己弁護しつつ――

ミユ > さすがに無理な体勢からの一閃は無茶ぶりすぎたか…

「そこは…ひみつですっ♥」

ちょっと土まみれになった顔で、無理に笑顔をみせ、余裕を持ってるようには見せかけてはいるが…
ミユはあっさりと手首を掴まれ、そのまま片腕で吊り上げられるような体勢になってしまう…

「うっ…!」

首筋に突き立てられる試練の媚薬…呻いたのは痛かったからじゃなく、一撃を受けてしまったから…
ミユの意識がそちらに向いてる間、ポーチの中から1本の薬瓶をぬかれたのには気付くことができなかった。

「んっ!離しなさいよっ!」

完全に本気モードに入ったのか、口調まで変わっているミユ。完全コントロール下にない淫魔を開放すれば、
この状態でも、相手を吹き飛ばせるだろうが…それは無謀な賭け、体が淫魔に乗っ取られてしまうのがオチだ…

両足を使ってクレス様の体をおもいっきり蹴って、一旦後ろに飛んで、距離を取ろうと試みるだろうが…
完全にがっちりと掴まれてる右手…この体躯の差では、ミユの体がちょっと揺れるだけになってしまいそうだ…
それでも、この状況はマズい…万事休す…ミユは次の手を考えられずにいた…

所詮はミレーの中でも華奢な体である。動きを封じられればほぼお仕舞いであった…

クレス・ローベルク > 「おお、怖い怖い。さっきまで敬語だったのに、すっかり野良猫みたいになっちゃって」

と言いつつ、男は彼女の手を離さない。両足を使って思い切り蹴っても、痛いは痛いが、距離が近すぎる。自分から敢えて距離を近づければ、脚が伸び切らないために致命的なダメージにはならない。
とはいえ、だからといって男の方に決め技の様な物がある訳でも無かった。

「(試練の媚薬でも良いんだけど……ん?)」

そういえば、さっき取った薬があった。
見れば、それは青色――確か、王都ご禁制の媚薬とか言っていたか。

「(……使えるかも?)」

そう思い、男は薬瓶の蓋を開け、彼女の口にねじ込む。
男の薬品は注射だと思いこんでいる今なら、口を閉じたりして防ぐのは難しいはずで。
ねじ込めたなら、薬瓶を傾けて強引に薬を喉奥に入れていく

ミユ > 宙ぶらりんになりながら、クレス様の言葉に、怒りと恥ずかしさで顔を真っ赤にしてしまう…

「はーなーせー!」
無理な体勢で力が入らない足で藻掻くも、無理な話で。
そういえば、こんな言葉使いは、貧民街の片隅に身を潜め、スリや空き巣で生計を立てていた頃以来…
つまり、地はこんな性格なのであったが…

「んぷっ!?」

喚くミユの口に無理矢理ねじ込まれる薬瓶…その感触に、その薬はいつの間にかスられていた事に今更ながら気付くミユ。
喉奥の灼ける感じとこの香りで、何であるかは直ぐに分かった…

「ん~!ん~!」

首を振って抵抗するも、薬瓶は喉奥までねじ込まれた後…どんどん流し込まれる高級媚薬…
さすがにご禁制品なだけあって、効果は凄まじい… 一気に火照り始める体… 
そして、流し込み終える頃には頬を真っ赤にして、脱力しきり…細く開けた瞳から、一筋の涙をこぼしていた…
ミユは火照る体を必死に抑えようと、片手で股間を抑え、雄を求める体に心は抵抗し…

この高級媚薬は、1瓶で一般媚薬の10倍以上の効果があるわけで…薬瓶を抜かれた頃には立派な雌犬になっているだろうか…