2020/08/28 のログ
クレス・ローベルク > 「ほら、何か言わないと、いつまでもこのつらーい責めから解放されないよー?」

言いながらも、男は快楽を蓄積させていく。
時折、意味ありげに割れ目の中に指をねじ込む素振りをみせては、また指は蟻の門渡りに帰っていく。
さわり、さわり、そろり、そろり。
指は一定の速度で、微温湯の快楽を少女に与え続ける。

「お腹の中、きゅーってなってるよね?つらいよねー?ほんの一言、『イキたい』って言ってくれたら、お腹の中まで気持ちよくしてあげるのに」

甘い声で堕落に誘う。
そして、それは同時に、言わなければいつまでもこの責めを続けるぞという、一種の宣告でもあるのだった。

クレス・ローベルク > 【中断します】
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にイズミさんが現れました。
イズミ > 王都から街道を走ってそこそこのところにある、岬一つ向こうの港湾都市ダイラス。

港に行けば盛んに荷の積み下ろしが行われ、それらは馬車に乗せられて次々と運び出されていく。
奴隷船から降りるのは足かせをはめられた男女。
それに混じって一攫千金を求めて新天地へとやってきた癖の強そうな自由人達もこの地を踏む。

いい意味でも悪い意味でも商業的な活気にあふれている場所。
そこには儲け話もあれば、様々な仕事がある。

そのうちの一つが「闘技者」。
あれこれ獲物を追いかける必要なく、通常戦場よりも安全で、身体一つでお金を稼ぐことができる「闘技場」で戦いファイトマネーを得る者たちのこと─。

さて。東の国から来た「忍術」を嗜むシノビが一人。
そんな闘技場で登録を済ませていた。

イズミ > 闘技のルールは客層や組み合わせによって変動する。

例えば刺激を求めている観衆が多数を占めるのなら、いかにも強そうな大男VS大男といった組み合わせで、血を見るような、そして時に命を落とすような過酷なデスマッチが開催される。

婦人が多ければ、優男VSブ男。もしくはまだ年も若い美形の奴隷闘技者同士が殴り合う。

女闘技者は当然数も少ない。
なので、これらメインに華を添える形の、いわばオマケ試合として、「てきとうにそれなり」なルールである事が多い。
ぶっちゃけていえばぬるくて美味しい仕事となる。

─といっても、ガチで体格差のある男に思いっきり殴られたり蹴られたりする事も珍しくない。

普通に男女が戦えば、当然、ただの残酷ショーになる。
そんなの見たがる客の気が知れない。
だからあえて登録し、逆に男を叩きのめすことで、ブーイングを浴びたりすると最高に気持ちいいのです。


時に、港で買った女奴隷をここで戦わせる悪趣味な主人も居ると聞くので、いつかはそんな奴を闘技場に引きずり下ろして対戦相手としてみたい。そんな野望があったりなかったり。


「私は格闘技使いますので。ふつーに強いのでそこのところヨロシク」

などと自己アピールをして、無事に闘技者となり、後は控室で柔軟体操をしながら、呼び出されるのを待つ。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にエズラさんが現れました。
エズラ > 頭が痛む――
耳鳴りがする――
オマケにこの胸のむかつきときたらない――
喧噪に覚醒を促されたのと同時、顔面に激痛を感じ、思わず身を捩った。

「んぶわっ……――」

事の次第は前夜に遡る。
船団護衛の傭兵稼業を終えて下船、支払われた金でしこたま酒精を浴び泥酔。
しかる後、何軒もの酒場を渡り歩いた挙げ句、一晩で素寒貧。
支払い能力と意識を同時に喪失した男に課せられた任務は、「何が何でも金を払いやがれこの野郎」であり、店主の計らいで闘技場へ放り込まれたのであった。
続いて、女の名前が呼ばれる――興業主催者の思惑は、「酔っ払いをたたきのめす女戦士のデビュー戦」であった――

「むおおっ……おおああ?」

前後不覚、強烈な二日酔い、全身を叩くかのごとき歓声と罵声――未だ状況をつかめぬまま、ふらふらと立ち上がる――

イズミ > さて。今回の闘技は「あたり」だった。
主催者は私が出場する試合をあえて「男をぶっつぶす強い女戦士」のための一幕にするのがもっとも客が喜ぶと踏んだらしい。

なかなかいい趣味してる。

で、充てがわれたのは、本来ならデスマッチ用ぽい男性闘技者。
一見して強そうで、大きく、精悍な。
ただし、どうも不良品らしい。
スゴク調子悪そう─というか、明らかにお酒に飲まれてガクガクしてる変なやつだった。

んあ?とか、ふあ?とか言ってる、変な男を尻目に、試合開始の合図が鳴り、ここぞとばかりに女戦士は助走をつけて踏み込むと、全体重を乗せた華麗な(?)回し蹴りを顔面に叩き込み、一発KO!

─したのかとおもっていたけれど、今「おおああ?」とか言いながら男が立ち上がってきた。そんな場面に直面していた。

「……まあ、一撃でおわっちゃお客さんも喜ばないか。よしっ」

再び構える。
目標は足元ふらつく謎の男。
そして踏み込む。狙いは彼の右の足の親指と、左足の親指の間にある物体。

「はい。ちょっとはシャキっとして!」

とか言いつつ、つま先蹴りを彼の股間に向けて放っていく。

エズラ > 朦朧とする意識の中、現状を把捉せよという脳髄からの指令に、肉体が必死で呼応する。
しかし、激しい衝撃を浴びて何とか身を起こすが――口腔に溢れる鉄の味を嫌い、思わず吐き出す。

「べぇっ、ぶへっ、おお?あ?」

視界に奇妙な出で立ちの女が一人。
足先蹴りが男の急所を捉えるその一瞬、心でなく身体が反応し、背後へ飛び退く――しかしそれは攻撃の回避は意味したが、またしてもぐしゃりと地に伏す――
観客の目にはそれが二度目のダウンに映り、歓声はますます大きくなる。

「ううっるせぇぇぇ……なんだこりゃ……顎ァ痛ぇし、どこだここァ……――」

男にしてみれば尻餅をついた感覚。
少しずつハッキリしてきた意識を何とか手放さないように努力しつつ、ようやく自身の意志で両脚に力をこめて立ち上がった――とはいえ、構えるでもなくふらついている。

イズミ > 「ちっ!」

やっぱり不用意な急所攻撃だったらしい。
前後不覚の状態でも、相手は反射的に腰を引き、後方に逃げる。
しかし、最初の回し蹴りのダメージか、足元を崩して尻もちダウンをする。

わーっと湧く客。
それに手を振って答える。



さて、相手は体幹の強さで無理やり立ち上がり、屈強な肉体を支えている男。
しかしその目はどこか焦点が定まっていない。

今のうちに組み付くか。
素早く絞め技に入ってしまえば勝てる。

でも、密着すると事故にあうとも限らない。

ここは丁寧に殴ったり蹴ったりしてあげるべきでしょう。

「ここは闘技場!」

親切に教えてあげつつ、再び踏み込む。

「やーーっ!!」

その鳩尾に双掌打ち。
そしてそれが見事あたったなら、男のボサーっとした横っ面に、腰から足を振り回すようなハイキックを見舞っていった。

エズラ > 「うごっ!」

下腹部に強烈な衝撃――肺から空気が一気に抜け、ついでに昨晩飲み食いしたものまでぶちまけそうになるが、何とか堪えた。
しかし矢継ぎ早に迫るしなやかに伸びる脚――しかし、男の視線は確かにそれを捉えていた。
側頭部に蹴りを受け様、衝撃を逃がすように自ずから頸部をひねると、同じように全身をひねり込むように回転し――

「さっきから痛ぇんだよ、こンの小娘っ!」

鍛えられたふくらはぎと細い足首を両手で捕まえながら、一気にその身体を投げ飛ばす――

イズミ > あたった!勝った!

と、思ったら足から衝撃の感触が逃げる。
男がなにかテクニックを使って、ダメージを逃したのだ。

「うそっ!?」

ふらふらだった男が怒りからか覚醒し、突如猿のごとく素早い動きで蹴り足を掴み、ゴリラの様な怪力を発揮して、振り回すようにこちらの身体を持ち上げて投げ飛ばした。

「ふっ!」

呼吸しつつ、空で蹴りを放つようにして拘束から脱する。そのまま体制を整え、猫のように足から着地!
背筋がヒヤッとして、心臓がバクバク言ってる。
雑な投げで良かった。
あのままずっと足首掴まれてたらどうなったことか。

タン!と飛び退って、3メートル位の距離を開ける。

「やっとお目覚め?本日のやられ役ゴリラさん」

動揺を殺しつつ、とりあえずお話に誘って小休憩。

エズラ > 「おおあっ……――」

投げたは良いが、急激に回転したせいで絶賛二日酔い中の脳髄が悲鳴を上げ、視界が眩む。
その間、相手は体勢を立て直したらしいが――

「てめ~っ……ハァ、ハァ、さっきから好き放題殴ったり蹴ったり――」

わめきながら周囲を観察――どうやら闘技場らしい。
しかも小規模なものではなく――アケローン。
ダイラスを訪れた者なら一度は足を向ける場所。
観戦、賭博、対戦――目的は様々だが、「内側」に居て執拗に痛め付けられている現状を鑑みるに、知らぬ間に選手として放り込まれたらしいことを看取。

「も~っ、許さねぇかんな……――」

――しかし。
そんなことは、最早どうでも良かった。
視界がようやくハッキリし始めたので、改めて観察した相手――の、肢体。
鍛えられ、発達した肉体――わけても、雌として育ちきったかのような、豊満なそれ。
好色の血が疼き、酒精の勢いはそのままに、雄の情念が燃え上がる。

「――ブチ犯す!」

――最低最悪なかけ声と共に、男が地を蹴り奔る。
しかしそれは酔っ払いの無秩序な突撃ではなく、身を低く、相手の重心を崩しにかかる戦場格闘技の動き――組み付き、倒し、絞め、極めるが一連の殺戮シークエンスとして完成された、肉体に染みついた駆動である。

イズミ > 3メートル。
二人の間の距離。
それは素手の攻撃なら十分に安全な間合い。

「ゆるさねーかんなー」

みたいな事言ってる情けない男性は、少しづつ本調子に戻りつつあるようだ。
勿論、それでも負ける気はしない。
でも、体格やパワーで圧倒的に差があるのだから、真正面からぶつかるわけにはいかない。
あの手この手で虚を突く。
そのためには、彼をベストから遠ざける必要がある。

例えば、怒らせて頭に血をノボらせたりとか。

なにかちょっと目つきが変わってくる相手に、くるんと無防備な背を向けて、そして肩越しに振り返りながらお尻を突き出し、小馬鹿にしたポーズをとって──。

「鬼さんこちら、私に指一本でも触れ──」

なーんて挑発しようとしたのに被せるように「犯す!」みたいな物騒な掛け声とともに、弾丸が弾けるようなタックルが迫ってきた。

「あ」

間が悪かったと言う他無い。

男性の攻撃は格闘技術として完成された一級品だった。
しかし、彼が踏み出した瞬間、こちらがお尻をふって挑発してくるような動きをしたことが幸い(?)し、そのタックルは成功しなかったばかりか、彼がブレーキを掛けなければその顔面にヒップアタックを炸裂させたような悲劇的な場面になるに違いないっ。

エズラ > プランはない――組み付いたならその時、反撃されたらその時――思わずとも身体が動いてくれる。
しかし、今はまだまだ酒精が勝り、かつ相手がこちらに背を向ける――戦場ならば、先考えられない状況に、ブレーキをかけることなどできぬまま突っ込んでしまう。

「むおおおっ……――」

何度も蹴り飛ばされた顔面が、張りのある肉厚な臀部のど真ん中に衝撃と共に着弾。
なまじ相手が挑発を目的に尻を振っていたばかりに、カウンター気味に炸裂したせいで、己の首が奇妙な音で軋むのを聞くハメになる。
しかし、そのまま相手の身体ごと転倒することになるが――男にしてみればむしろ僥倖であった。

「おお~っ、こりゃまたなんつーイイ尻持ってんだ、おめ~!」

喜色満面、腿の当たりに両腕絡み付かせつつ、すりすりと頬ずり――
歓声、野次、怒号――野卑な声、衆人環視の中、酔っ払いが尻にまとわりついているという滑稽図。
その実、男の腕力は遺憾なく発揮され――単なる頬ずりが気付けば男の鼻先が下着の隙間に迫る事態へ――

イズミ > イノシシが突っ込んできたかと思った。

お尻にぶつかってきたソレの衝撃は、こっちの脳までガツンとくる。
(相手の首が変な音だしてたのも伝わってきた)

肉弾相打ち、そのまま折り重なるようにダウン。
気づけば、こちらは膝つきお尻だけを高く掲げて腹這いになった姿勢。
そして男性は、やや変な方に曲がってる首を物ともせず、陽気な声をあげていた。

「こら!ちょ!」

客席からの声が恥ずかしさを増大させる。
男性が身体を褒めてくれたのは嬉しい。

正直うれしい。

そんな意味でも赤面しつつ、下着を押さえる。

「だから!今は闘技中!」

バックキックしようにも、相手がお尻に密着してるんじゃどうにもならず。
更に怪力でホールドされれば体位を入れ替えることもできない。
腰のバネでまとわりついてくる男性を振り回し。

「人の話を──」

そこで、下着の中に彼の鼻先が入ってきてしまい、ビクン!とお尻を持ち上げて静止した。

エズラ > 「むっふっふ、おおっ、いいぞこりゃ~……――」

必死にこちらを引きはがそうと相手が腰を動かす度に、むにゅむにゅとした弾力と戦いの熱で火照った肉感を味わう。
はむ、と下着を食んで引きずらし――相手が静止した瞬間、遠慮なしに秘所へと頬張りつく――

「むじゅるるるるるっ!」

客からしてみれば、そこで行われているのはあくまで闘技――酔っ払いの拘束から抜け出そうとしている女戦士と、何とか離すまいという、ほどほどに盛り上がる様相。
しかして、男の不作法な舌が媚肉を掻き分け、肉芽を探り、ヌロヌロと領域侵犯を繰り返す――
これまた、好色の体に染みついた技――子供があめ玉を舐めるような無秩序さと、雄が雌を味わう性の技が合わさったような巧みさで――

イズミ > 静止を呼びかけても男は止まらない。
「いいぞぉ」みたいな事言って、喜んでる。


ほぼ毎日、妄想の男性を肴にしてオナニーとかしちゃってる身。
本気で抵抗はしているのだけど、そんなに喜んでもらえると悪い気がしない。

鼻息吐息を吹きかけられながら、お尻にいたずらされ、器用に口だけで下着をずらされる。

見られちゃった!!!

「はう!」

羞恥で硬直する。
そしてちょっとだけ期待する。

何しろ普通は見せない大事な所を見せてるのだから、さっきから独り言みたいに「いいぞ~」って言ってる彼が、また何か褒めてくれないか、と。
しかし期待通りにならず、一拍の間も開けずに彼が口をそこに寄せて、思いっきり吸い舐めてきた。

「ひぃ!!」

ぞくぞくと悪寒を感じたのは最初の瞬間。
背筋に走るそれがすぐに性の快感に変わっていく。

「はああ!あっ!あああ!」

闘技場の地面に爪たて、ブルブルと肩から尻まで体幹が震えてしまう。

今ならまだ客は気付いてない。
なんとか闘技っぽく振る舞えば、ごまかせる。

「くうぅ!ふ!ふゅ!ん!」

自分のお尻を叩くように後ろ手を振り回し、彼の頭をビダビタと殴る!