2020/06/25 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 闘技場のバックライトが、煌々と試合場を照らす。
その光を受けるのは、有象無象の観客たちと――二人の選手の姿。

『さあ、始まりました。アケローン闘技場興行試合!
今試合の対戦カードは、まずはアケローン闘技場における万能選手こと、クレス・ローベルク選手!』

歓声と罵声の入り混じった声が、囃し立てる様に両選手の耳を劈く。
男はそれに慣れた様に手を振り、そして対戦相手であるもう一人に笑みを向ける。
それは挑発か、はたまた余裕か、あるいは親愛の表現と取るかは向かいの選手次第であるが。
そして、正にその選手の紹介が、これから行われようとしていた。

『そして、対するは――』