2020/02/02 のログ
クレス・ローベルク > それから、どれぐらい時間が経っただろうか。
まるで飽きもせず、ただ昂ぶらせるだけの行為を続けていく。
普通、性欲が暴走しているなら、何もかもをかなぐり捨てて彼女を犯しているはずだし、仮に彼が正常だったとしても、観客の事を考えてさっさと挿入に入っているはずだ。
そのどちらもしないのは、彼女がそれを受け入れてしまって、あまつさえ『褒めて』しまったからである。
普段は見せない、自分の芯の部分の欲求を、認められた。
それが、男の『可愛がりたい欲』をエスカレートさせていくのだ。

「(かわいい、うれしい、かわいい……!)」

もう、頭の中にはそれしかない。
だが、その上で彼は、長年犯してきたスキルが有る。
勿論、正気ではない今の状態では、全てを十全に使っては居ないが。
しかし、彼女の細かい反応や声から、彼女が今どれぐらい感じていて、どれぐらい身体が出来上がっていくのかを本能的に察して、より的を得た愛撫に変えていくのだ。
そして。

「ぷはぁ」

と、絡めた舌を、離す。
そして、男は何時の間にかホルスターから抜いていた、三本の媚薬注入器を持っていた。

「もっと、可愛くなろう?ラピス」

そう言って、男は彼女に三本、一気に突き立てる。
実は、出来上がった身体に更に試練の媚薬を打ち込むのは、ほとんど経験が無い事だったりするのだが、今の『可愛がりたい』モードの彼はそんなものを気にもとめない。

まるで、可愛がっている植物に水をあげすぎてしまうように、或いは母親に皿を並べたのを褒められて、棚の皿を全て卓上に並べる子供のように。
男は、彼女に愛情にも似た劣情をぶつけるのだ。

識海・L・七空 > 自分に突き立った3本の薬瓶を見て艶めいた笑みを浮かべる。
相手に使った以上最終的には自分にも使う予定だったのだがその手間が省けた。

「おぉ~♪これはすごいですねえー。」

身体を駆け巡る快楽を味わい徐々に擦りきれていく理性を堪能する。
しかしそれは、彼女にとっては【通過点】でしか無かった。

「で も ♥️ 私が知りたいのはこの先なんだよ?」

彼女は普段は魔力の制御に用いている犬耳尻尾を発現させ周囲から魔力を吸い上げる。吸い上げた魔力を尻尾に集中させそのサイズを更に上げる。
しなやかでさわり心地の良い尾がクレスの股間をズボン越しに撫でる。
彼女の桁外れた性欲は三本の薬の使用を経ても尚その瞳に理性の光を残していた、無論。気を抜けばすぐにでも性を貪りたい衝動には苛まれているのだが。

「ふふふ、この先にあるのは天国か地獄か…この探求心は止められないのですよ。」

クレスの股間を撫でていた尾はするりと脇へ抜け彼女の元へ戻る。その先端には、誰も想像しなかったであろう【4本目】がゆらゆらと揺れており。彼女はそれを少しも躊躇うこと無く自身の首元に突き立てた。

クレス・ローベルク > 試練の媚薬の元は訓練用の薬物である。
投与する事により感覚を鋭敏にし、打ち合った時の細かい力加減などを身体で体得するための。
その為、訓練過程で過剰投薬しても大丈夫なように作られており、身体には害はない。尤も、風に撫でられてもとんでもなく感じてしまうような体験が、精神に影響を及ぼさないとは限らないが。

そして、その上で、

「うぅん……」

ズボン越しに尾で撫でられ、せつなそうな声をあげる男。
既に、撫でられ、口内を犯し、ある程度『可愛がりたい欲』が満たされていた所で、不意にその様な事をされたのだ。
自らの性欲がまだ満たされていないという事に気付いた男は、ズボンとパンツをズリ下げ、

「ラピスぅ……!」

彼女に覆いかぶさり、挿入しようと試みる。
もっとも、こちらは殆ど理性がないので、躱そうと思えば幾らでも躱せるだろうが……。

識海・L・七空 > 「うーん。…でも。まだ。」

覆い被さってくるクレスを抱きしめやんわりとその挿入を制する。
実際既に彼女の蜜壺空は快楽の証である蜜が溢れており太腿をテラテラと光らせていた。
しかし、この際壊れてしまっても構わないという程の彼女の欲望はその身を滅びへと進ませる。

ホルスターに残っていた瓶を全て奪い取り纏めて身体に突き立てる。5本、6本、7本…。
数えるのも莫迦らしくなる程の空瓶が辺りに散乱し辛うじてクレスを制止していた尾も徐々に自由が効かなくなってくる。
視界が明滅と真っ白なスパークを繰り返し時期に超過剰摂取によるオーバードーズが始まるだろう。

「お”♥️ ッ!!ーーーーーーーー!!」

今度こそ邪魔するものが無くなった彼女と繋がるまでのごく僅かな距離をどうするか、目の前の欲深く罪深く飛びっきりの莫迦な少女をどうするのか。全てはクレスに託されたのだった。

クレス・ローベルク > 観客達は、この光景を唖然としてみていた。
まあ、クレスのアレは剣闘士としては洒落にならない醜聞ではあるが、それでもクレスの実力と性技は交換不能である。
恐らく首になったりする事はないだろう。たぶん。

問題は、彼女の方なのである。
クレスが試合場で使ったのは三本。実はその他の所では四本目を追加したことはあるのだが、其れ以上は一度もない。
クレスが所持する十本の薬剤を全てその身体に受けた彼女の神経は、全身丸ごと発火状態であるはずである。
普通の人間なら、廃人を通り越して狂死してもおかしくない。

流石に止めた方が良いんじゃないかと誰かが言った。
だが、

「ラピスぅぅぅ!」

その声は、男の愛おしそうな絶叫に遮られてしまった。
覆いかぶさり、腰をがっしりと全力で掴めば、最早彼女の力で抜け出ることは難しい。
そして、焦りの余りぬりゅん、ぬりゅんと二度ほど性器の上を滑った後、
ずりゅん、と中に入った。

「おおおぉぉぉぉぉ!」

勢いよく入ったそれは、ラピスの狭い膣圧を物ともせず、最初から子宮口にまでぶつかってしまった。
これだけでも、相当な快楽だろうが、それを感じる頃には、既に男は腰を無遠慮に振り始めていて……。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」に識海・L・七空さんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」に識海・L・七空さんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」に識海・L・七空さんが現れました。
識海・L・七空 > 「あ、んっくぅぅぅぅぅぅ♥️♥️」

突き入れられ最奥を叩かれるまでの僅かな間に数度の絶頂をキメた少女は弓なりに身体を反らしガクガクと痙攣した。

幾度も他社と交わり、時には異形の化物に凌辱の限りを尽くされた経験のある彼女ですら、一突きで此処までトバされそうになったことは初めてである。

身体は完全に快楽に支配され、思考は白く白く止めどなく上塗りされていく。

そんな状況にあっても尚彼女は更なる快楽を貪ろうと膣肉を締め、ナカをグネグネと蠢かせ、決して離れないようにクレスの身体に尾を巻き付け密着させる。

そして驚くべき事に、クレスの耳元に顔を近付け囁き掛けるだけの理性が存在するのだった。

「おちんちん苦しそうだね、キミの中からこの媚薬が全部無くなるまで付き合うから、いーっぱい。びゅっびゅーってして良いんだよ♥️」

そう言って腕をクレスの背に回し優しくさすり始める。
流石に止めるべきなのでは?と思いすぐ近くまで寄ってきていた闘技場のスタッフに手を振って追い返し、また深く深く快楽に身を任せては辺りに嬌声を響かせていく。

「あっ♥️んっく♥️もっと、もおっと頂戴♥️」

クレス・ローベルク > 一度動いたら、最早止まらない。
幾度も幾度も、腰を叩きつけるだけのものになる。
奥に肉棒が貫くたびに強く抱きしめ、蠢くその快楽に翻弄され、
思考は白く、溶けてしまって、もう何も考えられない。
ラピスの声も、言葉としては捕えられず、ただ『優しい』『安心できる』『かわいい』という、本能による感情だけが頭の中を走って、

「あ、い、いくぅぅぅぅ……!」

本能のまま、白濁をぶちまける。
だが、その間も腰は止まらない。
否、止められないのだ。
一度快楽を貪り始めてしまえば、何処までも求めてしまいたくなる。
少なくとも、薬の効果が切れるまで。

識海・L・七空 > 「んっ♥️あー。っく…」

ナカを擦られる度に脳髄を灼くほどの快楽が電流のように駆け巡り、次第に彼女の嬌声も獣じみた物へと変わっていく。

奥に性を注がれれば歓喜に打ち震えるかのように全身を痙攣させ一際大きい絶頂に達する。

もうずっと上り詰めたまま降りてこられなくなった彼女の脳内は常に火花が瞬く。

結合部からはもう何度目か分からないねっとりとした真っ白な潮を噴き、何度も意識が飛び掛けてはそれを越える更に強い快楽で強制的に意識を引き戻されるの繰り返しで、それでも性を搾り取ろうと膣内は蠢き、口づけを求めて額をピタピタとクレスに当てて可愛らし【おねだり】をする。

クレス・ローベルク > 「あ、あああああ!」

最早、誰も数える事もしなくなった程の射精を行う。
何時の間にか、男は彼女を抱き寄せていた。
射精の快楽が強すぎて、しがみつかないと恐怖を感じてしまうのだ。
しかし、それは彼女の体温と匂いを感じてしまい、それがまた、男に性を貪らせるものとなる。

「ラピス、だめ、もっと……っ!」

彼女にとっては幸か不幸か、鍛え上げられた男の体力は無尽といっていいほどにある。
そして、今宵最後の試合であるがゆえに、次の試合でこの場を追い出されることもない。
ただただ、獣の如き交わりが、一晩たっぷり続くのである。

識海・L・七空 > 結局数時間たってもその行為は終わる兆しを見せていない。

膨大な量を服用したにも関わらず身体から媚薬が抜けきった少女は、それでもまだ自分の意思でクレスと交わり続けていた。
クレスの身体の薬が抜けきるまで面倒を見ると言いくるめ、とうに観客は帰り締めきられてしまった闘技場に二人きりで残り情事を続けた。

「んっ♥️こんなに出したのにまだまだ元気…。本当に底無しみたい。」

おおよそ過剰服用した自分の淫靡な気にあてられて普段より深くまで効いてしまっているのだろう。
そんなことを考えながら、幼子をあやすように優しく、甘やかす様にしながらずっと行為に及んでいた。

幾度と無く注がれ続けた性によりうっすらと少女の腹は膨らみまるで妊婦のそれのようになっていた。

クレス・ローベルク > 「はぁ、はぁ……っ」

幾度目かの射精の後、くたり、と彼女に覆いかぶさるように倒れてしまった。
どうやら、薬よりも先に体力切れを起こしてしまったようで。
まるで、遊び疲れた子供のように、うとうととしてしまい……

「ラピス、……」

最後に口の中でもごもごと何か言って、そのまま眠りについてしまった。

識海・L・七空 > 「はい、お疲れ様でした。」

糸の切れてしまった人形のように力尽きたクレスをき気遣う様に三度頭を撫でると互いに簡単に服を着せる。

「途中で私も殆ど我を失ってしまったのは反省しないと行けませんね。よっと。」

とっくに再充填の済んでいる魔力を動員して身体強化を施すと軽々とクレスを抱え上げ近場の宿に向かって歩き始めるのだった。

後日に暴走の謝罪を兼ねて再び彼の元を訪ねると互いに素面のままで仲直りックスと称して事に及ぶことになるのだがまたそれは別のお話。

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」から識海・L・七空さんが去りました。