2019/12/12 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 『アケローン闘技場興行試合、参加者募集中!』
ダイラスのあちらこちらには、いつもそんなチラシが張られている。
何と言っても、闘技場はダイラスの一大娯楽施設である――試合をやればやるだけ儲かるのだから、闘技場側も必死で人を掻き集める。
そんな訳で、今日も今日とて、闘技場は大盛況であった。
「さあて、今日はどんなのが対戦相手かな――」
軽く剣を振ったりストレッチしたりしつつ、試合場の中央で準備運動する男。
毎度のことながら、男には誰が来るのか知らされていない――所謂、"公平性を保つため"である。
『――試合の準備が整いました!それでは、今日の選手に、入場して頂きます、今日の対戦相手は――』
「(おっと、始まるか)」
試合が、始まる。
■クレス・ローベルク > ――そして、試合場の扉が開く
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。