2019/11/23 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 多くの観客で賑わう闘技場の興行試合。
特に休日の前の夜ともなれば、その盛り上がりは最高潮と言えるだろう。
その観客席の賑わいを遠目で見ながら、今日も青い闘牛士服の男は試合場に立つ。
『さぁ、毎度おなじみアケローン闘技場、興行試合!
剣闘士、クレス・ローベルクに勝利し、見事賞金を獲得する者は現れるのでしょうか!?』
たった一勝を勝利すれば、多額の賞金を手にできる。
その甘い誘惑に、多くの参加者が魅せられてきた。
その結末は少なくとも女性の場合は二つしかない――すなわち、金を得るか、犯され、尊厳を失うか(ちなみに、男の場合は負けても精々ペナルティとしての罰金を科せられるぐらいである。単純に剣闘士の男が男色を好まないからだが)
『さぁ、それでは今日も張り切って参りましょう!
今日の挑戦者は――こちら!』
■クレス・ローベルク > ――試合が始まる
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 昼の闘技場は、夜に比べれば大分人入りがまばらだ。
それでも、この時間帯には、夜と同じぐらい試合が組まれる。
その理由は単純。夜の様な人が多い時間帯に来たくない――つまり、人目を避けて来訪してくるような、地位のある人間の為だ。
「(おー、今日も来てるな)」
試合場から貴賓席の方を見ると、明らかに一般席よりも快適そうなソファにどっかり座っている、仮面の紳士淑女が居る。
彼らが何を求めているのか、その腹の内は解らない。
戦いを求めているのか、凌辱を見に来ているのか。或いは、試合などどうでもよくて、単に表ざたにできない取引の場として、貴賓席を使っているだけかもしれない。
「(まあ、元々お偉いさんの為に戦ってる訳ではないし、何であれ最善を尽くしますがね……)」
でなければ死ぬし。
とにかく、肝心なのは今日の相手だ。
すっかり冷たくなった風を受けながら、対戦相手が現れるのを待っている。
■クレス・ローベルク > 相手については、正直考えるのは無駄、という程の膨大な可能性がある。
例えばそれは、金を稼ぎに来た冒険者かもしれない。
或いは、この貴賓席に座っている誰かの縁者――或いは奴隷。
或いは、気まぐれでやってきた、人以外の何か。
何であれ、殺戮禁止のルールが守れるならば、闘技場側に文句はない。
勿論、実際に戦うことになるクレス・ローベルクとしては文句の一つも言いたくなる所だが……。
「(とはいえ、それが俺という人材への信用度だとすれば、無碍にも出来ないのが悲しい所だ)」
その高低はともかくとして。
『どんなに強い(弱い)相手をぶつけても問題はない』という評価自体は、男自身が狙って演出しているものだ。
故に、どんな敵であろうと、『即降参』という選択肢だけは、ないのだった――たぶん。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にアンジェリカ・アーベルハイドさんが現れました。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 闘技場に無理やり参加させられたアンジェリカ。
自分が参加しなければシスターたちが参加させられれる状況で、断ることができなかった。
今回は無手の格闘戦である。
鎧を着るのも許されず、長手袋、サイハイソックスに、背中丸あきのレオタードを着ての参戦である。
ボディラインははっきりと見えてしまっているだろう。
そんな恥ずかしい格好で、舞台の上に立っているアンジェ、相手として出てくるのは有名な剣闘士のクレスだ。
一応前情報としてある程度戦闘スタイルは効いているが…… 無手で立つという事はほとんどないらしい。ぐらいしか情報がなかった。
■クレス・ローベルク > 「ありゃ、今回の相手は素手か。
それにしても、随分無防備な服装だな。これじゃ、弱い者いじめみたいで――あー、成程」
アナウンス席の方から、サインが飛ぶ。
内容は、『剣 使うな レスリング 媚薬OK』
それに頷く男は、剣を鞘から抜き、それを思い切り放り投げる――回転して地面に落ちた剣は、地面に深々と刺さった。
そして、男は彼女に対して半身になり、腰のホルスターから媚薬注入器を右手に構える。
「これで、殆どイーブン……まあ、こっちは道具を使うから完全なイーブンではないけど、それは許してくれ」
お互い、上司には苦労するよなあ、とその声には多少の同情が含まれていた。
尤も、同情したからといってする事は変わらないが。
「女性相手の時、最初の一撃は女性からと決めているんだ。
パンチでもキックでも投げでも組み技でも、何でもしてくるといい。
それを以て、試合開始の合図としよう」
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「では、レスリングですし」
と言いながらがっちり組みに行くだろう。
右手をクレスの方に乗せ、左手は腰に回す。
そのまま油断すれば投げられるように、態勢を動かす。
当然そんなことをしていれば、やりたい放題であろう。
■クレス・ローベルク > 男は、敢えて彼女の生み出す流れに乗る。
両手で彼女の肩を抱き、投げられない様にこちらもまた、体勢を調整する。
お互いが組み合う事によって、一種の膠着状態に入る。普通ならば。
「悪いけど、単なる組み合いならこっちにも分があるんだよね……。こっちが邪魔できるって意味でだけど」
と言いつつ、背中に回した右手に握る媚薬注入器で、一発目の試練の媚薬を打つ。
媚薬自体は二回以上打たねば効果は発揮しないが――それでも、身体を敏感にする効果はある。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「んっ、なんですかそれは……」
媚薬を受けながら、あまり気にせずに腕に力を入れる。
右手でつかんだ肩をそのまま下へと引きずりおろし、逆に左手でつかんだ腰を押しながら持ち上げる。
そのままえいや、とクレスの体勢を崩しながら投げる。
クレスはくるりと回転し、転がるだろう。
もっとも、スポーツならまだしも、相手にダメージを与えられる投げ方ではなかった。簡単に受け身をとられるだろう。
肉体のぶつかり合いは、それなりに観客を喜ばす。
■クレス・ローベルク > 「う、ぉっと!」
投げられはするものの、落ちた際に地面に転がって受け身を取り、ダメージは殆どゼロである。
どうやら、素手での戦いにはあまり慣れていないらしい、と判断する。
或いは、『殺戮禁止』であるため、わざと受け身を取れるようにしたのかもしれないが。
「まあ、何はともあれ、次はこっちだ」
再び駆け寄り、今度はこちらから組みに行く。
彼女の脇の下から、ばっくり空いたレオタードの背中の記事を掴む。
そして、そのまま、
「引っかけて、転……!」
彼女の足の内側に自分の足を入れ、そこから足を刈って体制を崩させる。
それと同時に、自らの体重をやや回転気味にかけて、彼女を地面に投げ落とす――と同時に、ともに倒れこむ自分の下敷きにする。
倒れこむ男と女。
煽情的な絵ではあるが、しかし勿論戦いの途中。
それを制すために、男は動く。
「よっと!」
彼女が体勢を取り戻すより早く、ポーチから手錠を取り出し、彼女の両手に嵌める。
何ら魔術的効果のない、彼女の膂力からすれば玩具の様なものだが、一瞬でも動きが封じられればそれでよい。
「それじゃ、これで二度目だ。これからが、本番だ……っ!」
そう言って、手錠をかけた腕に薬品を注入する。
これで二度目――運営側から言われた、『無手媚薬レスリング』の本領が、ようやく発揮されるのである。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「受けますよ!」
そのままがっちりと組むが、相手の方が体格がよい。
そのまま上からつかみかかられ、背中、というより臀部の部分の服をつかまれる。
そのまま投げ飛ばせば、尻が丸見えになり、観客は喜ぶだろう。
そのまま転倒させられる。受け身はとっているので、ダメージはないが……
「んぐっ!?」
上にのしかかられそのまま両手を後ろ手で拘束される。
頑張って引きちぎろうとすればできなくはない程度の安物だが、その余裕はなかった。
「なにっ!?」
何かを腕に打たれた。薬だと思われるそれは、撃たれたとたん、体が熱くなる。
乳首やクリトリスが充血し、レオタード越しでも立っているのが分かる。
若干戸惑いながらも、必死に手錠を引きちぎろうとするだろう。
■クレス・ローベルク > 「はい、此処からが本番だ。
さあ、君は何処まで耐えられるかな……?」
そう言って、レオタード越しに、カリカリと乳首をひっかく。
それから、ねちねちと指で乳首を摘まみ、弄る。
まずは、絶頂しない程度の乳首責めで、彼女に何が起こったのかを理解させる。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「んぎぃい!?」
胸に走る感覚に思わず悲鳴を上げる。
がくがくと腰が震え、思わず力が抜ける。
とても引きちぎるなんてことはできそうになかった。
「やだっ!? なにっ! なにしてるのっ!!」
思わず悲鳴を上げるだろう。
■クレス・ローベルク > 「何って、君を気持ちよくしているんだよ。っと……危ない危ない」
彼女が絶頂する直前に、パ、と手を離し、距離を取る。
今なら、手錠を引きちぎる事も出来るだろう。
「さて、俺の攻撃は概ね、こういう事だ。
今降参すれば、負けた罰は受けるけど、これ以上君の身体に薬を入れることは無いと約束するけど……どうする?」
と、挑発する様に言う男。
勿論、負けた場合は負けた場合として、きちんと犯すなり罰を与えるつもりだが。
だが、それを二回目の効果が発揮された状態で受けるのと、三回目の効果が発揮された状態で受けるのとでは大分意味が違う。
勿論、それを踏まえた上で、彼女が『降りない』と計算しての挑発ではあるが。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「くっ、まけませんっ!!」
手錠を引きちぎり、また躍りかかるだろう。
乳首がギンギンに勃起して、クリトリスもぴっちりしたレオタード状からも観客に見えてしまうだろう。
うち太ももも、愛液でぬれている。
もっとも興奮状態の本人は気づかずに襲い掛かる。
そのまままた、横に転がすように投げるだろう。クレスは派手に飛ぶが、ダメージはやはりほとんどない。
スポーツならばポイントで勝っているような状況だが、なんせここはそういう場ではないことを本人は本当に理解できていなかった。
■クレス・ローベルク > 「うぉ、っとお!」
再び飛ぶ男。しかし、やはりダメージはない。
寧ろ、なまじ高く飛ぶせいで、タイミングさえ合わせれば転がる必要すらなく、空中で回転して足から着地出来たぐらいだ。
有効打の無い彼女と、それ故に攻め放題の男。
客観的に見れば、勝利は決まった様な物だ。
「(――さて、どうするかな)」
彼女は、どうやらこの状況をスポーツか何かと勘違いしているらしい。
フェアに行くなら教えた方が良いのだろうが――しかし、これは勘違いしている方が悪い。
寧ろ、此処で下手に説明などして真っ当な戦いになって負ければ、いよいよ観客達の期待を裏切る事になるだろう。
「(ま、そういう訳で――彼女には精々、道化になってもらおうか、)」
「なっ!」
思考を打ち切り、今度は彼女の足元に潜り込む様にスライディング。
そのまま、大胆に彼女の股座に顔を潜らせ、ぺろぺろと舐める。
顔を股座に近づける際、足を掴むので逃げる事は出来ない――彼女が脱出できるとすれば、腕で頭を殴るぐらいだ。
だが、それこそが真の狙い。
もしも彼女がそうするなら、その腕を掴まれてしまうだろう。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「えっ!?」
予想外の動きについていけずに、クレスの思うままの態勢になってしまう。
クレスの顔の上にまたがる形になる。
そしてそのまま股を舐められる。
「くひぃぃ!?」
びくびくとくりとりすをしげきし、かるくいってしまったようだ。
愛液が顔に降りかかるだろう。
「やだ、やめてぇ!!」
抜け出そうと両手でクレスの胸を押す。
戦うための動きではなく、拒否する動きであり、容易に腕をつかまれるだろう。
■クレス・ローベルク > 「そらきたっ!」
吹き出す愛液で顔が汚れるのも構わず、男は彼女の腕を引き、自らも倒れこむ。
同時に、彼女の両足に自らの足を絡ませ、強引に開脚させる。
開脚された股の先には、闘技場のあちらこちらに隠された魔動機カメラがある。
「ローベルク流裏奥義っ、サービス固めッ!」
否、ローベルク流にそんな狂った奥義はない。
単に彼が勝手に言っているだけの事である。
とはいえ、その効果は恥辱としては絶大。
何せ、彼女の女性器が、布越しとはいえドアップで上部のモニターに映し出されるのだ。
『おーっと、これはアンジェリカ選手の女性器がモニターにご開帳だ――っ!既にぬれぼそったそのおま〇こに、肉棒が突き立てられるのもそう遠くないという事か――!?』
と心得たかの様に煽るアナウンサー。
当然、腕も極まっており、そう簡単には抜け出せないだろう。
■アンジェリカ・アーベルハイド > 俗にいうまんぐり返しの態勢で、腕を極められてしまう。
抜け出すにも難しそうであり、身をひねると尻と腰が揺れる。
濡れそぼった秘所は、白いレオタードに透けている。
うっすら透ける縦スジが見えるだろう。
「やだ、やめてっ、いやあ」
恥ずかしそうに身をよじるばかりしかできないアンジェ。
その秘所を布越しに撮影され続ける。
■クレス・ローベルク > 「さあて、それじゃ、そろそろトドメを刺そうか、なっ!」
そう言うと、左手でホルスターから媚薬を抜く。
そして、それを首筋に投与。
三度目ともなると、最早戦闘は不可能な程の発情が、彼女に襲い掛かる。
その上で、
「ほら、お客さんに、最後までイクところを見せるんだっ……!」
と、強引に乳を揉み上げ、乳首を扱き上げる。
なまじ肉棒などの余計なものが映っていない分、彼女が絶頂する際の女性器の姿が、克明に記録し、上映される――
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「んぎいいいいいい!!!!」
悲鳴を上げ、絶頂する。
潮吹きを布越しにしてしまい、愛液がカメラに向かい飛び散るだろう。
最大限恥ずかしい姿をさせられて、ぐったりとアンジェはしてしまう。
放心状態である。
抵抗も弱くなっている状況で、果たして……
■クレス・ローベルク > 放心した彼女を、横たえさせる。
これで、彼女は『ダウン』したと看做される。
勿論、ただ倒れただけで即敗北にはならない。が、
「ほらっ!休んでる暇はないよ!」
今度はアンジェリカに伸し掛かり、彼女のレオタードをずらす。
そして、即挿入。
放心し、力が入っていない彼女の身体を押さえつけ、強引に犯す。
そして、彼女が押さえつけられ、犯され続ければ――つまり、ダウンを取られ続ければ、当然判定による勝利となる。
少なくとも、彼女が参ったと言わない限りは――
■アンジェリカ・アーベルハイド > 「いぎゃああああああ!!!!」
処女を奪われた破瓜の痛み、粘膜が広がる圧迫感に悲鳴を上げる。
そのまま犯されれば、身を割くような激痛と、それ以上の快楽に飲み込まれ、悲鳴をあげ続けるだけになる。
負けたとギブアップする余裕もないだろう。
好き勝手にアンジェは犯されるしかできなかった。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からアンジェリカ・アーベルハイドさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 『挑戦者、セイン=ディバン! なんとここまで無傷の9人抜きだー!』
連日、熱き戦いが繰り広げられているアケローン闘技場。
夜の闇を切り裂くように、松明の火が燃え盛り、闘技者を照らしている。
客席は超満員。席に座れず立ち見をしている客も居るほど。
本日は『十連勝ち抜き闘技』という名目で。
大きな勝負が行われていた。
「……ふぅっ」
9人目の敵を撃破した男は、一度息を吐き、服についた埃を払う。
この勝負は、十人勝ち抜き達成で賞金が出るのだが。
まぁ……大抵は、その条件を達成できる人間が出る前に、時間切れとなることが多い。というかほとんどがそうだ。
客たちもそれが分かっているため、挑戦者が十人抜きができる、と賭ける人間など殆ど居ない。
故に。この男の十人勝ち抜き達成時の配当はなんと450倍。
その記録達成間近という事もあり、客席は大いに荒れていた。
興奮し、男の名を叫びまくる客。思わぬ記録に、ブーイングを行う客。悲喜交々だ。
だが、男はそんな客の声を気にもせずに、武器の点検を行う。
『では、最後の挑戦者が登場するまで、少々お時間を頂きます』
男の出番は、10番目だった。そこから立て続けに9人抜き。
参加を表明した参加者は、次で最後の一人らしく。
もしもここで男が負けた場合、今回も時間切れということらしい。
なお、ついさっき男に負けた女魔術師は、係員に引きずっていかれていた。
闘技場の上部に設置された映像配信水晶には、その魔術師が、屈強な男によって犯される映像が流れ始め。
(……胸糞悪ぃ~……。
だが、昔ここで受けた屈辱。晴らすならやっぱり闘技大会で優勝してこそ、だよな)
過去のトラウマを思い出しつつ、男は目を瞑り、呼吸を整える。
ここまでは、ダメージも無く勝ってこれた。
だが、疲労はしっかりと蓄積している。
泣いても笑っても次が最後の戦い。勝って、汚名を払拭する。
男は、内心強く燃え上がる。気が逸りそうになるが、呼吸を繰り返し、心を落ち着けようとする。
■セイン=ディバン > そうして、男は気合を入れ十戦目に挑む。
その結果は……見事十連勝達成となったわけだが。
なぜか、男の評判は下がることになってしまったとか……。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からセイン=ディバンさんが去りました。