2019/07/08 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にモルファナさんが現れました。
■モルファナ > (PL:クレス・ローベルク様との待ち合わせです。7/1より継続。20:00頃~予定)
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > どうやら、あちらの許容値を見極めそこねたという事なのだろう。
痛みが快楽に変わるタイプも居るし、そうでないタイプも居る。
とはいえ、よくあることと言えばよくあること。
そもそも、二度目の邂逅で、そんな以心伝心など望むべくもないのだから、失敗は割り切るしか無い。
「っと」
流れる手は押し止めず、寧ろ逆に擦り付けるように、腰を少し前に出す。
その代わりというようにこちらもモルファナの性器を、短パン越しに撫でる。
お互いがお互いの責めを受け合う形だ。
■モルファナ > 全身の白毛が立ち上がり、その快楽を示す。
痛みに邪魔されなければ、娘の表情も解けていった。
吐息を漏らし、彼の口から己の胸を引き抜く。
青年の口技が優しくなったおかげで、ピンクの乳首が再び弾力を増しており、唾液で光っていた。
「ふ、ゥッ……熱く、なってル」
それは、擦り付けるように突き出された彼の本体であり、彼の手に愛撫されて湿り気を増した己の割れ目への感想でもあった。
攻め手は徐々に大胆に、深く。
青年の門渡りから陰嚢、裏筋から亀頭を行ったり来たりするように、娘の手が撫でて。
「そろそろ、ンッ♪ 直接、触って欲しいかナ?」
相手の反応を聞くと同時に、自分の気分が上がってきている事を仄めかした。
ゆらゆらと、尻尾が揺れる。
■クレス・ローベルク > 「……ふ、ぅ」
布越しとは言え、肉棒を撫で回されれば、抜けるような声が出る。
勿論、それぐらいで射精などしないが、情欲が高まる分はどうしたって反応が出る。
こちらも同じく、布越しにクレヴァスを撫で回し、秘芽と思しき部分を軽くつついたりして相手を昂ぶらせる。
お互いの呼吸が熱くなり、纏わりつくような暑さを感じる。
「ああ、そうだね。このまま布越しに触り続けて我慢比べも悪くないけど。お客さんは生で見たいだろうし」
敢えて客を引き合いに出すのは、半分本気で半分強がり。
別に、素直に認めても良いのだろうが、しかし言葉の上でも対戦相手にして欲しいと言うのはプライドに障る。
「それじゃ、ズボンを脱いで、と」
ベルトを外し、ズボンを脱ぎ捨てる。
試練の媚薬や剣も一緒に捨てることになるが、今更そんな物に頼る訳もない。
モルファナの方も同じく脱げば、いよいよ第二ラウンドというところだ。
■モルファナ > 「わ、ぅっ!!」
道着のズボン越しに、彼の手に伝える獣人の体温。
肉芽を突かれると、背がビクリと跳ねた。
「ふふ、どーせならモルファナ達も気持ちよくなろウ?
その方が、お客様も盛り上がるヨ、きっト♪」
帯を解き、同じくズボンを脱ぎ……滑る縦筋を晒す。
下腹部の毛皮に熱を篭らせたそこを、彼の裏筋に当てるように。
体毛に覆われた自身の腰を彼の腰に擦りつけ、揺らめくふわふわ尻尾で彼の内腿を撫でる形。
「もふもふケモノ娼婦の技……挿れるだけじゃないノ、教えたげル」
獣人の身体特徴をフル活用した素股は、お客によっては挿入よりも気持ちいい、と言わしめる技。
青年にとっては、さてどうなるか。
■クレス・ローベルク > 「う、ぉ!」
肉棒が、滑るように擦り付けられる。
柔らかい毛で、肉棒が包まれる心地は、確かに挿入とは違う、優しい刺激だ。
肉棒が溶けるような感覚に重ねるように、尻尾で内腿を撫でられれば、抵抗する力も抜ける。
「くっ、だけど……!」
だが、男とて、何も素人ではない。
相手の土俵で勝負を続ける様な、間抜けな事はしない。
モルファナが動かす腰を、手で力づくで止める。
勿論、モルファナの方が膂力は上。普通に考えれば振り払われるが、
「っ、!」
腰を止めたその一瞬で十分。
一度腰を下げて、そのままモルファナの膣内に、滑り込ませる様に突き上げんとする。
■モルファナ > 得意技の一つである素股は、互いの性器を使った自慰のようなもの。
それゆえに、自身もまた快楽に高まっていく。
ふわり、ふわり、ぬちゅ、くちゅ。
体毛がざわめく中で、粘ついた愛液の音が、淫らに跳ねた。
「っくゥゥァァんッ!?」
そんな最中、ずっぷりと熱い肉茎を挿入されるとなれば。
多毛ミレー娘は見た目どおり、人間の少女と犬を掛け合わせたような高い悲鳴を上げる。
「っふゥッ……クレス兄ィさンっ……モルファナには、ネッ……!」
抑えつけられた腰は思うようには動かないだろうが、その限られた可動範囲でも膣肉で彼を搾り上げようとする。
彼に意地があるように、己にもまた意地がある。
途切れた言葉の代わりに、行動でそれを示さんと。
■クレス・ローベルク > モルファナの性的な技術は、高い。
相手は娼婦、つまり性のプロなのだ。元より、真っ向勝負で勝てる訳がない。
だが、何も勝負とは技術だけで決まるものではない。
況して、此処は闘技場。
ならば、当然、性的な戦いの中、物理的な戦闘技術を活かすことも、決して反則ではない。
「今だっ……!」
モルファナが腰を動かそうとしている隙をついて、彼女の片足を持ち上げる。
そのまま、全体重をかけて押し倒そうとする。
挿入したままそんな事をすれば、下手すれば自分の肉棒がへし折れるが、男自身が共に身体を倒す事でそれをカバー。
もし、この企みが功を奏せば、モルファナが倒れ、足を持った男が座ったまま挿入する、所謂松葉崩しの体制となる。
この状態では、モルファナは腰を動かすことが難しく、逆に男は存分に腰を打ち付ける事ができる――つまり圧倒的有利な姿勢になるが、果たして。
■モルファナ > 「ふひゃう! きゃあんっ!」
頓狂な声と共に態勢が変えられた。
互いの足と股が、文字通り松葉相撲のように絡み合う形。
仰向けの状態で肉茎を深く挿入され、勃起している胸と腹すべての複乳が、観衆に晒された。
一方的に突かれる圧倒的不利の体位に、犬娘は追い上げられていく。
「わぉぉぅっ! あぁぁぁぁぅっ!! ……ふ……ふふっ♪」
快楽に溺れ、遠吠えめいた悲鳴を上げ、泣きそうな表情で蕩けていた娘の顔が、不意に笑った。
絶頂に追い込まれ、きゅううう、と胎内が収縮すると同時。
犬の尻尾が青年の陰嚢に巻きついて、その皺のひとつひとつまでフワフワとマッサージしようとする。
意地を見せる。勝てぬまでも、引き分けに持ち込むために。
■クレス・ローベルク > 此処まで条件を整えれば、後はどちらが勝つかの世界でしか無い。
激しく水音を立て、膣口から子宮口までの長いストロークで、モルファナを追い立てていく。
勿論、挿入は諸刃の剣だ。激しく収縮する膣内は、人間とは比べ物にならぬほどの熱を以て、男の精を貪ろうとする。
「でも、勝てる……ッ!」
それは、意地ではなく予測だった。
此処まで技が極まれば、如何に獣人といえど抜け出すのは難しい。
強いて言えば、今持っている足で思い切り男の頭を蹴り飛ばせば抜け出せようが、此処まで来てそんな事はしないだろう。
責める側と責められる側が明確になってしまった今、敗北の可能性はない。
「……お、ふぉ!?」
そう思っていた事こそ浅はか。
男は、此処まで来て、さんざ苦渋を舐めさせられた尻尾の事を忘れていた。
こればかりは、完全に男のミスであろう――言い方を変えるなら、勝利の焦りすぎだった。
柔らかな尻尾は、まるでそれ自体が生き物であるように男の陰嚢に巻き付く。
その刺激は、優しく甘い。攻め気の中に生まれた、そんな感覚に、男の堪えようとする力が、抜けた。
「あ、ぐぅゥゥぅ!」
がっつくようなピストンの中でそんなことになれば、当然絶えきれるはずもない。
男は獣じみた声とともに射精する。
その声は、快楽と射精させられる悔しさが混ざったもの。
まるで、唸るような声が、闘技場に響く。
■モルファナ > 「うぁ、わぅんっ♪ イッてルッ、モルファナ、イッちゃってるッ!
クレス兄ィさンの、熱くてドロドロの、セーエキッ……♪
いっぱい来てる、一番キモチィ所に……!
出しテ、もっと出しテ。びゅる、びゅる、ッテ♪」
抱えられていない方の足を彼の腰の後ろに絡め、自分から胎内で飲み込むように深くまで叩きこまれるピストンを受け止める。
そして彼が射精している最中も、最後の一滴まで気持ちよく搾り出そうと、犬娘の尻尾は子種袋に絡みついて甘え続けた。
「あ、あ、あ……♪ 来てル、来てるよゥ……♪」
彼の悔しさを他所に、娘は既に、絶頂の余韻を楽しんでいた。
勝てはしなかったが、闘技場闘士を相手に結果は上々。言う事はない、と。
■クレス・ローベルク > 「ぐ、ぉ……」
精と共に、声も絞り尽くされた。
伏してはいないものの、全身から力が抜ける。
射精の後の心地よい脱力感、余韻と、モルファナのふわふわの足の感触に危うく浸りそうになったが。
「っ、しょと……」
それらを振り払い、男は肉棒を引き抜く。
ふらふらとした足に力を入れ、立ち上がる。
そして、実況席を見る。
「判定……は?」
男の促しに、アナウンサーは、我に返ったように答える。
見応えがある……というか、ぶっちゃけかなり性的な試合だ。
あちらの方も見入っていたのだろう。
数瞬、審判の返答を待つ間が挟まり、
『今回の勝負、ほぼ両選手同時の絶頂とのことで、引き分けとの結果が出ました!』
湧き上がる歓声。それを見て、男もほっと安堵する。
再び尻もちをつくように座った男は、
「……危なかった。もう二度とヤりたくないな、これは……」
と呟かざるをえなかった。
勝負自体が不快だった訳ではなく、寧ろ逆――勝負自体の、そのどうしようもない快楽によって。
■モルファナ > ずぷ、湿った音を立てて抜かれる青年の本体。
陰唇からは白濁がごぷごぷと吹き出し、獣毛の上を伝って落ちていく。
「あン、もっとゆっくりしてても良かったのニ♪」
冗談か本心か、くすくすと笑いながらそんな事を。
引き分けの判定と、会場の歓声。
犬娘は聴衆へ手を振って見せた。
「クレス兄ィさン、ちょっと弱気じゃなーイ?」
呟きを受けては尻もちをついた青年に歩み寄り、己もまたしゃがみ込む。
後ろから肩越しに抱きつく形。ぴとぴと、と8つの複乳を彼の背に押し付けて、頬ずりする。
試合が終われば気楽なものだ。青年の剣闘士としての体面を犬娘が気にすることはなく、ただスキンシップを楽しむように。
■クレス・ローベルク > 幸い、これが今日最後の試合だ。
あまり長居はできないが、しかし少なくとも観客が全員捌け、試合場の整備係がやってくるまでは此処に居ても問題はない。
「まあ、そりゃ俺は雇われだしね。
勝敗はどうあれ、無様な試合は見せられない。
特に俺は、どっちかっていうと悪役[ヒール]側だしね」
後ろから抱きつかれれば、こちらも体重を後ろにかける。
流石に、先程あれだけ激しい性交をした後だ。
先程までの情欲は湧いてこないとなれば、モルファナの身体は体重を預けるには丁度よい。
「っていうか、正直モルファナが再戦しに来たの結構予想外だったんだけど。
モルファナって結構、負けず嫌いなタイプ?」
確かに勝負事には熱くなるタイプっぽいが、勝ち負けを引きずるタイプにも見えなかった。
なので、本当に意外そうに男は聞く。