2019/05/27 のログ
クレス・ローベルク > 「っ、痛……くない?」

幾ら何でも、舐められれば染みるような痛みはあるだろうと思っていたが、意外な事に然程でもない。
てっきり、野生の本能として傷を舐めて直そうとしているのかと思っていたが、どうやら、何かをしているようだ。

「(魔術の気配もあるが……どっちかっていうと東国の……)」

と、思わず考察してしまったが、今は仕事中である。
傷を治してもらえるのは有り難いが、それはそれとして自分の仕事をしなければならない。
右腕は舐めるに任せたまま、左手で、今度はお腹の複乳の部分を触る。
とはいえ、男は複乳の触り方など知らない、ので。

「えーと、取り敢えず基本に忠実に、だな」

つまり、なるだけ激しくせず、優しく。
人によっては焦れったいと感じるほどの繊細さで、男は乳首と乳首の間を撫でる。
毛を掻き分け、その地肌を、しかし痛みを感じさせないように。
乳首を触る前準備としての責めである。

モルファナ > 「んひゅっ!?」

肝心な部分を避けるようにお腹を撫でられる。
ぴちゃぴちゃと、娘の舌が青年の傷を舐める音に混じり、素っ頓狂な声が混じった。
ふさふさの尻尾を、青年の胴に甘えるように絡める。
ふーっ……ふーっ……息が熱を持ち始めた。

「クレス兄ィさん。モルファナは、キホンにチュージツとか、むつかしー事、解んナイ。
おなかン所のおっぱいは、ひらいた手で、指でピンピンはじかれるのがスキ」

乳首を摘ままれるのはやや苦手だが、弾かれる方は望むところ。
人間向きの焦らしテクよりは、ストレートで動物的な快楽を求める。

娘の片手が、青年の股間へと伸びた。
マタドールの衣装ごしか、あるいは中に潜り込ませるかは相手次第。
戦闘とは違い、駆け引きなど、考慮する様子はない。

クレス・ローベルク > 「(お、効いてる)」

撫でられたと同時に上った声に、どうやら、これで良かったようだ、と男は思う。
何せ、相手の性感帯とか弱点とか、そういう物は"見て解る"とはいかない。
相手の反応や動きを見て、見定めるもの、なのである。
故に、

「お、成程。じゃあそっちに切り替えるね?」

男はモルファナが望めば、その通りに変える。
最初は弱く、徐々に強く。痛みと快楽の境界線を見極めるように、男は乳首を一定のリズムで弾く。
最初は焦れったく感じるかもしれないが、直ぐに"ちょうどいい"強さまで調整されるはず。
とはいえ、右手は彼女の口元にやっているし、左手は乳首責めに忙しい。
そうなると、他にやれることがなくなる、のだが。

「(お?)」

彼女の手が、自分の股ぐらの辺りを張っている。
どうするかな、と一瞬思うが、折角なので楽しませてもらうことにする。
腰を上げてずぼんを下着ごと降ろして、肉棒を露出させる。

「お……っ!?」

すると、背中の毛で肉棒が柔らかく撫でられる。
我を失うほどではないが、一瞬背中がぞくり、とした。
やけに抱き心地が良いとは思っていたが、

「(もしかしてこれ、ただ擦り付けるだけでも相当気持ちいいんじゃ……?)」

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からモルファナさんが去りました。