2019/05/26 のログ
クレス・ローベルク > ――試合が始まる
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にモルファナさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
モルファナ > (クレス・ローベルク様との継続ロールです)
クレス・ローベルク > 「このっ……どんだけ顎の力凄いんだ……っ!」

ペンチの如く締め付けられ、まるでパンの様に引きちぎられようになる。
実際にそうならなかったのは、男の腕が鍛え上げられ、密度の高い筋肉で守られていたからだろうか。
何時ともしれぬ激痛の恐怖に耐えつつ、彼女の首を締め上げ続け――

「……っ、おちた、か?」

力を失った身体が、こちらに寄り掛かってくる。
柔らかな身体を抱きとめ、擬態の可能性を警戒して一応腕を噛ませたまま身体を横たえさせる。
五秒ほど待つが、彼女が目覚める気配はなく。
それを遠隔で見ている審判団も確認したのだろう、アナウンサーの勝利宣言が響く。

『クレス選手の絞め技によるKO!この勝負、クレス・ローベルク選手の勝利です!』

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さて、勝利したならば、犯すのが権利であり義務。
最近はどちらかというと、小細工多めの凌辱が多かった。
観客サービスもいいが、偶には自分も楽しまなければ嘘だろう。

「そういう訳だから……っと」

ベルトポーチから手錠を取り出し、モルファナに取り付ける。
万が一逃げ出したり、抵抗しないようにするためである。
尤も、今回はあくまでも自分が楽しむつもりなので、彼女にそんな意思がないようならば、これも取っ払うつもりではある――無抵抗な人間だと萎えるという訳ではないが、全く動かないのも退屈なものだ。

「……起きたかい?今の状況、解ってる?」

彼女が起きたところで、声をかける。
何をどうするにせよ、流石に意識を失った少女を犯す趣味はなかった。

モルファナ > 「ン……」

黒目勝ちの瞳が瞬く。
動かそうとした腕が拘束されているのを、寝ぼけ気味ながらも確認。

実力、駆け引き、運。
色々な要素はあったが、負けるべくして負けた。

「……モルファナ、クレス兄ィさンに負けタ。
逃げないシ、暴れないカラ、これ、外しテ」


問われ、犬娘は素直に認めた。
アケローン闘技場においては(時折不幸な事故はあれど)命が関わる重大な戦いはないのが不文律。
悔しさは感じている様子はない。勝ち負けに対してはドライだ。

「できれバ、優しくして欲しイ」

ふい、と顔を反らした。獣毛がなければ赤面していたところだろう。
経歴は試合前のアナウンスでも紹介された通り娼館所属であり、処女というわけでもない。
敗者は勝者に好きにされるのも、頭の悪い獣娘ながら理解はしている。

戦いの高揚感の中で味わう痛みは好き。
でも、色事は気持ちいい方がいい、と。

クレス・ローベルク > 「うん、良い子だ。ちょっと待ってね」

呆気なく彼女の要望を聞き入れ、手錠を外す。
観客達は『あのクレスが素直に手錠を外した……?』などと愕然としているが、彼等は自分のことを何だと思っているのか。鬼畜か。否めないが。
ともあれ、今日は鬼畜はお休みだ。
最低限の演出は必要だが、基本的には男の趣味でやらせてもらう。

「それじゃ、まずはこっちから責めさせてもらうよ、と。ほら、こっち座って」

脚を拡げて地面に腰を降ろし、股の間を指す。
どうやら、此処に座れということらしい。

モルファナ > 「わふ。兄さンが、優しいヒトで良かっタ」

自由になった腕をくるくると慣らすように回し。
評判など知らぬ娘には、どよめく観客が何に驚いているかは解らない。
革の篭手を取り去り、上下ポインドガードの留め具を外し、ぽい、ぽい、と無造作に放る。

白い尻尾を揺らして、彼の元へ歩み寄る。
彼の胴に背を預けて座っては、布鎧の端を掴み。
腹から胸までを、ぺろん、と捲り上げた。

「うン、優しくいじめテ? モルファナ、言うこと聞クから」

犬が腹を見せるのは『服従』のポーズ。
胴体を覆う真っ白な柔毛から飛び出ている、ピンク色の『8つの乳首』。
手頃なサイズの2つの乳房の頂点と、くびれた腹……おへその脇にサイコロの6の目の形で主張していた。

犯されること自体が、色物娼館の宣伝。
毛深い女の子はちょっと……とか、複乳はノーサンキュー、という観客も多かろうが、ヒットする所にはヒットする性癖でもあるのだ。

クレス・ローベルク > 素直にこちらの言うとおりに座るどころか、自ら身体を差し出す少女。
どうやら、性にはかなり奔放であるらしい。
観客は詰まらないだろうが、男にとっては有り難いことだ。

「(とはいえ、どうしようか)」

未知の食材を目にした料理人の気分だ。
なにせ、男も、流石にこのタイプの獣人を犯したことはない。
そもそも、乳首が八つある時点で、大分未知数である。
だが、他の部位は毛で覆われている事を考えると、無理に他を責めるよりは乳首に責めを集中させた方が良いと思われた。

「じゃ、始めるよ」

そう言うと、男は先ずは普通の女性にするように、柔らかな乳房をマッサージする様に揉み上げる。
根本から、先端にかけて横からねちねちと……乳腺から乳を揉みだす様な揉み方だ。
そして、それが頂点に来たならば、今度は先をくりくりと強く抓る。
暫くこれを繰り返し、様子を見ようと。

モルファナ > 「ぅン。ふぁ、ぅ……♪」

やわやわと揉みしだかれ、されるがままの乳房は、人間の少女とフワフワのぬいぐるみの合間のような二種類の柔らかさで青年の手戯を受け入れ、応えた。

「きゅぅぅ、あ、きゃう! クレス兄ィさン、おっぱい、優しくぅ……」

つねられたタイミングで、犬娘の背と、青年の腹の間で、尻尾が震え跳ねた。
痛みというよりは、びっくりしたような反応。
だが声色には甘さが混じり、ピンクの乳首は充血し、勃起しだした。
仄かに香るミルクの甘い匂い。振り返った黒目が細まる。

「ね、クレス兄ィさン、傷、痛イ? ぺろぺろすル?」

『落ちる』までは、アゴに結構な力を入れて噛んだ覚えがあった。
娘の手は、己の乳房を攻める青年の手に添えられて。

クレス・ローベルク > 「お、おお、成程、こんな感じなのか……」

不思議な感触だ。
手触りとしては、長毛の動物を撫でた時の感触に近いのだが、乳房自体の柔らかさは変わらない。
この子を抱き枕にしたら気持ちよさそうだなあなどと思いつつ、丹念に胸を愛撫していると、彼女が思いもよらぬ提案をしてきた。

「ん?ああ……そういえば……っつ」

正直、腕の事など、ついさっきまで忘れていた。
だが、意識すると、鈍い痛みが現れてくる。
耐えられないほどでもないし、何なら闘技場のスタッフに言えば適当に治癒魔法をかけて貰えるだろうが、しかし……

「(無下にすることもない、よな)」

流れというものがあるし、何より彼女自身がそれを望んだのだ。
優しさを向けられるのは慣れていないが、不快でもない。
だから、男は上着を脱いだ上で腕を捲くり、モルファナに見せた。
そこには、青痣の上から、弧を描く傷がある。
幸い、そこまで深く達してはいないが、しかし見た目には派手な怪我に映るかもしれない。

「まあ、あんま気にしなくていいよ。腕を動かすのに支障はない」

安心させるように涼に笑みを浮かべてはいるが。
実は地味に辛いのは内緒だ。

モルファナ > 「気持ちーでショ。もふもふおっぱい、触るの初めテ?」

念を入れた愛撫の手つきに、ふ、ふ、と心地よさげに息を弾ませ、犬娘はくすくすと笑う。
心を読む術-すべ-はないが、娘は、ぐいぐい、と身体を擦りつけた。
捲くられた腕、痛々しい痕が残されたそこに、娘はそっと両手を伸ばす。

「クレス兄ィさンの傷……モルファナが、つけた傷……ン……」

気にするな、とは言われたが、実の所、傷をつけた事を言うほど気に病んだわけではない。
どちらかと言えば傷によるマーキングを確かめるような行動。
マッチポンプもいいところだが、治癒の『気』を乗せて自分がつけた傷をぺろぺろと舐めて労わろうとする。

聖職者や回復術師達の魔法のように瞬時に傷を塞ぐものではないが、痛みを和らげ、治りを少しだけ早める。
手をかざすだけでも『気』の効果はあるのだが、何故か自分の場合は舐めた方が効きが良い。
それが犬をベースとした種族柄ゆえかは、娘にも解らないが。