2019/04/25 のログ
マルティナ > 射精を我慢するなど、この開発され尽くした上にこんな状態の体では到底不可能。
執行されてしまえば結果は明らかだ。
なので、どう言われようと、他の何を捨てようとマルティナは嘆願するしかない。

「おねがい……、やめて……。
他の事ならっ、なんでもするから……!
そ、そうだっ!ここにいる皆のおちんぽっ咥えるからっ!
おまんこは使えないけどお尻も好きなだけ使っていいからぁ!
皆さんも私が射精するところ見るだけよりその方がいいですよね!?」

男たちに嘆願しても判断は変わりそうにない。
それならばと、観衆へ呼びかけそんな無謀な交換条件を叫ぶ。
だが非情なコールが止むことはない。

「やだやだやだぁ!
やめてよぉ!
ひどいっひどいこんなのやだぁ!」

説得も取引も無意味。
どうすることもできなくなったマルティナは、だがまだこれから起きる結末を受け入れる事が出来ない。
打つ手がなくなりそれでも最後の抵抗か、子供のように泣きじゃくる。
涙がボロボロと零れ、今は酷い顔をしている事だろう。
今まで多様な陵辱を受けてきたが、こういった形で辱められるのは始めてかもしれない。
処女は、獣のような下等なモンスターに輪姦され誰も見てない檻の中で何の感慨もなく散らされた。
始めてのフェラは、目隠しをされ肉棒を口だけで判別出来るまでしゃぶり続けさせられた。
お尻は、一ヶ月後オーガのオナホにすると宣言され割かれたくなければと言われ必死で自分で拡張させられた。
肉体と精神はこれ以外にも無数の陵辱を受けてきた。
しかし、こんななけなしのアイデンティティを汚すような真似はされていない。
それが飼い主の狙いでわざとなのか、それとも発想になかっただけかは分からない。

「いやあああ!!!
やだああぁぁぁぁ!!!」

悲鳴をあげながら陵辱の記憶がフラッシュバックする。
今回の、ほんの僅かに残った心の拠り所を汚すような所業と比べればどれも大したことがないように感じてしまう。
懇願も取引も無駄で、いくら叫ぼうとやはり何も変わらない。
軽い浮遊感の後、風圧を感じる。
暫しの間お預けされていた肉棒には、甘い、あまりにも甘美な快感が走る。
道具が与える快感としては、これは極上といっていいだろう。
敏感な上に散々焦らされた肉棒が耐えられる道理などなかった。
その間にも、祖国の旗はどんどん目の前に迫る。

「やだあああああああっ!!!おおぉぉっおおおおおっ……、おごおおぉぉぉおおお……♥」

いよいよ旗は眼前。
汚したくない一心で無駄と分かっていながらも堪らえようとするが、やはり無駄。
悲鳴は嬌声に変わり、絶叫の中今日一番の射精が始まる。
ただでさえ常人を遥かに凌駕する大量射精をする体だが、焦らしに焦らし、圧倒的な快感ん居晒された射精は通常時の更に数倍に至る程。
体のどこにこんな体液があるのかというぐらい、盛大に精液が噴き出す。
精液を随時急速に補給しているマルティナだから起きてしまう射精だ。
白濁した濃い粘液が、旗に降り注いで余すところなくそれを汚していく。

クレス・ローベルク > 彼女の、心の拠り所が。
アイデンティティそのものと言っていい程の旗が。
汚らしい白濁にまみれていく。
しかし、マルティナの精液は濃く、量も大量と言っても、何せブランコだ――ずっと同じ地点に留まっているわけではない。
旗は大部分からすればそこまで汚れるわけもなく。
マルティナの身体は、後ろへと引き戻されていく。

そして、それと同時に、無情なまでの快楽を叩きつけた筒は、しかしブランコが到達点に達した所で、一度責めをやめる。
とはいえ、これは優しさではない。
何故なら。

「おかえり。そして、またいってらっしゃい」

そう、何せブランコだ――彼女に、旗を汚させるチャンスは、振り子が旗の側に到達する度に到来する。
その為の絵の具は、節約するに越したことはないという、それだけの理由。
そして、その度に、責めが再開され――また旗を汚すことになるだろう。
何度も、何度も。彼女の精液が尽きない以上、おそらくは旗が完全に真っ白になるまで――

マルティナ > 揺り返す度射精を繰り返す。
一度目の射精程ではないが、ほぼ無尽蔵の精液は絞ればいくらでも出てくるようで。
旗が近づく度に白濁の汚れは面積を増やし、紋章を覆っていく。

「もう、やめて……、ふぎっ♥
いぎぃぃぃ♥」

弱々しく呟くも、強制的に快感で上書きされあえなく射精。
そしてブランコが引く間だけ僅かに正気になり、その間絶望に襲われ続ける。
こんな状況でも射精が止まらない体を恨めしく思う。
こうして汚しているのは、ただの旗に過ぎない。
しかし国の象徴であり、マルティナはこんな姿と身分になろうと王女である。
罪悪感や無力感。
それだけではない、様々な感情がないまぜになって胸中を渦巻いているのに、射精をするのは気持ちよく止める事が出来ない。
インターバルは終わり、また旗が近づく。

「やだぁぁぁ……ああ……♥」

もはやマルティナに出来る事は、最後の抵抗として悲鳴を挙げる事のみ。
しかしその声も最早か細い。
その抵抗もやがて力尽き、旗を白濁で染め終える時には、アヘりながら弛緩した顔を晒すだけとなっていた。

クレス・ローベルク > 幾度となく、ブランコを押し、彼女をあちらに押しやる。
彼女もご苦労な事だが、こちらとてそれなりに疲労感はあるのだ。
何せ、毎回力一杯ブランコを押すのは純粋に疲れる。
こりゃ、明日は腕パンパンかな、と思う。

「それにしても、何というか……っと。堕ちるまで堕ちたって感じだなあ……」

マルティナを押しながら、男は溜め息をつく。
10歳下の少女には、重すぎる責めを行うのに罪悪感が無いわけではない。
勿論、現にこうして責めを継続している以上、言える義理は全く無いわけだが。

「ま、これもお仕事だし、どうせこの後は会うこともないだろ。
感情移入してもブルーになるだけだし、程々でやめとこう。
さーて、そろそろ半分ぐらいは終わったかなあ」

そう言って、男は性的と言うには力仕事な凌辱を継続する。
……ところが、この話にはほんの少しだけ続きがあって――

マルティナ > 宣言通り陵辱は成功した。
精魂尽き果て、控室へ運ばれた後も暫くは反応もみせずマルティナは放心を続けていた。
やがて力なく起き上がると、最低限汚れを落として荷物をまとめ闘技場を後にする。
ただし、その前に一通の手紙を残して。


最初に偶然クレスと出会ったベンチ。
明け方、マルティナは一人そこにいた。
格好は闘技場の時とは違い、いつもどおりの高露出ファッション。
まだ人は少なく昼間とは随分空気が違う。

「昨日はお世話になりました。
まさか本当に来て頂けるとは思いませんでしたけど」

呼び出しておいて意外そうな反応。
話しかける相手は、昨日の試合でマルティナを陵辱した剣闘士、クレス。
しかしマルティナの声に棘はなく、再会出来てほっとしたという感じで。

「ええっと、改めて昨日の事を謝りたいと思いまして。
まずは、勝負を汚すような真似をして申し訳ありませんでした」

謝罪の内容は、一応昨日も言った事だが勝負を半ば捨ててお腹を庇った行動の事だ。
どうしても心残りで、それを放置したままにしてはおけなかった。
だが今謝ったそれは戦士としての理由。
まだ謝る事は残っている。

「それと、あれは多分クレスさんを傷つけるような事だったんですよね?
……事情は分かりませんけど、ごめんなさい」

深々と頭を下げるマルティナ。
気がかりだったのは、トラウマという言葉。
あんまり掘り返すものではないのだろうが、意図せずとはいえそれに触れてしまった事も改めて謝りたかった。

クレス・ローベルク > 男は、前と会った時と変わらず温和な笑みで。
しかし、一切の油断なく。マルティナに最初に会った場所に居た。
今日は、前と違い、他に人は居ない。
それはつまり、どんな魔法を撃っても人を巻き込む心配がないということ。
故に男は、いざとなったら直ぐに逃げようと心に決めていたのだが――予想を裏切り、彼女は、開口一番謝罪を口にした。

「……は?」

いや、それはもう謝っただろう、と男は思う。
それは勿論、勝負を汚されたという憤りがないとは言わないが、しかしそこまで根に持つことじゃない。
だが、彼女はそこに、更に謝罪を重ねてきた。
こちらを傷つけて、ごめんなさい、と。

「いや、そっちもそこまで根に持つことじゃないし、そもそも俺の方がよっぽど君を傷つけたと思うんだけど……」

そもそも、勝負の最中だったのだ。
心にしろ身体にしろ、傷つけられるのは当たり前。
だからこそ、男も容赦なく、十歳下の子供を攻撃できたわけで。

「……まあ、でも。謝られたなら、応えないとな。
うん、それについては許す。
それはそれとして、もう出産するまで無茶しちゃ駄目だよ。
怒っていると言うんなら、そっちに怒ってるからね、俺は」

幾ら金が必要だったと言っても、やっぱりその状況で戦うのは行き過ぎだ。
流産の恐れもそうだが、何より男が肝を冷やした。
だから、それについては釘を刺す事にした。

マルティナ > 身も蓋もない警告に気まずそうに視線を泳がせ苦笑い。
そして思わずお腹に手を当てる。
常識的に考えればこんな状態で出場など無茶もいいところだ。

「あ、あははぁ……。
そう言われればその通りなのですが、私にも色々と事情と都合がありまして。
クレスさんも何か事情があるからこんな稼業を続けているんじゃないですか?」

相対して感じたのは、妙な薬は使うものの基本的な戦闘技能は十分高い。
剣闘士でなく冒険者でも程々に稼げるだろうに、剣闘士を選んでいる以上それなりの理由があっての事だろう。
無論詮索するつもりではない。

「それにしても、本当酷い目に遭いました。
よくあんな鬼畜な所業を思いつきましたね?
かなり堪えましたよ」

昨日の陵辱ショー。
マルティナの体は殆ど手を出されていないが、今まで侵されていない部分を散々に犯された。
見事な手腕ともいえるが流石に矛先を向けられた身ではそこまで褒める気にはならない。
仕事だからという事も彼の人柄に触れて理解しているので恨む気にもなれず、こうして呼び出して会っているのはその辺りの心の整理をつけたいという意味もあった。

「まあ恨んではいませんけれど。
とりあえず、もし次に勝負する機会があったら、今度こそ勝ちます」

冒険者の、戦士の顔で不敵に笑顔を見せるマルティナ。
格好がこれなのでかなりミスマッチな光景だが。

クレス・ローベルク > 勿論、これは余計なお世話だ。
闘技場に『妊婦の出場は禁ずる』などという決まりはない。
必要以上に正論を振りかざすつもりもない。

「まあ、俺は事情らしい事情はないんだけどね。冒険者の仕事も副業でやるし、単にこっちの方が趣味に合うだけ」

実家への嫌がらせという面もあるが、あまり詳しく語っても仕方ない。
隠すつもりはないが、身の上話を必要以上にやっても鬱陶しいだけだろうし。
とはいえ、鬼畜な所業とまで言われると、流石にちょっと心外である。

「俺だって、他にやりようがあったらそっちにしたさ。
でも、肛内射精じゃ演出として盛り上がりきらないし、妊婦に必要以上の無体もし辛いし。かといって、普通の愛撫責めじゃ君耐えちゃうし。
としたら、後はもう精神を責めるしか無いだろ……多少趣味入ったのは認めるけど、寧ろ気遣いの結果だぞ、あれ」

元々、焦らし攻めで相手に懇願させたりするのが好きな男だ。
今回の責めは、そのバリエーションとして考えていたもの。
本来は旗ではなく、観客に浴びせるのだが。
彼女の来歴もあって、想像以上の効果を発揮してしまった。
とはいえ、それでも挑むと言うのなら、男は笑って応えるしか無い。

「ああ。その時は、また全力でお相手しよう。
勿論、敗けた時のお仕置きも、全力で、ね」

マルティナ > 「今日はわざわざ出向いて頂き、ありがとうございました。
おかげで色々と整理がついた気がします」

今度はお礼と共に頭を下げる。
昨日の陵辱は少なくない傷を刻んだが、こうして無事でお腹の子も元気だ。
王都に残してきた妻の姿を脳裏に描く。
過去を散々に犯された結果、今とこれから何が一番大事か改めて分かった気がした。

「さて、それでは私は次の仕事を探しに行くとします。
賞金が貰えなかったので、妻へのお土産のためにもうちょっと稼いでおきたいので。
流石にこんな無茶はもうしないので安心して下さい」

頭を上げると晴れ晴れとした笑顔。
クレスに別れを告げて、背筋を伸ばしてその場を立ち去るのであった。
こんな格好なので様にならないのは残念であるが。

クレス・ローベルク > 「そっか。俺もまあ、正直罪悪感はあったし、来てよかったよ。
……お礼参りだったらどうしようとか、直前まで思ってたけど」

色々と思う所、聞きたいこともあるが、それは言わず聞かずが花であろう。
もしかしたらまた会う機会があるかもしれないが、その時は、また最初に会った時のように、話をすればいい。お互い、含むものなど、もう無いのだから。

「それじゃあ、また。身体に気をつけて……じゃないな」

勿論それもあるが、それ以上に彼女にかける言葉があった。
立ち去る彼女の背中に、声を投げかける。

「ご家族と仲良くね。
それと……剣闘士、クレス・ローベルクをどうぞよろしく!」

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からマルティナさんが去りました。