2019/04/11 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 『さあ、今日も始まりました、アケローン闘技場、興行試合――』

「ふんふんふーん♪」

何時ものように、歓声に彩られた闘技場。
その中心に、青い闘牛士服の男が居る。
今日は、珍しく鼻歌など歌っている。
というのも、最近、やけに調子が良く、賞金で懐が潤っているのだ。

『闘技場側の選手は、最近五連勝中のクレス選手!
対するは――』

実況の案内とともに、今日の対戦相手がやってくる。

クレス・ローベルク > 男の懐は潤っているが、しかし問題がないでもない――つまり、それだけ運営側が、強い対戦相手を当てやすいということだ。
連勝選手は、短期的には話題になるが、それが続くと癒着を疑われる原因となる。
故に、ここらへんで『俺らマジだぜ』と見せる為に、強い敵を当ててくる可能性は十分にあるのだ。

「(まあ、しょうがない。こればっかりは)」

とはいえ、負けるつもりはない。
決して油断しないよう、気をつける事にした。

クレス・ローベルク > ――試合が始まる
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。