2018/10/30 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 『今回の定例大会もいよいよ佳境です。現在の勝ち抜き選手はクレス・ローベルク選手です!』

そんなこんなで、定例大会である。
今回は勝ち抜き戦。とはいえ、街のチンピラレベルの質の悪い選手は、クレスが殆ど速攻で倒してしまった為、その選手の数は大分減っているが。

『いやあ、闘技場側の選手が連勝とか、ほんとこの男空気読めないですよね!死ねばいいのに』

「ひ、ひどっ!?」

そんなコントをしているが、実際男もそれは思っている。

「(うーん、楽勝すぎるとなあ。闘技場側のやらせなんじゃねーのって思われるから嫌なんだよねえ)」

負けるつもりはサラサラ無いが、しかしこの辺で『程よい苦戦』は観客に見せておきたい。そう思い、挑戦者を待ち受ける。

『さあ、次の選手は果たしてこのKY剣闘士を倒してくれるのでしょーか!それでは、次の選手、入場です!』

実況娘の声で、闘技場の扉が開く。

クレス・ローベルク > 『今回の選手は――』

新たなる対戦相手の入場。
それが誰であれ、男が出来るのは、真剣に、しかし気張らずに戦うことだけ。
果たして、戦いの行方は――

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。