2018/10/27 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 今回の大会は、何時もと少し毛色が違う。
何が違うかと言えば、賞金の集め方だ。本来、賞金の集め方は、出場者が出す出場費を合算し、そこから闘技場側の取り分である何割かを差っ引いた物が賞金となる。
その為、賞金と言えど、然程高い金にはならない。
しかし、今回は……
「いやあ……集まったなあ、金」
会場の中央に、ガラスのケースが置かれており、その中にはうず高く金貨が積まれている。これら全ては、希望する貴族、商人達から集めた物だ。何枚あるのかバカバカしくて数える気にもならないが、これら全てが今回の賞金である。
「まさか、『腕に覚えの有るフリーの戦士が集まる場所だから、私兵部隊や護衛の人材を探すのに最適だよ!』って声をかけて、投資を呼び込んだらここまでになるとは……」
勿論、それをやったのはクレスではなく、闘技場を運営するお偉いさんなのだが。とにかく、これだけの金を受け取っておきながら、何もしないのは色々と問題が有る。というわけで、受け取った額の1/2を賞金に回し、この『特別大会』が開かれる運びとなったわけだ。
「やっぱり、魔族の侵攻とか、内輪もめとか、上の人達も敏感なんだろうねえ……」
勿論、投資した彼等には、この戦いでめぼしい人材の情報などを詳しく寄越す予定では有るが。そこまでして優秀な戦士が欲しいのかと首を傾げたくはなる。しかし、そんな事は気にしてない、脳天気な実況娘は、今日も元気に戦士を呼び込む。
『さあ、闘技場側が用意した戦士を打倒し、この莫大な賞金を手にする者は果たして現れるのでしょうか!それでは、第一の戦士、入場です!』
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 『さあ、今回の戦士は――』
試合が始まる。クレスは位置につき、挑戦者を迎え入れた――
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。