2018/10/14 のログ
■クレス・ローベルク > へたりこんだ彼女の非難するような声を受けて、男は卑下た笑みを浮かべる。
勿論この後の行為も楽しみだが、何より敗者からの非難、雑言、そういった物を受けた上で、その女を喰らい尽くすのが、彼の楽しみであった。
だから、こちらの品性を疑う言葉に対し、「最高の褒め言葉だ」と嘲笑い、
「まあ、こういう場所に来たんだ。それなりの覚悟あって来たんだろう。さて、それじゃあ、お楽しみの前に、まずはその邪魔な鎧を……えぇ……」
脱いでもらおうか、と言おうとした時には、既にその鎧は明らかに防具ではなく、ちょっと凝った娼館に置いてある様な、特殊なソレに変化していた。
「確かに鎧も武器と同じく変形すると予想はしてたけどさ……」
呆然と見ていたクレスだったが、しかしはっと我に返る。
これでは彼女のワンマンオナニーショーだ。それはそれで需要があるのかもしれないが、自分の居る意味がまったくない。だから、クレスはアリゼの両手を取って、性器から強引に引き離す。
「――おっと、勝手に始めてもらっちゃあ困るよ。君は負けたんだ。なのに独りよがりに快楽を貪ろうなんて、礼儀というものを知らないね、君は」
そう言うと、彼女の身体を抱きかかえ、闘技場の壁の前に彼女と一緒に腰を下ろし、脚を絡めさせて彼女の脚を広げさせる。当然、性器など弄れぬよう、両手はしっかり抑えたまま。よく見ると、壁には小さな水晶体が埋め込まれている。それは、この会場の上部スクリーンに繋がる、魔導撮影機だ。
「さあ、先ずはご挨拶だ。会場の皆様にこう言うんだ。『私は無様に敗北を喫した恥知らずの発情女です。どうか皆様、私が淫らに悶えるさまを見て、私をしっかり躾けてください』ってね」
勿論、言わないならば、それはそれで。言うまで相応のお楽しみをするまでだが。
■クレス・ローベルク >
■アリゼ > 止まらぬ火照りを自慰だけで鎮めるのは無謀だと分かっていても、
秘所をかき回す指の動きは止まらない。誰かに見られることですら悦びに感じるように
呪いのタトゥーが働きかけているとはいっても、これはもう素質があったのだろう。
男の手が無理矢理アリゼの両手を引き剥がしたとき、ヒクつく膣口はもう少しで絶頂できるというところだったのだから。
「離せっ!……でないと身体が、熱くっ……♥」
発情によって力が抜けた身体ではまともな抵抗はできず、男にされるがままに脚を広げて
魔導撮影機に今の自分が克明に記録されていく。男はその状態のまま、"挨拶"をしてみせろと言ってきた。
力さえ戻れば即座にそのよく喋る口ごと跳ねてやりたいという気持ちを込めて睨みつけ、フン!と鼻息一つで誤魔化した。
「誰が……そんなことを言うものかっ……♥
男なら自分のそれで、言わせてみせろっ……♥」
広げた股からにじみ出る愛液はぽたぽたと零れ落ち、男の服を汚していく。
未だ収まらぬ発情は下品な腰振りとなって現れ、その動きもしっかりと撮影されて、スクリーンに映し出されてしまう。
周囲からの視線がだんだん熱く、じっとりとしたものになっているような錯覚を覚えるほど身体は火照ったままであった。
■クレス・ローベルク > 「離してほしかったら自分の力でそうさせるんだね。まあ、無理だろうけど」
あの媚薬の効力は、何度も人を使って確かめたからよく解っている。
どうやら快楽に対して経験がないという訳ではないようだが、だからこそ、この媚薬の、快楽への誘いには逆らい難い。
なので、快楽によって蕩けそうな彼女が、自らを振り絞って見せた殺意の表情にも全く動じず。
「おやおや。挑発してるつもりかな?まあ、君が一切の尊厳を投げ捨てて、快楽を乞う姿を見たかったのは確かだが……あまり長い時間をかけてしまっては、観客の方々が退屈か」
そう言うと、ズボンの股の金具を下げ、自分自身を顕にする。
並より一回り以上大きなソレを、アリゼの背中にぴたりと押し付ける。
「お望み通りにしてあげよう。さあ、果たして何時までその威勢を保っていられるかな……?」
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からアリゼさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」からクレス・ローベルクさんが去りました。