2016/12/05 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にマルティナさんが現れました。
■マルティナ > 首輪とブーツのみ身につけた姿で入場してきたマルティナ。
対戦相手が名乗り出るまでこのままここで待機しなくてはいけないし、それまで武器も与えられない。
体を隠そうにも性感帯にうっかり触れるとそのまま自慰を初めてしまいそうになるぐらい敏感になっている。
それにこんな状況では今更隠したところで仕方がない。
奥歯を噛み締め拳を握り、裸体を晒す恥辱に耐えながらただ待つ。
クゼラに捨てられ、魔族から解放されて自由になったのはいいが体は更に淫らに改造されていた。
男性器は更に肥大化し、陰嚢には祖国の紋章が刻まれている。
今は勃起していないので見えていないが、勃起してしまうと陰茎に隠されていた紋章は観衆の目に晒されてしまう事だろう。
更にリズリーによる淫魔化は免れたものの影響を完全には防げていなかった。
体は他人の精を欲するようになり、性欲や感度も上がってしまっている。
こうして視線に晒されているだけで興奮は高まり、男根は徐々に大きく高く勃起していっている。
「くぅっ…!静まれっ、静まれ…!」
食いしばりながら自分に言い聞かせるように小さくつぶやく。
だが意志力程度でこの生理現象は制御する事は出来ず、何とかこらえようと険しい表情をしたまま結局は隆々と勃起してしまうのだった。
人間の常識的なサイズを遥かに越えた勃起を晒し、更には屈辱的な部位に刻まれた祖国の紋章まで露わになった。
たまらず陰嚢を両手で隠す。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にセリオンさんが現れました。
■セリオン > この日の対戦相手はなんと、観客席からの飛び込みであった。
まれに闘技場ではこういうことがある――大概は物好きな酔っ払いが、身の程をわきまえず飛び込んで来るような事例だが。
そういう時は、闘士に乱入者があっさりと叩きのめされ、本戦前の賑やかしで終わるのが常である。
この時は、少々訳が違った。
「……あら、貴女。どこかで見たような顔ですね」
酒瓶を片手に飛び込んで来た酔っ払い――だが、足取りはしっかりしているし、目も焦点が定まっている。
その顔をマルティナは覚えているだろうか。
たった一晩、それも狂宴の場で遭遇したばかりであるが、少なくともこの女は覚えているようだ。
武器は――見たところ、身につけていない。
空になった左袖――〝あの日〟は、この女には左腕が有った。
見る限り、闘技場の戦士には似合わぬ修道服。本当に戦えるのかと、疑うものとて居ようが。
「それじゃあ、始めましょうか――そのペニスが、一人で暴発しないうちに」
女は、それが当たり前であるといわんばかりに、酒瓶を掲げて構える。
酒の臭いがたんとする口は、マルティナのいきり勃ったものを、観客に聞こえるように嘲笑った。
■マルティナ > この対戦相手にはマルティナも見覚えがあった。
以前酒場で散々に陵辱してくれた謎の修道女。
もっとも、覚えていたところで結局正体などは謎のままなのだが。
「……お久しぶりですね。随分様変わりしているようですが、お互いに」
確か以前は不具ではなかったと思うのだが、あちらはそれ以外これといって変化は見られない。
それに対して自分の方は、五体満足ではあるがかなり様変わりしている。
元々体格に不釣合いな大きさだった男根は更に異常な肥大化をしていて、陰嚢には新たに紋章が刻まれている。
更に乳首の先には炎が灯っており異様さは大きく増している。
「ただの奴隷だと思って、侮っていては怪我をしますよ?」
挑戦者が現れた事によりマルティナにも武器が渡された。
使う武器は短槍と軽い円盾でマルティナが要求した通りのもの。
酒瓶を構えるセリオンに相対し、勃起が治まらないままマルティナも武器を構えて出方を伺う。
■セリオン > 酔人ではあるが、舌禍に淀みは無い。
むしろ酔っているだけ機嫌も良いのか、唇に些か歪んだ笑みを浮かべる。
口に瓶を運び、ぐいと傾けて中身を幾分か口内へ――女の手にある酒瓶は、まだまだ半分以上も中身が残っていた。
マルティナが武器を持ち、闘技場に二人だけが残されて、ついに戦いが始まった。
女は、無言で距離を詰める。
他者を言葉で嬲るだとか、あざ笑うだとか、そういうことを楽しむ女が、まるで口を利かないのだ。
真剣な格闘の場では、さすがに軽口も叩けないのか?
どのようにマルティナが考えるかはさておき、女は歩いて、まっすぐに間合いを詰めて来る。
もう一歩だ。
もう一歩で、短槍の間合いに入る――
「――ふっ!」
その瞬間。女の口から、マルティナの顔めがけて、赤色の液体が迸った。
酒だ。
先ほどの動作は、酒を飲んだのではなく、口内に溜めただけ。それを腹圧と爆発的な呼吸で、鉄砲水のように打ち出したのである。
女は、それを目潰しの代わりとして、一気に走って間合いを詰めようとするだろう。
――そして、もし、女に間合いを詰められてしまったのなら。
右足が、地を蹴って跳ね上がる。だがその狙いは、腹でも顎でも無いのだ。
股間。
露わにされている陰嚢を、下から足の甲で打ち上げるように、女の足は振るわれるのである。
どんな闘士だとて鍛えられない箇所を、無情に狙う一撃だ。
■マルティナ > 相変わらず得体の知れない相手。
単に侮って武器を持たず現れたのであればいいのだが、勝算あっての策だとしたら……。
こうして相対してしまっている以上分析に割ける時間は僅か。
今のところ、何か仕込みがあるとしたら露骨に怪しい酒瓶と消えた片腕辺りだろうと当たりをつける。
そして、いよいよセリオンが動いた。
体の疼きに耐えられなくなる前に仕掛けてきてくれたのは有り難い。
怪しい動きが見受けられないままお互いの距離が狭まり、そろそろこちらの間合いになろうというところ、注視していたところとは違う、セリオンの口からの奇襲。
「そっち!?でも!」
かわしきれなかったものの、何かがあるだろうと警戒はしていたので咄嗟に盾をかざし目潰しは防いだ。
次はこちらの番と、槍の横薙ぎで反撃を入れようとするも、セリオンが距離を詰める方が早い。
■セリオン > 「ちぃっ」
修道女らしからぬ舌打ち。目潰しが失敗したのが、よほど悔しかったのだろうか。
視界を奪っていれば、間髪入れずの急所蹴りを入れていたのだろうが、そのまま足は前進に使う。
幸いなことに、間合いは十分に埋まっていた。
相手が槍を振るう。
こちらが進む方が速い。
なら――
「おうりゃあ!」
女は、真正面からマルティナへ体当たりを仕掛けた。
技も何もない。身長と体重で自分が勝っているのを良いことに、自分を質量兵器としてぶつけていったのだ。
密着し、押し倒してしまえば、槍の長さも邪魔になるばかり。そして密着の間合いなら、幾らでも仕掛ける技がある。
女は、体当たりでマルティナを押し倒して、その腹の上に跨がろうとする。
いわゆるマウントポジション、闘技場の徒手格闘ではまま見られる、上の側が有利となる体制である。
■マルティナ > 隠し玉はこの目潰しだけだろうか?
袖の中に何か隠してないか危惧しているのだが今のところ特に仕掛けはない。
ともかく横薙ぎの槍を振り抜くべく力を込めるが、セリオンの思い切りの良い突撃の前に有効打にならず柄で軽く彼女の体を打つ程度になってしまった。
そのまま勢いを殺しきれず押し倒され、更に伸し掛かろうとするセリオンに対しマルティナは盾を鈍器のように叩きつけて応戦しようとする。
■セリオン > 体重差というのは、密着戦ではやはり大きな武器となる。
これで両腕が揃っていれば、瞬時に相手の腕を押さえつけ、関節を取ることもできたのだろうが――
あいにくと今は片腕。さらにその手に、酒瓶を未だ持ったままだ。
視界の横から飛んでくる盾の一撃。とっさに肘を突き出し防ごうとするも――
「ぬ、がっ……!」
肘の骨を鈍器に強打される――これもまた、鍛え難い箇所への一撃。
腕がしびれ、次の打撃はろくな威力も乗るまい。また、マウントポジションを取るのにも失敗する。
どうするか。
このままでは、次の瞬間、短槍に狙われる。
女の判断は、早かった。
「露出の癖が仇になりましたね……!」
露出が、マルティナの意思であるか否かを、この女は知らぬものの。
彼女の外気に晒された肛門めがけて、女は酒瓶の口を突き込もうとする。
肉輪を押し広げて瓶の口が入り込めば、そこから吸収率の高い腸粘膜へ、強い酒が直接注がれて行くだろう。
それは例えるなら、毒虫が血管めがけて針を突き刺すのと同様の、悪意ある攻め手であった。
■マルティナ > 「た、大したことありませんねっ!」
異様な雰囲気や隻腕となった容貌に警戒して気圧されていたが、戦力としては所詮武器を持たない隻腕の女性でしかないようだ。
思い切りがよく臆さないところは脅威ではあるが、落ち着いて応戦すればどうということはなさそうだ。
正直、なくなった腕から触手が伸びてくるぐらいの事は覚悟していたが知らず知らず魔族や淫魔基準の考えになっていただけのようだ。
「露出癖ではっ…!ひぎっ!?ひにゃ……!!」
組み付かれなければどうということはない。
だが手加減が通用する程の相手でもないので、距離を取り少し痛い目にあってもらってからご退場願おうと攻撃を繰り出そうとしたところ、よりにもよってセリオンの狙いはむき出しの肛門であった。
絶頂できない状態でおあずけを食らっていた体は、肛門から侵入してきた異物に対して抵抗するどころか貪欲に咥えこんでしまった。
■セリオン > なるほど、格闘技術は、片腕と共に失われたかも知れない。だが格闘思考は変わらぬままだ。
むしろ驕りを忘れ、自分が弱者であると自覚した今のセリオンは、誰にさえ加減をしない。
それは、例え尻穴に異物を押し込まれ、艶めいた声を出す少女相手でも同じである。
「あらあら、呆気なく鳴いてくれて。たんとお飲みなさいな、安酒ではありますがね」
酒瓶の底を持ち上げ、中身をマルティナの後穴へ注ぐ。女の言う通りに安酒だが、少量で酔えるように度数は強い。
それが腸壁を潤し、体へ浸透していけば、酩酊感がマルティナを襲うだろう。
それに耐えようとする間も無く――後穴に押し込まれた瓶の口が、女の手で前後動を始める。
ぶちゅ、ぐちゅ――腸内の酒と外気を混ぜ返す猥雑な水音が、マルティナの耳にも聞こえるだろう。
その間に女は、足を器用に伸ばし、マルティナの手から槍と盾を蹴り飛ばしてしまおうとする。
これで武器を手放してしまえば、もうマルティナは、衆前で犯されるための人形となり果てる。
■マルティナ > 「おぉっ、ぐっ……、ふぐぐ……!」
肛門から直に注がれる酒精も確かに危険なのだが、マルティナにとっては肛門を異物に抉られる事の方がより直接的な脅威となる。
敏感な肛門への刺激がきっかけとなり、戦闘に集中する事で何とか忘れていた体の疼きが一気に襲ってきた。
もはや肛門への武骨な前後運動に抗えない。
だが武器だけは手放さないと、セリオンの蹴りから逃れて弱々しくも槍を振り反撃を試みる。
■セリオン > 「ふむ、まだ反撃の気概がありますか……」
振り回される槍の柄を、油断なく腕で受けながら、女は自分の認識を改める。
快楽に弱い少女かと思ったが、武器を持てば戦士の意地を示して見せる。
これは迂闊なことをすれば、呆気なく自分が地面に転がされかねない。
女は、右足を振り上げた。
勢いと体重を靴裏に乗せ、それでマルティナの肘を踏みつけようというのだ。
片方ずつ、左右の腕を痛めつければ、槍も盾も振るえなくなる筈――そう考えた。
だが、それだけでは終わらない。足はまだ地面に降りず、空中で軌道を変える。
その足は最後に、マルティナの尻穴へ挿入された瓶の、底をめがけて振るわれた。
女の足は杭打ち機のように、マルティナの腸の更に奥深くまで酒瓶を押し込むだろう。
肉穴自体も、瓶が奥深くまで進むにつれ、咥え込むその場所が太くなり、より大きく広げられることになる。
「抵抗するなとは言いません……が、叩き伏せます」
女は、飽くまで油断なく、少女に言う。
「その勃たせているものに、用事がありますので」
――どうにも、付け足す言葉は、あれなのだが。
■マルティナ > 「ぎっ…!ぐ、くぅ……!……ふおっ!?んおおおっ!!!」
十分な力の入らない攻撃ではやはり通じない。
抵抗虚しく肘を踏みつけられれば、手に力が込められなくなり気力ではどうにもならずいよいよ武器を手放してしまう。
だがその時も悲鳴は飲み込んだが、次に肛門の酒瓶を押し込まれた時は耐えきれなかった。
肛門で絶頂し、痙攣しながら力なく地面に転がる。
■セリオン > 「ふぅ……やっと止まった」
獲物が動かなくなった――過去のセリオンならば、この瞬間に嬉々として食い付いていただろう。
だが、念の為にと、マルティナの手の届かないところまで槍と盾を蹴り飛ばしてから、彼女の足の側でしゃがみ込む。
目の前には、酒瓶を咥え込んだ尻穴、対照的に何も与えられぬままの雌穴と、隆々といきり勃つ肉棒。
「では、実験体になっていただきましょう……!」
女の手は、なんの躊躇いもなく、マルティナの肉棒へと伸びた。
マルティナの背丈の二割もあろう長大な肉棒は、片手で指が回りきるかどうか。手の平の横幅から、優に三分の二もはみ出している。
そのはみ出した部分へ、女は唇を近付け、口を開いて硬勃起を飲み込み始めた。
「ん――ぉ、ぅ……?」
だが、マルティナの肉棒が巨大過ぎる。女の喉奥に亀頭部分が触れても、半分も口内に収まっていない。
手と口とに同時に包まれながら、まだ何にも触れられない部分が10cm近く残っているのだ――これには観客も、特に男どもが大いにどよめく。
「ふぅ――ふふ、んっ、ん……」
やがて、女は手を動かし始める。
唇の端から溢れる唾液を指に絡め、巨大な肉竿を手で扱きながら、亀頭部は口内で、舌で舐め回すのだ。
両性具有の女を相手取ったこともあるのか、その手付き、舌はやけに慣れていて、射精感は直ぐに訪れるだろう。
だが――仮に、射精してしまったのなら。
一度、二度、三度、吐き出しても吐き出しても、そのいきりが収まらないことに気付くだろう。
そして射精の度、精液と共に、体内の魔力までが快楽を伴って、強引に尿道から吸い上げられるような感覚を味わうだろう。
いわゆる房中術の一種であるが――それはまだ不慣れでありながら、既に狂気的な快楽を伴うものであった。