2016/09/30 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にリムルさんが現れました。
リムル > (――腕試しの為に。ついでに賞金も貰えれば儲けもの。そう言って闘技場にエントリーをする女性の戦士もそこそこいる。そして、この刀を携えた軽装のエルフもその一人である。ほんのり懐も寂しくて、ここで自分の力がどれくらい通じるか試してみるのもいいだろう・・・と

――闘技場の地へエルフは降り立つ。わぁっ、といよいよ始まる戦闘へ湧きだつ歓声をその身に受けながら闘技場の中央へエルフは歩をすすめる。軽装を好む少女は肩や足を大胆に露出した動きやすさ重視の服装で闘技場の中央へ。これより始まる血湧き肉踊る戦闘に心躍らせる者もいれば、この大胆な服装をしたエルフの陵辱劇を期待する視線をこちらに向けてくるものもいる。・・・この闘技場は敗者にはその手の 辱め が許されている闘技場だ。特に、女性であればそれを受けるのは免れないであろう。しかし、それでも少女はこの闘技場に参戦した。そのリスクを負ってでも、これで勝ち抜いた際の商品のメリットは大きい。最近懐も寂しいだけに、ここで勝って、実力を示し、美味しいごはんを食べて帰るのだ。そんな夢を胸に、ぎりっ、と刀を強く握りしめ・・・自分を迎え撃つ対戦相手を待って)

ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場」にフォークさんが現れました。
フォーク > 闘技場の『怪物』が、降臨!!!!!

物々しい太鼓の音と共に、少女と対面する選手入場口から一人の闘士が姿を現す。
顔は覆面に覆われて正体はわからないが、それでも鍛え上げたれた褐色の肉体と刻まれた古傷は歴戦の猛者であることを物語っていた。

「うわははははは! このザ・バーバリアン様の餌食となる可哀想な子猫ちゃんはどぉ~こだぁ~?」

男の入場で、会場が一斉に沸く。
闘技場の怪物と異名を取るこの男は、ただ強いだけでなく魅せる戦い方をするからだ。
金を払って闘技場に来る客は、エンターテイメントを求めている。

男は少女を発見する(とっくに視界に入ってはいたのだが)と、太い両腕を組み背をそらす。

「ほお、これはお珍しい。エルフのお嬢ちゃんか。随分と細い体をしているな。ぶっ壊さないように注意しねえとな!」

と、大声を出して嗤うのであった。あんまり声を出しすぎて、数度むせた。
闘技場の悪役キャラは、これはこれで大変なのである。

リムル > (びくっ と、大地を揺らすような大声と、太鼓の音に田舎者のエルフは驚いたように身体を跳ねさせる。・・・観客を沸かせるのに有効なのかもしれないが、突然はやめてほしい。びっくりする。

そして、その大地を揺らすような声の主にと視線を合わせれば・・・褐色の鍛え上げられた肉体。刻まれた無数の傷。あれが実はきぐるみなんです、というオチがなければ紛れもない、強者・戦士であることを伺わせる。しかし、こちらも一歩も引かぬ、とばかりにぎろり、と鋭い視線を彼に向けて)

・・・だいじょうぶ?

(むせた大男に対し、この闘技場に入って初めて発した声は彼を気遣うような言葉であったそうな。ごほごほ、と咳き込む様子からは 風邪でも引いたのだろうか・・・と、心配をさせる。・・・やはり腰に毛皮一丁、というのは寒いのでは。)

・・・せいぜい見た目に騙されていて。貴方が油断している隙に、その御首、頂くわ。

(そして、闘技場に響かせるのは凛、と澄んだ声。静かな闘志を滲ませて少女からも彼へ宣戦布告する。本当に首を頂くわけではないが・・・その自信、正面から斬り裂いてやろう・・・!)