2022/12/29 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にエレイさんが現れました。
エレイ > ──静けさ漂う、人気のない夜の倉庫街。
立ち並ぶ倉庫の間の路地を、腰に明かりの灯ったランタンを下げながらざしざしと
歩いているのは特徴的な銀色のジャケットを羽織った金髪の男。

「──くーぁぁぁ……」

男は歩を進めながら、誰も見ていないのを良いことに盛大に欠伸をかます。
……いや、この男の場合見てても構わずやるのだが。

男は倉庫街の警備の依頼を受けてこの場におり、今は怪しい人物などがいないかどうか
警邏している最中である。

……とはいえ今の所不審な何かが見つかることもなく、男は暇であった。

「ンン……何もないのは良いことではあるが……うぅむ、屯所に戻って寝てようかなもう」

などとため息混じりにボヤキを漏らし。退屈そうな面を下げたまま、ダラダラとやる気なさそうに巡回を続けてゆく。

エレイ > その後も特に何事もなく、その晩は平和に過ぎて──
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からエレイさんが去りました。